リビングで足元が寒くて快適に過ごせない方必見!原因や対策をご紹介します

カテゴリー: ブログ一覧新築住宅プランニング
投稿日:2023年11月17日

冬のリビングでのひとときは、暖かい飲み物と共に過ごす至福の時間であるはずですが、足元が寒いだけで、どれだけ暖房を利用しても心地よさは半減してしまいます。
特に、部屋が広いリビングでは足元の寒さが顕著に感じてしまうでしょう。
 
この記事では、足元が寒くなる原因と具体的な対策を解説します。
冷え性の方はもちろん、家族で過ごすリビングをより快適な空間にしたいと考えている方にも、ぜひ参考にしていただきたい内容です。
 

□足元が寒い原因ってなにがある?

 
足元が寒くなる原因は多岐にわたりますが、ここでは主に二つの要因である隙間風とコールドドラフト現象に焦点を当てて解説します。
 

*隙間風の影響

 
隙間風の影響は、家の構造上の隙間から侵入する冷気が原因で足元が冷えてしまいます。
古い家や維持が行き届いていない家では、この隙間風がより顕著になります。
窓や扉の隙間から冷気が入り、暖かい空気が逃げてしまうため、暖房をいくら強くしても足元の寒さは解消されません。
 

*コールドドラフト現象とは

 
コールドドラフト現象は、暖房で温められた空気が上昇し、結果として室内の冷たい空気が足元に流れ込む現象です。
コールドドラフト現象は、空気の温度と重さの関係に起因しています。
暖かい空気は軽く、冷たい空気は重いため、暖房で温められた空気は天井に向かって上昇します。
その結果、室内の冷たい空気が足元に流れ込んでくるのです。
 

*その他の要因

 
窓の断熱性が低い場合や、床材自体が冷たい素材である場合も、足元が寒く感じる原因となります。
室内の暖房時の熱は窓から約60%流出すると言われており、室内の温度に大きな影響を与える要素です。
窓の断熱性が低いと足元の寒さが増す可能性が高まります。
 

□リビングで快適に過ごしたい方必見!足元の寒さ対策の基本

 
足元が寒くなる原因をいくつか紹介しましたが、少しの工夫で大きく改善する可能性があります。
ここでは、3つの対策方法を紹介します。
 
・カーテンの選び方で変わる足元の温もり
 
カーテンは単なる装飾品ではなく、足元の温もりにも影響を与えます。
薄手のカーテンでは冷気が侵入しやすく、足元が冷たく感じることが多いです。
厚手で長めのカーテンを選ぶことで冷気の侵入を防ぎ、足元を暖かく保てます。
また、暖色系のカーテンを選ぶと、視覚的にも暖かさを感じられるでしょう。
 
・空気の循環で足元の寒さを撃退
 
暖房器具だけでは寒さ対策が不十分な場合、空気の循環が対策の鍵となります。
サーキュレーターを使用することで部屋全体の温度を均一に保ち、足元の寒さを解消できます。
天井と床の温度差が大きい場合、サーキュレーターが大きく効果を発揮し、暖房の効率も向上させられます。
 
また、吹き抜けが家の中にある場合はシーリングファンがおすすめです。
上の方にたまりやすい室内の空気を高い位置からシーリングファンで拡散することで室温を一定に保てますよ。
 
・窓の下にパネルヒーターを設置
 
雨戸を閉めるだけでも、冷気の侵入を防ぐ効果があります。
 
北欧などの寒い地域で使われているパネルヒーターは、窓の下に取り付けられ、冷たい空気を温める役割を果たします。
しかし、パネルヒーターの熱は低温であり、一気に暖めることはできません。
代わりに、部屋全体を快適な温度に保つための補助的な暖房装置として使用されます。
また、窓周辺を暖めることにより、部屋の温度差を緩和して窓の結露を防ぐ効果も期待できます。
 
