下屋を外観に取り入れておしゃれな家を建てる!デザインのポイント4つ

投稿日:2024年09月22日

「下屋」という言葉は、家を建てる際に耳にする方も多いのではないでしょうか。
下屋は、建物の壁面から突き出した屋根のこと。
玄関や物置、縁側の上などに設置され、雨や日差しを遮る役割を担います。
 
しかし、下屋はただ機能的な役割だけでなく、建物の外観にアクセントをつける役割も果たし、デザイン次第でおしゃれな雰囲気を演出できることも。
 
この記事では、下屋をうまく活用して、家の外観をおしゃれに見せるための具体的な方法とポイントを解説していきます。
個性的な外観にしたいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
 

□下屋とは?

 
下屋とは、建物の壁面から突き出した屋根のことを指します。
玄関ポーチ、物置、縁側の上などに設置され、雨や日差しを遮る役割を担います。
 
1:下屋の役割と目的
 
下屋は、主に以下の役割を担っています。
 
・雨や日差しから建物内部や屋外スペースを守る
・外壁や建具の劣化を防ぐ
・屋外スペースを拡張し、快適な空間を提供する
・建物の外観にアクセントを加え、デザイン性を高める
 
2:下屋の構造と種類
 
下屋は、その構造や形状によって様々な種類があります。
代表的な種類としては、以下のものが挙げられます。
 
・片流れ屋根
片流れ屋根とは、片側に傾斜があるシンプルな構造の屋根です。
スタイリッシュな見た目が人気です。
 
・寄棟屋根
寄棟屋根とは、4つの斜面を持つ屋根のことです。
どっしりした見た目が人気です。
 
・切妻屋根
切妻屋根は、三角形の屋根です。
二方向へ屋根が落ちるような定番の形です。
 
3: 下屋を取り付ける場所
 
下屋は、建物の様々な場所に設置できます。
 
・玄関ポーチ
・物置
・縁側
・バルコニー
・テラス
・カーポート
 
4: 下屋の素材
 
下屋の素材には、様々なものが使用されます。
 
・木材
自然な風合いが魅力的で、和風住宅に良く合います。
 
・スチール
耐久性が高く、モダンなデザインに適しています。
 
・アルミ
軽量で錆びにくく、メンテナンスがしやすい素材です。
 
・アクリル板
透明感のある素材で、開放的な空間を作れます。
 
下屋を取り入れる際には、下屋の役割や種類、設置場所などを押さえておきましょう。
 

□下屋を取り入れるメリット

 
下屋を取り入れるメリットは、機能面とデザイン面の両方から考えられます。
 

*機能面でのメリット

 
1:雨風や直射日光から守る

玄関ポーチやバルコニーなど、屋外スペースに下屋を設置することで、雨風や直射日光から守られ、快適な空間を確保できます。

 
2:建物の耐久性を高める

雨風や直射日光から建物内部を守ることで、外壁や建具の劣化を抑制し、建物の耐久性を高めます。

 
3:空間を有効活用する

下屋は、雨風や直射日光を遮るだけでなく、その下にテーブルや椅子を置くことで、屋外スペースを拡張し、快適なリビングやダイニングスペースとして活用できます。

 

*デザイン面でのメリット

 
1:個性的な外観を演出する

下屋は、建物の外観にアクセントを加え、個性的なデザインを演出するのに役立ちます。

 
2:統一感を出す

建物のデザインに合わせて、下屋の素材や形状、色を合わせることで、統一感のある外観を作れます。

 
3:落ち着きのある空間を創出する

下屋は、光を遮ることで、落ち着いた雰囲気の空間を創出できます。

 
下屋は、機能面、デザイン面ともにメリットがあります。
下屋を取り入れる際には、これらのメリットを把握しておきましょう。
 

□下屋のデザインで失敗しないためのポイント4つ

 
下屋は、使い方次第で家の外観を大きく変え、個性的な魅力を引き出せます。
しかし、逆に、デザインに失敗してしまうと、せっかくの外観が台無しになってしまうことも。
そこで、下屋のデザインで失敗しないための4つのポイントを紹介します。
 
1:バルコニーと下屋を近づけない
 
バルコニーと下屋を近づけすぎると、デザイン上のバランスが崩れてしまい、不自然な印象を与えてしまいます。
バルコニーは平行な直線のため、そこに傾斜のある屋根が入ると、どうしても違和感が出てしまうのです。
 
2:下屋をひとまとまりに大きく作る
 
下屋を小さく複数設置するのではなく、ひとまとまりに大きく作ることで、スッキリとした印象になります。
小さな下屋が複数あると、家の見た目がごちゃごちゃしてしまい、うるさく見えてしまうことがあります。
 
3:玄関廻りの下屋は外観の要となる
 
玄関廻りは家の顔ともいえる部分です。
玄関ポーチの上に下屋を設置する際は、単に雨除けとして小さく作るのではなく、玄関廻りのアクセントとなるような、大きくて存在感のあるデザインにするのがおすすめです。
 
4:下屋の勾配を低くして水平ラインを強調する
 
下屋の勾配を低くすることで、水平ラインが強調され、スッキリとした印象になります。
特に、和風建築やモダンなデザインの住宅では、水平ラインが強調された下屋が、洗練された雰囲気を演出します。
 

□まとめ

 
下屋は、雨風や直射日光から守るだけでなく、建物の外観にアクセントを加え、個性的なデザインを演出できる要素です。
下屋を取り入れる際は、機能面とデザイン面の両方を考慮し、失敗しないためのポイントを意識することが大切です。
 
この記事で紹介したポイントを参考に、自分だけの理想の下屋をデザインし、おしゃれで快適な住まいを実現してください。

ご閲覧ありがとうございます。
他にも面白い記事を用意しておりますので、是非御覧ください。

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