吹き抜け住宅の魅力と注意点とは?スタイリッシュな住まいを叶えるための秘訣も紹介!

投稿日:2024年06月27日

現代的な価値観を持ち、開放的な空間を好む方に朗報です。

吹き抜け住宅は、スタイリッシュで広々とした住空間を実現します。

吹き抜けのメリットとデメリット、そして設計のポイントを理解することで、快適な居住空間を手に入れることができるでしょう。

この記事では、吹き抜け住宅の魅力と注意点を詳しく解説し、あなたの理想の住まいづくりに貢献します。

 

□吹き抜けがもたらすメリットとは?

 

吹き抜けは、開放的な空間感と自然光の導入により、明るく魅力的な住環境を生み出します。

 

1:開放感あふれる空間

 

吹き抜けのある住宅では、天井の制限がないため、視界が広がり、のびのびとした開放感が生まれます。

特に面積が小さいリビングでも、吹き抜けを取り入れることで窮屈さが解消され、ゆったりとくつろげる空間に変身します。

リビング階段と吹き抜けを組み合わせることで、スタイリッシュでインパクトのある雰囲気を演出できます。

玄関に吹き抜けを設けると、天井が高くなり、来客を迎える空間が広く感じられます。

 

2:自然光で明るい室内

 

吹き抜けは、住宅が密集する地域でも効果的に活用できる間取りです。

吹き抜けの上部に窓を設置することで、太陽の光を室内に取り込むことができ、日中は外からの光だけでも十分な明るさを確保できます。

隣家との距離が近い場合や、南側からの採光が難しい向きの家でも、吹き抜けを導入することで2階部分から日光を取り入れ、部屋を明るくすることが可能です。

 

3:家族間のコミュニケーション促進

 

リビングに吹き抜けを設けると、上下階がつながり、2階の様子がよく分かるようになります。

子ども部屋や寝室が2階にある場合でも、家族の気配を感じられ、コミュニケーションが取りやすくなります。

また、2世帯で暮らす間取りに吹き抜けを取り入れると、居室や水回りは別々でも、お互いの家族の様子がすぐに分かり、いつでも声をかけ合えます。

 

□吹き抜け住宅の見落としがちな課題点

 

一方で、吹き抜けにはデメリットも存在します。

住み始めてから後悔しないよう、これらの点についてもしっかりと理解しておくことが大切です。

 

1:2階の床面積の縮小

 

吹き抜けを設けると、2階の吹き抜け部分の床面積が減少するため、間取りが狭くなるデメリットがあります。

リビングを吹き抜けにした場合、2階に予定していた居室やウォークインクローゼットの間取りを小さくしたり、なくしたりする必要が出てくる可能性があります。

家族の人数や必要な部屋数を考慮し、ハウスメーカーなどと相談しながら、吹き抜けの導入を検討しましょう。

リビングの吹き抜けが難しい場合は、玄関を吹き抜けにするなどの代案も検討してみてください。

 

2:空調効率の問題

 

吹き抜けを設けることで、高い位置に窓を設置し、日光を取り入れやすくなりますが、その分、部屋が温まりやすくなります。

冬は、吹き抜けの上部から冷たい空気が降りてきて床付近が寒くなりやすく、空調効率が悪くなる傾向があります。

この問題に対処するには、家の断熱性や気密性を高めるなどの対策が必要です。

また、全館空調システムを導入すれば、建物全体を冷暖房し、24時間換気を行うことで、吹き抜けによる温度の問題を解消できます。

 

3:メンテナンスの手間

 

吹き抜けの高さと広々とした空間は、メンテナンスや掃除がしにくいというデメリットにもなります。

高い位置にある照明器具やシーリングファンなど、手の届かない部分が多いため、掃除が大変に感じる人もいるでしょう。

吹き抜け専用の掃除グッズを使用するか、定期的に業者に依頼して掃除してもらう必要があるかもしれません。

吹き抜けにライトを取り付ける際は、LED照明を使用すると長持ちするため、取り替える回数を減らすことができます。

また、電動で昇降する照明器具や脚立を使用することで、メンテナンスの手間を軽減できます。

 

□吹き抜け設計の成功のためのポイントとは?

 

効果的な吹き抜け設計のためには、いくつかのポイントに注目する必要があります。

特に、窓の配置や照明の選定は、実用性と美観のバランスを取るために重要です。

 

1:吹き抜けの形状と大きさ

 

吹き抜けのメリットを最大限に活かすには、採光性の高い形状と大きさを選ぶことが肝心です。

通常、吹き抜けは正方形や長方形の形状で設けられますが、変形地の場合は三角形やひし形など、柔軟に対応する必要があります。

建築予定の土地の日当たりを確認し、吹き抜けの形状と大きさを決定しましょう。

 

2:窓の配置

 

吹き抜けの形状や大きさと同様に、窓の位置や大きさも住まいの印象と採光性に大きな影響を与えます。

大きな窓一枚だけの住宅は十分な開放感を実現できますが、外部からの視線が気になったり、採光が過剰になったりする可能性があります。

一方、縦長の窓を多くつけると、調整がしやすいですが、掃除が大変になります。

それぞれのメリットとデメリットを把握した上で、窓の配置を決定することが重要です。

 

3:照明器具の選定

 

吹き抜けは大きな空間なので、通常の二階建て住宅に用いられる照明では物足りなく感じることが多いです。

オシャレな空間を演出するために、ペンダントライトやダウンライトで奇抜な印象を与えたり、間接照明を利用して部屋を明るくし、広さを認識させたりすることが大切です。

照明器具の選定は、吹き抜けの雰囲気を決定づける重要な要素の一つです。

 

□まとめ

 

吹き抜け住宅は、開放感あふれる空間、自然光による明るさ、そして家族間のコミュニケーション促進といったメリットを提供します。

 

一方で、2階の床面積の縮小、空調効率の問題、メンテナンスの手間といったデメリットも存在します。

効果的な吹き抜け設計のためには、吹き抜けの形状と大きさ、窓の配置、照明器具の選定に注意を払う必要があります。

この記事が、あなたの夢の住まいづくりに役立つことを願っています。

 

ご閲覧ありがとうございます。
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