以上の対策を組み合わせることで足元の寒さから解放され、リビングでの時間をより快適に過ごせるでしょう。
 

□換気も忘れずに!冬のリビングでの健康的な過ごし方

 
冬の寒さ対策に熱心になるあまり、しばしば見落とされがちなのが「換気」です。
室内の暖かさを保つことは重要ですが、それだけに専念していると、新たな問題が生じる可能性があります。
 
・換気の重要性
 
寒さを避けて窓を閉め切ると、湿気がこもりやすくなります。
湿気がこもると、ダニやカビが繁殖しやすくなり、健康に悪影響を及ぼす可能性があります。
ダニやカビが繁殖する状況を避けるためにも、1日に1度はしっかりと窓を開けて換気を行うことが重要です。
 
・24時間換気システムの活用
 
高断熱高気密の住宅やマンションには、24時間換気システムが導入されている場合が多いです。
24時間換気システムは新鮮な空気を室内に取り込み、結露や湿気を抑制する役割を果たします。
寒さ対策でシステムを停止させたくなるかもしれませんが、健康的な生活のために活用することが推奨されます。
 
・換気と暖房のバランス
 
換気を行うことで、室内の温度が下がる可能性があります。
 
しかし、その温度下落は一時的なものであり、適切な換気によって新鮮な空気が取り込まれます。
換気と暖房、この二つのバランスを取ることが、冬の健康的な生活には不可欠です。
 

□まとめ

 
冬のリビングで足元が寒いと感じる方にとって、この記事で紹介した対策は一考の価値があります。
カーテンの選び方から空気の循環、そしてしっかりとした換気まで、多方向からのアプローチで足元の寒さを解消できます。
 
換気は、寒さ対策と健康維持の両方を考慮した重要な要素です。
足元の寒さ対策を実践することで、冬季のリビングでの時間をより快適に、そして健康的に過ごせるでしょう。

ナチュラルな家の外観をどう作る?ポイントや注意点を紹介します!

カテゴリー: ブログ一覧新築住宅プランニング
投稿日:2023年11月12日

自然と調和する暮らしは、日々の忙しない生活で疲れた心を癒してくれるでしょう。
特にナチュラルな家の外観は、自然に馴染みやすいですよね。
 
そこで今回は、自然と調和する暮らしを実現するナチュラルな家のポイントや注意点をご紹介します。
 

□ナチュラルな家の外観の基本要素

 

*素材と色調の重要性

 
ナチュラルな家の外観には、こだわりの素材と色調が不可欠です。
木や石、そして土など、自然からくる素材はそのまま自然な雰囲気を生み出します。
 
また、色調も重要な要素となります。
淡い色の外壁や木目調のアクセントは、見る人に安らぎと温もりを与えます。
 

*影響力のある部分に焦点を当てる

 
全ての部分で自然素材を用いる必要はありません。
外観で印象を決定づける部分、例えば玄関や窓周りに自然素材を取り入れるだけでもその効果を発揮します。
外観の一部に自然素材を取り入れるだけで自然と調和した外観が手軽に実現します。
 

*テイストの多様性

 
ナチュラルと一言で言っても、そのテイストは多岐にわたります。
カジュアルなカフェ風から、ヴィンテージ感溢れるレトロ風まで、選ぶ素材や色、形状によって千差万別の表情を見せます。
テイストの多様性は、ナチュラルな家の外観が持つ魅力の一つです。
 
自分自身の価値観やライフスタイルに合わせて、最も心地よいテイストを選ぶ楽しみがあります。
 

□外観づくりで意識する方が良いポイント

 
・外壁の色調
 
外壁の色は、家全体の印象を大きく左右します。
淡い色調、例えばホワイトやベージュ、グレーはナチュラルな雰囲気を演出しますが、その選び方には工夫が必要です。
例えば、濃い色のアクセントを加えることで、単調になりがちな外観にリズムを与えられます。
 
