吹き抜けを暖かくする方法について紹介します!

投稿日:2022年11月29日

「吹き抜けを設ける場合は暖房が必須なのか」

「吹き抜けがある部屋を暖かくするためにはどうすれば良いのか」

このような考えをお持ちの方は多いでしょう。

そこで今回は吹き抜けのメリットに加えて、吹き抜けに暖房が必須なのか、暖かくするためにはどうすれば良いのかについて紹介します。

ぜひお役立てください。

 

□吹き抜けのメリットを紹介!

吹き抜けに暖房が必須なのかどうかについて知る前に、吹き抜けのメリットについて知っておきましょう。

ここでは、吹き抜けのメリットを5つ紹介します。

吹き抜けのメリットについてご存じではない場合は、ぜひご覧ください。

1つ目は、開放的な空間が生まれることです。

高い天井を作ることで、そこに新しい空間ができます。

壁や扉などで囲う訳ではないので、部屋全体が開放的になり、広く見えます。

部屋を大きく、開放的に見せたい場合におすすめの間取りです。

2つ目は、家族との円滑なコミュニケーションに繋がることです。

2階や階段などに直接繋がるように吹き抜けを設ける場合が多いので、家族の声が家全体に行き届きます。

2階から1階に話しかけられるので、簡単に会話ができます。

常に家族の存在を感じながら生活できるので、寂しい思いや孤独に感じることは少ないでしょう。

3つ目は、自然光が入ることで部屋全体が明るくなることです。

吹き抜けには大きな窓を付ける場合が多いです。

吹き抜けの天井をガラス張りにすることもあるので、窓や天井から自然光が簡単に入ってきます。

部屋全体に光が行き届き、とても明るい家になります。

4つ目は、風通しが良くなることです。

窓を付けると、そこを少し開けるだけで空気の入れ替えが簡単に行えます。

高い位置に窓を付けるので、家の中に空気の通り道ができ、効率的に空気が循環します。

風通しが良くなることで家の中の空気が良くなるので、快適に過ごせます。

5つ目は、おしゃれな空間になることです。

吹き抜けを作ることで、住居全体に一体感が生まれます。

そこに個性的な窓をつけたり、インテリアを飾ったりすると、一気におしゃれさが増します。

デザイン性にも特化しており、他とは違うユニークな家になるでしょう。

吹き抜けには機能的でデザインに優れているなどの沢山のメリットがあります。

吹き抜けを取り入れることで、おしゃれな空間で過ごせるのは、日々の暮らしに豊かさをもたらせるでしょう。

 

□吹き抜けには暖房が必須なの?暖房だけではいけない?

結論から申し上げると、吹き抜けは寒くなりやすいので暖房が必須です。

しかし、暖房を設置するだけではなく、他にも対策する必要があります。

ここでは、暖房だけではいけない理由について紹介します。

大きな理由は、空気の性質です。

暖かい空気は軽く上に溜まりやすい一方で、冷たい空気は重く下に溜まりやすいです。

そのため、吹き抜けを設けると、冬場に暖かい空気は上に逃げて、冷たい空気が足元に残ってしまうのです。

暖房をつけてたとしても、暖かい空気が上に逃げてしまうので、暖房だけではいけません。

次の項で、吹き抜けを暖かくする方法について紹介します。

 

□吹き抜けを暖かくする方法について!

1つ目は、家の断熱性・気密性を高くすることです。

断熱性とは、住宅の外部からくる熱や空気を伝わりにくくする性質です。

断熱性が高いと、外気からの影響を受けずに暮らせるので暖かい空間で過ごせます。

気密性とは、部屋の中の空気を外に逃がさない性質です。

壁と壁の隙間をできる限りなくすことで、暖かい空気が外に逃げることを防ぎます。

つまり、断熱性・気密性を高くすると冷たい空気を取り入れず、暖かい空気を逃さない家にできるのです。

また、断熱性・気密性を高くするためのおすすめの方法は、窓にこだわることです。

その理由は、窓が空気の通り道であるからです。

外にある冷たい空気や家にある暖かい空気は、窓を通じて出入りします。

そのため、窓の断熱性・気密性を高めることで、暖かい空気を家の中に閉じ込めておけるのです。

3つ目は、シーリングファンを付けることです。

シーリングファンを付けると一見寒くなるように思われがちですが、実は違います。

シーリングファンはあくまで空気の循環を促すもので、室温を直接的にコントロールするわけではありません。

シーリングファンは吹き抜けの場所だけでなく、家全体の空気を循環させてくれます。

暖かい空気は下に、冷たい空気は上に移動させるため、特定の場所に留まることなく流れてくれます。

シーリングファンは夏に使うと涼しくなり、冬に使うと暖かい空気を部屋全体に運んでくれます。

 

□まとめ

吹き抜けは寒くなりやすいため、暖房は必須になりますが、暖房だけではいけません。

吹き抜けがある空間を暖かくするためには、家の断熱性・気密性を上げることに加えて、空気を循環させるためにシーリングファンを設置する必要があります。

吹き抜けのある家について相談したい方は、ぜひ当社までご相談ください。

ご閲覧ありがとうございます。
他にも面白い記事を用意しておりますので、是非御覧ください。

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