失敗談から学べます!新築の子供部屋をより豊かに使いやすくする5つのポイント

投稿日:2023年05月12日

子供がいるご家庭では、家づくりの際に子供部屋が必要かどうかという話題は必然的に持ち上がってくることがあるのではないでしょうか。

賃貸にお住まいの場合子供部屋を作るのが難しかった方でも、一戸建てを持つなら夢の子供部屋を実現できます。

しかし、意外に勝手が分からず失敗が多いのも子供部屋です。

そこで今回は、実際に多い失敗談をもとに子供部屋を作る際のコツをご紹介します。

 

□子供部屋は必要?設置するメリットとは

 

子供部屋がないまま育ってきたり、賃貸で子供部屋がないお子様がいらっしゃったりすると子供部屋の必要性があまり感じられないこともあるでしょう。

まずは子供部屋を設置するメリットを見てみましょう。

 

*自立を促す

 

お子様の部屋を分けることで、お子様一人で何かをするという自立性や自主性を育みます。

自分で部屋を片付ける、自分で本を読む、自分で勉強するなど親に頼らず実行する力を少しずつ子供部屋で身に着けていきます。

 

*散らかせる場所ができる

 

要するに、いつも片付けなければいけなかったおもちゃを放置できる場所が作れるということです。

リビングやダイニングで子供が遊んでいる場合はその都度片付けなければいけませんが、子供部屋なら散らかっていてもそれが誰かに見えるわけではないので「片付けなければ」という義務感から解放されます。

 

*適度な距離感を保てる

 

部屋が別れることで常に親の視界に入ることがなくなり、お子様が自分だけの時間を作れるようになります。

そのため親子で適度な距離感を保ち、良好な親子関係を築きやすい傾向にあるのです。

本来自立性を養う場所と言われている子供部屋ですが、同時に散らかった子供のおもちゃの片付けに追われている方にとっては、そのストレスに終止符を打つきっかけづくりになるかもしれません。

 

□子供部屋に最適な広さの目安

 

では実際に子供部屋を作ることが決まったら、どのくらいのスペースを用意すればいいのでしょうか。

日本の子供部屋の平均的な広さは6畳と言われ、一般的によく見かける広さは4.5畳、5畳、5.5畳、8畳が多い印象です。

平均的な6畳で採用すると、勉強机、ベッド、タンスを置いてもある程度の余裕があり一番過ごしやすい空間ができます。

4.5〜5.5畳は少し狭く感じますが、生活するメインの場所ではないので、サイズを考慮すれば必要な家具を置いても過ごせるでしょう。

一方8畳では、少し広すぎると感じる方もいらっしゃいます。

広さを決める際に覚えておいていただきたいのが、子供部屋はいずれ空き部屋になるということです。

お子様が子供部屋を使うのは小学生から高校卒業までの十数年です。

お子様が巣立てば、その後子供部屋は空き部屋になり、物置として使われることが多くなってしまいます。

長期的に見るとご両親が家を使い続ける期間の方が長くなるので、子供部屋を確保するためにリビングや寝室などの間取りを削るのは避けた方が良いかもしれません。

長期的な視点も持ち、間取りを考えることが重要です。

 

□失敗談に学ぶ!子供部屋の設置で気を付ける3つのこと

 

実は家づくりにおいてあとあと後悔した部屋に多いのが、子供部屋です。

失敗談を知っておけばおくほど、それらに気を付けた家づくりができるので、子供部屋を作る予定のある方はぜひご覧ください。

ポイント1. 収納は多めに作る

失敗談「物が多すぎて収納が足りない」

いつの間にか増えているおもちゃ、学校から持って帰ってきた制作物、友達からの誕生日プレゼント。

子供部屋は物が増えやすい部屋ランキング第1位の場所です。

収納は余裕がありすぎるくらいの方がいいでしょう。

ポイント2. 部屋のサイズは平等にする

失敗談「兄弟で部屋のサイズが異なりもめた」

兄弟姉妹で部屋のサイズが違うと、将来的にもめることがあるようです。

幼いうちは気にしないかもしれませんが、成長すると部屋のサイズが異なることが、やはりどうしても気になってしまう子もいるでしょう。

特に兄弟で歳が近い場合には、部屋の大きさを同じにしておくことがおすすめです。

ポイント3. 防音設備を付ける

失敗談「壁が薄くて兄弟の声がうるさい」

兄弟の部屋を板一枚の壁で仕切っていたり可動式の壁で隙間があったりすると、隣から聞こえる兄弟の声がうるさく感じることがあります。

特に勉強に集中したいときなどは、兄弟の話し声で気が散ってしまわないよう、ある程度防音も考慮しておきましょう。

また、ご両親にとっても、子供が電話している声などが夜遅くまで続いて寝られないこともあります。

子供部屋とご両親の寝室を離したり、子供部屋と隣合わせの場合は防音材を壁に設置したりして子供の声が気にならないように工夫することをおすすめします。

 

□まとめ

 

子供部屋はもちろんなくても成立しますが、お子様の自立を育む場所を求めるなら設置を検討してみても良いかもしれません。

広さの平均は6畳と言われています。

いずれ使わなくなる可能性のある部屋なので無理に部屋を作るより余ったスペースを活用するようにしてみましょう。

ぜひ家づくりの先輩たちの失敗談も活かしながら子供部屋づくりを楽しんでください。

注文住宅をお考えの方は、お気軽に当社までご相談ください。

ご閲覧ありがとうございます。
他にも面白い記事を用意しておりますので、是非御覧ください。

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2023年5月12日 投稿|     

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