また、季節や時間帯によって色が異なって見えることもあるため、いくつかの候補色で試し塗りをすることをおすすめします。
 
・素材の選び方
 
外装材や玄関ドア、窓枠などに木製の素材でアクセントをつけることにより、一層ナチュラルな印象を高めます。
 
しかし、木材はその種類や加工方法によって、耐久性やメンテナンスの手間が大きく変わります。
例えば、無垢材は美しいですが、防腐処理が必要な場合もあります。
そのため、素材選びでは美しさだけでなく、機能性や手入れのしやすさも考慮する必要があります。
 
・玄関と窓周りのアクセント
 
玄関や窓周りは、家の「顔」とも言える部分です。
玄関や窓周りに工夫を凝らすことで、家全体の印象がグッと高まります。
 
例えば、玄関ドアには特別なデザインや色を取り入れ、訪れる人々を温かく迎え入れる空間を作れます。
窓周りには、シャッターやカーテン、プランターなどでアクセントをつけ、外観に深みと個性を加えると良いでしょう。
 
・屋外空間の活用
 
ナチュラルな家では、庭やテラス、バルコニーなどの屋外空間も大切な要素です。
例えば、デッキテラスを設けると、室内と庭との中間領域ができて、日常生活に自然を取り込めます。
また、屋外空間には緑を多く取り入れ、四季折々の変化を楽しむことで、心地よいナチュラルライフを送れるでしょう。
 
・三角屋根を取り入れてみる
 
ナチュラルな家として、南欧や北欧などで見られる白い外壁で可愛い三角屋根の家をイメージする方も多いのではないでしょうか。
外壁を白やベージュで統一し、三角屋根を組み合わせるとヨーロッパの輸入住宅のような印象を持ったナチュラルな家が作れます。
 

□ナチュラルな外観を維持するための注意点

 
・白壁のメンテナンス
 
ナチュラルな家で採用されやすい白壁は美しいですが、その美しさを保つためには手間がかかります。
白壁にする場合、汚れやすいため定期的な掃除が不可欠です。
掃除を怠ると、その美しい白壁も時が経つにつれて美しさを失ってしまいます。
こまめな掃除が苦手な方は、白以外の色を選ぶことも一つの方法です。
 
・長く愛せる色選び
 
外壁の色は、自分が長く愛せるものを選ぶことが大切です。
高級感のある色を選ぶことで、飽きが来にくく、長期間その美しさを保てます。
色選びに失敗すると、数年で飽きてしまい、再塗装の必要が出てきます。
そのため、色選びは慎重に行いましょう。
 
・スレート屋根のメンテナンス
 
スレート屋根はデザインが魅力的で色の種類も豊富な瓦屋根の新しい代表格です。
スレート屋根はデザイン性が高いのですが、一方でメンテナンスに手間がかかることに注意しましょう。
耐久性や強度が低いため、定期的なメンテナンスが不可欠であり、定期的にメンテナンスをしないと美しい外観も長続きしない可能性があります。
事前にメンテナンスの手間とコストを考慮することで、後悔することなく美しい家を保てます。
 

□まとめ

 
ナチュラルな家の外観作りは、素材選びから色調、そしてメンテナンスに至るまで、多くの要素が絡み合います。
外壁の色や素材、玄関や窓周りのアクセント、さらには屋外空間の活用など、多方面から考える必要があります。
また、美しい外観を維持するためには、定期的なメンテナンスが欠かせません。
 
今回ご紹介したポイントを押さえ、自分自身のライフスタイルに合った、心地よいナチュラルな外観のお家を手に入れましょう

新築の入居前後にやることとは?取捨選択をして快適な新生活をスタートさせましょう!

