寒くなりがちな吹き抜けではどのような対策が必要?寒さ対策を紹介します!

投稿日:2022年12月04日

欧米のような吹き抜けが家にあれば素敵ですよね。

開放的でお洒落な空間を演出する吹き抜けは魅力的ですが、寒さが気になる方もいるでしょう。

今回は、その寒さについて知っておくべき対策やポイントを紹介します。

家づくりの際に吹き抜けを作ろうとお考えの方は、ぜひ最後までご覧ください。

 

□吹き抜けが寒い原因とは?

「吹き抜けは寒い」と耳にすることが多いと思いますが、皆さんはその原因についてご存じでしょうか。

寒くなることは知っているが、なぜ寒くなるのかについては知らない方もいらっしゃるでしょう。

ここでは、その原因について解説します。

1番の大きな原因は、空気の性質です。

暖かい空気は軽いので上に溜まりやすく、冷たい空気は重いので下に溜まりやすいです。

そのため、高い天井で吹き抜けを作ると、冬のような寒い時期に暖かい空気は上にいき、冷たい空気が足元に残ってしまいます。

また、空気が吹き抜けの窓に触れて、更に冷たくなることもあります。

その理由は、窓の隙間から暖かい空気が逃げていき、外の冷たい空気が入ってきてしまうからです。

その空気が下に降りてくることで、寒く感じやすくなります。

このような理由から吹き抜けは、寒くなりやすいのです。

 

□吹き抜けの寒さ対策について紹介!

吹き抜けが寒くなりやすい原因についてご理解いただけましたでしょうか。

ここからは、吹き抜けの寒さ対策を3つ紹介します。

1つ目は、家の断熱性・気密性を上げることです。

断熱性とは、外気の暑さや冷たさを室内に入れないように遮断する能力を示すものです。

この断熱性が高いと、外気からの影響を受けずに快適に暮らせます。

気密性とは、部屋の中の空気を外に逃がさない性質のことです。

壁と壁の隙間をなるべく無くし、暖かい空気が外に逃げることを防ぎます。

断熱性・気密性を上げることで、外の冷気を家の中に入れず、家の中の暖かい空気を外に逃さないようにできるため、寒さ対策につながるのです。

2つ目は、シーリングファンを付けることです。

シーリングファンとは天井に取り付けるファンのことです。

一見寒くなるように思われがちなシーリングファンですが、実際は違います。

シーリングファンはあくまで空気の循環を助けるもので、室内の温度を直接コントロールするわけではありません。

シーリングファンは吹き抜けの場所だけでなく、家全体の空気を循環させてくれます。

暖かい空気を下に、冷たい空気を上に移動させてくれるため、空気が一箇所に留まることなく流れていきます。

シーリングファンは夏に使うと部屋全体を涼しくし、冬に使うと暖かい空気を部屋全体に運んでくれます。

欧米では吹き抜けとセットでよく使われており、相性もバッチリです。

冷暖房の使用も抑えられるので、光熱費も節約できます。

省エネでお財布にも優しいので、ぜひセットで考えてみて下さい。

吹き抜けは寒くなりがちですが、様々な対策をすることで、より省エネで光熱費が浮き、環境に優しい生活ができます。

新しいライフスタイルにはピッタリと言えるでしょう。

また、吹き抜けは家に大きな開放感を与えてくれます。

部屋を広く見せることに加えて、お洒落な雰囲気を演出してくれるので、おすすめの間取りであると言えます。

 

□吹き抜けを暖かくする方法とは?

具体的に吹き抜けを暖かくする方法を紹介します。

まずは、先述した通りシーリングファンを取り付けることです。

空気を循環させることで上に溜まっている暖かい空気を下に移動させます。

そうすると、部屋全体に暖かい空気が行き届くので、効率の良い暖房効果が期待できます。

近年では、全方位に送風できるサーキュレーターも人気があります。

夏場にも使えて、冷暖房をつける時も効率よく室温を維持できるので、おすすめのアイテムです。

次に、断熱性のカーテンです。

吹き抜けの窓、もしくは家の中のベランダに続く扉や窓に付けるのもおすすめです。

日中の太陽が出ている時間帯は断熱性のカーテンがなくても、温もりを感じて温かくなるでしょう。

しかし、夜になると外気の冷たさが室内に伝わります。

寒い冬の冷気は想像以上に室内の温度を下げるため、冷気を家の中に侵入させないように断熱性カーテンを使用することがおすすめです。

断熱性カーテンを吹き抜けの内側に付けることで、昼間に取り入れた熱を逃がすことなく、長い時間暖かさを維持できます。

現在、断熱性カーテンは人気が出ており、デザインも豊富です。

吹き抜けをお洒落に魅せることも可能なので、家づくりの際にお気に入りの断熱性カーテンも探してみると良いでしょう。

 

□まとめ

今回は、吹き抜けの寒さ対策を紹介しました。

寒さ対策を行うことで冬でも暖かい吹き抜けにできるので、寒くなるからといって吹き抜けを諦めないで下さい。

吹き抜けをご検討中の方は、ぜひ本記事を参考にして寒さ対策を実行してみてください。

また、家づくりに関してお悩みの方は、ぜひ当社までご相談ください。

ご閲覧ありがとうございます。
他にも面白い記事を用意しておりますので、是非御覧ください。

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