キューブ型の家で間取りとデザインの可能性を広げよう!

投稿日:2024年07月02日

デザイン性と機能性を兼ね備えたスタイリッシュな住まいを求める方に、キューブ型住宅はぴったりの選択肢です。

シンプルでモダンな外観に加え、無駄のない間取りや高い耐震性、気密性など、優れた特長を備えています。

とはいえ、予算や実用性も重要な検討材料でしょう。

そこで本記事では、キューブ型住宅のメリットを詳しく解説するとともに、開放感あふれる間取りの工夫や、実際の間取りプラン例をご紹介します。

あなたの理想の住まいを実現するヒントにしてください。

 

□キューブ型の家の魅力とは?

 

キューブ型の家は、そのシンプルでモダンなルックスが最大の魅力です。

無駄を削ぎ落としたミニマルなデザインは、住宅地の中でひときわ存在感を放ちます。

 

1:シンプルだからこそ際立つ個性

 

均整のとれた直方体のフォルムは、建材や配色、窓の形状や配置を工夫することで、個性的な表情を生み出せます。

木目調の外壁でナチュラルな雰囲気を演出したり、ダークトーンでシックに決めたりできます。

庭やウッドデッキとの調和も考慮して、自分だけのこだわりの家をデザインできるのです。

 

2:限られた敷地を最大限に活用

 

キューブ型住宅は、四角い形状のおかげで、延床面積を無駄なく活用できるのが特長です。

デッドスペースが少なく、家具の配置もしやすいため、限られた敷地を有効活用したい方に最適です。

さらに、屋上スペースも活用可能です。

庭を設けるスペースがない場合でも、屋上にプライベートな空間を創出できます。

 

3:安心の耐震性能と高い気密性

 

シンプルな箱型の構造は、地震の際に建物にかかるねじれの力を最小限に抑えられます。

耐震性に優れているため、地震大国日本でも安心して暮らせる住まいといえるでしょう。

また、外壁の面積が少なく、柱と梁の接合部も少ないため、隙間風の侵入を防ぐ高い気密性も実現します。

断熱材と合わせて、快適な室内環境を保てます。

 

4:シンプルだからこそ叶うコストメリット

 

凸凹の少ないシンプルな形状は、建築費用の面でもメリットになります。

柱や梁、外壁の面積が少なく、施工の手間も削減できるため、材料費と工賃を抑えられるのです。

加えて、1階と2階の間取りを同じにする「総2階づくり」なら、構造部分のコストも節約可能です。

その分、内装や設備にかけられる予算が増えるというわけです。

 

□キューブ型の家の間取りで開放感を生むコツ

 

シンプルな外観が特徴のキューブ型住宅ですが、間取り次第では、室内が狭く暗い印象になってしまうこともあります。

そこで、光と風の流れを意識した間取りのコツを押さえましょう。

 

1:吹き抜けで明るさと開放感を

 

四角い形状の住宅は、奥まで光が届きにくいのが難点です。

そこで、吹き抜けを設けることで、高い位置から自然光を取り込める工夫を施すことをおすすめします。

リビングに吹き抜けを設けるのはもちろん、玄関ホールや階段まわりに設けるのもおすすめです。

1階と2階の間に、明るく開放的な縦方向の広がりが生まれます。

 

2:リビング階段で動線をシンプルに

 

廊下を最小限に抑えるなら、リビング階段がおすすめです。

1階と2階の行き来がダイレクトになるので、スペースを有効活用できます。

 

リビング側に大きく開いた階段なら、より一体感が生まれて、広々とした空間になります。

リビングに家族が自然と集まる、アットホームな住まいになるでしょう。

 

3:プライバシーを確保しながら採光

 

洗面所やバスルーム、トイレなどの水まわりは、プライバシーを守りつつ、明るさを確保したいものです。

そこで、高い位置に横長の窓を設ける、光を通すすりガラスを使う、間接的に光を取り入れるなど、さまざまな採光方法を組み合わせましょう。

 

開放感と心地よさ、両方叶う快適な住まいに仕上がります。

 

□魅力的なキューブ型家の実際の間取り例

 

キューブ型住宅の間取りプランは多種多様です。

それぞれのライフスタイルや好みに合わせて設計できるのが魅力です。

ここでは、平屋と2階建ての実例をご紹介しましょう。

 

1:シンプルモダンな総2階

 

1階と2階の間取りがほぼ同じ「総2階」は、キューブ型住宅の定番。

1階にLDKと水まわり、2階に個室を配置した使い勝手のよいプランです。

 

リビングイン階段を設けることで、LDKを広々と確保します。

リビング奥には、アイランドキッチンとダイニングをおくことで、吹き抜けのおかげで明るく、家族の会話も弾む空間になります。

2階は、ファミリークローゼットを備えたワイドバルコニーに面して主寝室と子ども部屋を配置することで、プライバシーを確保しつつ、程よくつながる家族のコミュニケーションを育めそうです。

 

2:ロフト付きの平屋スタイル

 

子育て世帯や年配の方に人気なのが、平屋のキューブ型住宅で、1フロアですべてが済むので、家事動線も短く、将来の生活も安心です。

 

コンパクトな30坪の敷地でも、ロフト付きにすることで、収納スペースはしっかり確保できます。

そして、高窓から光が差し込むリビングは明るく、屋根の傾斜を生かしたロフトのある主寝室は、ゆとりに満ちた癒やしの空間になります。

シンプルな中にも温かみを感じる、理想的な平屋の暮らしが実現できそうです。

 

□まとめ

 

キューブ型住宅は、シンプルでモダンなデザイン、無駄のない間取り、高い耐震性と気密性など、多彩な魅力を兼ね備えた住宅です。

限られた敷地でもコストを抑えつつ、こだわりの家づくりが叶います。

 

間取り次第で、シンプルな外観からは想像もつかない、開放的で明るい住空間も生み出せるのがポイントです。

吹き抜けやリビング階段、高窓などを効果的に組み合わせることで、心地よい光と風の通り道を設計できます。

また、総2階やロフト付き平屋など、ライフスタイルに合わせた間取りプランも多彩です。

理想のキューブ型住宅を実現するなら、まずは間取りのイメージを膨らませることからはじめてみてはいかがでしょうか。

 

ご閲覧ありがとうございます。
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