カテゴリー: ブログ一覧新築住宅プランニング
投稿日:2023年11月07日

新築の家に足を踏み入れる瞬間は、多くの人にとって特別な瞬間です。
新しい生活の扉を開くその手には、期待と不安が交錯するでしょう。
 
しかし、新生活への不安を少しでも軽減し、スムーズに新しい家での日常をスタートさせるためには、入居前後に行うべき手続きや準備があります。
 
この記事では、新築入居前後にやるべきことや優先順位について解説します。
 

□新築の入居前にやること

 

*入居前の写真撮影

 
新築入居前には、何も置かれていない状態での写真撮影が重要です。
入居前のタイミングで写真や動画を撮っておくことで、後々のトラブルを防げます。
例えば、壁紙の凹みや床の傷など、入居後に付いた傷でないことを証明する材料が手元にあることで安心感を得られますよ。
 

*入居前の掃除

 
新築とはいえ、建設中に発生した汚れが残っている可能性があります。
掃き掃除はもちろん、拭き掃除や除菌・抗菌作業も必要です。
コードレス掃除機やクイックルワイパーなどの掃除道具を用意して、徹底的に掃除を行うことをおすすめします。
 

*フロアコーティングの検討

 
何も家具や荷物がない状態であれば、フロアコーティングを施すのも一考です。
フロアコーティングを施すと、床の傷や汚れに強くなり、日々のメンテナンスが楽になります。
 

*カーテンや遮熱断熱フィルムの準備

 
カーテンはオーダーメイドの場合、作成に1~2週間程度かかることが多いです。
早めに注文しておくことで入居後すぐにプライバシーを確保できます。
また、遮熱断熱フィルムを窓に施工することで、夏の暑さや冬の寒さから身を守れます。
 
新築入居前に行うべきことは、一見些細に思えるかもしれませんが、これらの準備と手続きが新生活の質を大いに左右します。
しっかりと準備をして、新しい生活のスタートを切りましょう。
 

□新築入居後の初日にやること

 
・引っ越しの立ち合いと配置計画
 
引っ越し当日は新居で引っ越し会社の到着を待ち、立ち合いを行います。
家具や段ボールの配置について事前に計画を練っておくと、後の荷ほどきがスムーズに始まります。
例えば、重い家具は一度置いてしまうと動かすのが困難な場合が多いため、最初から最適な位置に配置するのがおすすめです。
 
・ご近所への挨拶
 
新居に入居したら、早めにご近所への挨拶を済ませましょう。
マンションや一戸建ての場合、引っ越し作業で騒音や振動が発生する可能性があります。
事前に挨拶をしておくことで、近隣との良好な関係を築く第一歩となりますよ。
 
・各種設備の確認
 
水道、電気、ガスなどの生活基盤となる設備の確認は必須です。
特にガスの開栓は、専門の会社の方が来る必要がありますので、事前に予約をしておくことが望ましいです。
また、電話やインターネットの設定もこのタイミングで行いましょう。
 
新築入居した初日は、多くの手続きと作業が待ち受けています。
 
しかし、これらを計画的に行うことで、後の生活が大いに楽になります。
引っ越しの立ち合いで家具の配置をしっかり考え、ご近所への挨拶でコミュニケーションを図りましょう。
そして、各種設備の確認で生活の基盤を整えることも大切です。
一つひとつをクリアしていくことで、新生活のスタートダッシュを成功させられるでしょう。
 

□新築入居後に考慮する方が良い選択肢

 
新築入居後は入居当日にやることも含め、多くのやることがあります。
多すぎてやる気を失ってしまわないように優先順位を付けるコツをご紹介します。
 
・初期投資で後が楽になる選択
 
新築入居後、何にお金や時間を投じるかは重要な問題です。
例えば、お風呂の防カビ燻煙や冷蔵庫マットは初期投資が必要ですが、その後のメンテナンスが楽になります。
初期投資が必要だけど後々楽になる選択肢は、長期的な視点で考えると非常に有用です。
 
・デザインと機能性のバランス
 
美しいインテリアは心地よい生活を演出しますが、機能性も考慮しなければなりません。
例えば、壁と床の継ぎ目に取り付ける部材である巾木(はばき)のマスキングテープは、掃除の際に壁や床を守ることに役立ちますが、見た目が目立ってしまうため、設置するか否かで意見が分かれるものです。
機能性とデザイン性のバランスが極端である選択肢には、慎重な検討が必要です。
 
・メリットとデメリットの総合評価
 
全ての選択肢が一概に良いわけではありません。
通気口や排気口フィルターを設置するか否かのように、メリットとデメリットが存在する選択肢は、メリットばかり見てしまいがちですが、デメリットもきちんと把握することから始めましょう。
自身のライフスタイルやニーズに合わせて、総合的に評価することが重要です。
 

□まとめ

 
新築入居前後に行うべき手続きや選択肢は多岐にわたりますが、その中でも重要なポイントを本記事で解説しました。
新築入居前には、傷や不備の確認と基本的な掃除が必要です。
また、入居後の初日には、引っ越しの立ち合いやご近所への挨拶、各種設備の確認が不可欠です。
そして新築入居後には、初期投資で後が楽になる選択やデザインと機能性のバランス、メリットとデメリットの総合評価など、多くの選択肢が待ち受けています。
 
これらを広く考慮することで、新生活をより快適に、そしてより充実したものにできるでしょう。
新築入居は一生に一度か二度の大きなイベントです。
その価値ある瞬間を最大限に活かすためにも、しっかりとした準備と計画が必要です。

浴室の窓は必要?メリットとデメリットを比較して検討しましょう!

カテゴリー: プランニングブログ一覧新築住宅
投稿日:2023年11月01日

浴室の窓というのは、家を建てる際やリフォームを考える際に重要なポイントとなります。

なぜなら、浴室は私たちの日常生活においてリラックスする場所であり、日々の疲れを癒す場所だからです。

窓の有無、その大きさや形状、位置などは、浴室の使い心地や機能性に大きく影響します。

この記事では、浴室の窓のメリットやデメリット、一般的な窓の大きさ、そして浴室に使われる主な窓の種類を詳しく解説します。

 

□浴室の窓のメリットとデメリット

 

*メリット

・換気ができる

浴室の窓があることで、自然な方法での換気が可能となります。

これにより、浴室内の湿度を下げ、カビの発生を防ぐ効果も期待できます。

また、窓を開けることで新鮮な空気を取り入れられ、浴室の臭いも軽減されます。

・節電が可能

換気扇を頻繁に使用する必要がなくなるため、電気代の節約に繋がります。

これは長期的に見ると、家計にも優しい選択となります。

・開放感の提供

窓を開けることで、外の景色や風を感じられ、浴室の中がより開放的に仕上がります。

これにより、リラックスしたバスタイムを過ごせるでしょう。

・自然光の活用

昼間は窓からの自然光で浴室を明るくでき、電気をつける回数が減少します。

これにより、目にも優しい環境を作り出せるのです。

 

*デメリット

・プライバシーの問題

窓があることで外からの視線が気になる場合があります。

特に、1階の浴室と近隣との距離が近い場合は注意が必要です。

しかし、カーテンやブラインドを取り付けることで、この問題を軽減できます。

・セキュリティの懸念

窓があることで、外部からの侵入のリスクが高まる可能性があります。

特に、窓のロック機能が不十分な場合や、窓が大きい場合は注意が必要です。

セキュリティ対策として、窓にセンサーやアラームを取り付けることも考えられます。

・断熱性の問題

冬場、窓が冷えることで浴室内が冷えやすくなることが考えられます。

しかし、二重窓や断熱材を使用することで、この問題を大幅に軽減できます。


□浴室の窓の一般的な大きさやサイズ

窓の大きさは、浴室の広さや家の構造、または家族のライフスタイルによっても異なります。

一般的には、30cmから60cmの範囲が多いですが、大きな窓を設置することで、より多くの自然光を取り入れられます。

しかし、大きな窓は上述のデメリットも増えるため、家の位置や環境を考慮して選択することが大切です。

□浴室の窓の種類と特徴

浴室の窓は、その形状や機能によって多岐にわたる種類が存在します。

それぞれの窓には、独自の特徴やメリット、デメリットがあり、使用する環境や目的によって最適なものが異なります。

以下に、各窓の種類とその詳細な特徴を深堀りして紹介します。

・引き違い窓

この窓は2枚の窓が左右にスライドして開閉する非常に一般的なタイプです。

メンテナンスや掃除がしやすく、操作性も簡単なのが引き違い窓の魅力です。

また、引き違い窓は狭い場所でも取り付けが容易です。

さらに、風通しが良く、室内の湿度を下げるのに役立ちます。

ただ、 防犯面でのセキュリティがやや低い可能性があります。

・縦すべり出し窓

この窓は外に向かって開くスタイルの窓です。

狭いスペースでも設置が可能で、外部の風を直接取り入れられます。

縦すべり出し窓の良い点としては、防犯性が高く、窓の外側に物を置くスペースが不要であることです。

一方で、縦すべり出し窓で懸念される難点は、強風の日に開けるのが難しい場合がある点です。

・横すべり出し窓

この窓は上下に開閉するスタイルです。

横すべり出し窓は雨の日でも窓を半開きにして換気が可能です。

一方でデメリットとしては、上下のレールの掃除が必要なことが挙げられます。

・内倒し窓

この窓は上部が内側に倒れることで開く窓です。

外部の通行人の邪魔になりにくく、風の強い日でも安心して開けられます。

他にも安全性が高く、風の影響を受けにくいメリットがあります。。

デメリットとしては全開にするのが難しいことです。

・上げ下げ窓

上下にスライドして開閉する窓です。

上げ下げ窓は高い気密性や断熱性を持っています。

そのため、冬の冷気の侵入を防ぎやすく、夏の冷房の効果も持続しやすいのです。

ただ、窓の重みで開閉に力が必要な場合がある点には注意が必要です。

・ルーバー窓

この窓は通風量を調節できる窓です。

複数のガラスや木製のスラットが水平に並び、角度を調整して風量をコントロールします。

湿度の高い日でも室内を快適に保てます。

防犯面でのセキュリティがやや低い可能性があるので、外から見えないように半透明のガラスを使ってルーバー窓を取り付けるのも良いでしょう。

これらの窓の種類を理解し、自宅の環境やニーズに合わせて選ぶことで、より快適な浴室空間を実現できます。

 

□まとめ

浴室の窓は、その機能性やデザイン、コストなど多くの要素を考慮して選ぶ必要があります。

この記事を参考に、ご自宅の浴室に最適な窓を選び、より快適な浴室ライフを実現してください。

新築をご検討中の方はぜひ当社にご相談ください。

新築を建てようとしている方へ!リビングの窓を考える際のポイントをご紹介!

カテゴリー: ブログ一覧新築住宅プランニング
投稿日:2023年10月27日

新築を建てる計画を立てている方々にとって、リビングの窓選びは極めて重要です。

リビングは家族や友人とのふれあいの場であり、日常生活のメインの場でもあります。

そこで今回は、窓の種類や特性、リビングのプライバシーについて解説します。

 

□新築のリビングの窓として採用されることの多い種類とは?

まず、リビングの窓選びにおいて最も基本的な要素は、窓の種類です。

代表的な種類とその特性について見ていきましょう。

 

*掃き出し窓

掃き出し窓は、リビングに自然光を豊富に取り入れたい場合に最適です。

通常、幅広い窓ガラスを備えており、室内から外の景色を楽しめます。

また、開放感があり、風通しも良好です。

しかし、掃き出し窓は大きいことから、断熱面や夏の日差しに関して適切な工夫が必要です。

外からの視線にも注意が必要です。

 

*腰窓

腰窓は、リビングの中程度の高さに設置される窓で、通気や採光を確保するのに適しています。

そのバリエーションは多く、幅広い場所に設置可能です。

また、ディスプレイスペースや座る場所として活用できます。

腰窓はリビングだけでなく、寝室や和室などにも適しているのが特徴です。

 

*高窓

高窓は、高い位置に設置される窓で、通常、外からの視線を遮りながら光を取り入れます。

高い位置にあることで室内に自然光を効果的に取り入れられ、外部からの視線を気にせずに快適に過ごせます。

高窓は、リビング以外にもトイレや洗面脱衣所、キッチンなどの狭い空間にも適しており、プライバシーを確保しながらも快適な環境を作り出すのに役立ちます。

 

□リビングの窓で人気の掃き出し窓で注意することとは?

リビングは南面に主に配置されますが、家の南側が人通りの多い道路に面している場合、外からの視線が気になりますよね。

大きな窓を配置してもカーテンを開けっ放しにすることが難しく、昼でもレースのカーテンをしなくてはいけなくて景色を楽しみにくいということはよくある話です。

ただ、常にカーテンを閉め切っているというのも抵抗があるかもしれません。

そういった方へ向けたリビングのプライバシー保護については次項で解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

窓設計を性能面で考慮する際の前提として、夏場の厳しい日差しがなるべく部屋に入らないようにすることを考えます。

夏の日差しは庇でカットし、冬のみ日差しを取り込むよう、窓の性能・タイプだけでなく家を俯瞰的に丁寧に設計することが大事です。

西側は、夕方に直射日光が入って部屋が暑くなってしまうケースがあり、遮熱ガラスを使うことが多いですが、このように家の立地条件によって、窓の種類・タイプまで考えられるのが理想です。  

また、見落としがちなのが床材の日焼けです。

リビングに大きな掃き出し窓があると、床材の日焼けが進行していきます。

特に無垢材だと短い時間で顕著に変色してしまうため、そこも考慮しなければなりません。

日焼けが気になる方は、日焼け対策のコーティングが施された床材を使用すれば、10年程たってもあまり日焼けは気にならないでしょう。

 

□リビングのプライバシーを守るための窓の工夫をご紹介!

リビングはプライベートな空間として安心できる場所でありたいもの。

リビングのプライバシーを確保するためには以下のことに注意しましょう。

1.リビング間取りや窓の配置に配慮する

リビングの窓の配置は、間取りにも影響を与えます。

隣接する住宅や通行人からの視線を気にする場合、リビングを外部から遮るように配置することが大切です。

また、窓の大きさや高さも検討する必要があります。

このような配慮を行うことで、プライバシーを確保しつつ、開放的なリビング空間を実現できます。

2.中庭やフェンスで視線を遮る

リビングを中庭やテラスに接続することで、外部からの視線を遮るプライベートな窓辺を作れます。

また、フェンスや柵を設ければ、プライバシーを守りつつ、開放的な眺望を楽しめます。

このようなデザインの工夫をすることで、リビング空間がより魅力的になります。

3.目隠しアイテムで機能とおしゃれを取り入れる

窓のデザインによって、特定の時間帯や状況で目隠しが必要になることがあります。

例えば、直射日光が強い場合や、外部からの視線を気にする場合などです。

そうした場合、カーテンやブラインドなどの目隠しアイテムを活用しましょう。

これらのアイテムは、機能的でおしゃれなデザインを持つものが多くあります。

季節や時間帯に合わせて、目隠しの必要がある場合はこれらのアイテムを選んで設置することで、リビング空間を快適に利用できます。

 

□まとめ

新築計画において、リビングの窓選びは家づくりの鍵と言えるでしょう。

適切な窓の種類を選び、プライバシーとデザインのバランスを考えながら配置することで、快適で魅力的なリビング空間を実現できます。

掃き出し窓、腰窓、高窓など、さまざまな種類の窓がありますが、自身のニーズや環境に合わせて選ぶことが大切です。

また、デザイン面でも工夫次第で、おしゃれで開放感あるリビングを実現できます。

本記事を参考に、理想のリビング空間を創り出しましょう。

安っぽい家の特徴とは?思っていたのと違う事態を防ぐためのポイントもご紹介!

カテゴリー: ブログ一覧新築住宅プランニング
投稿日:2023年10月17日

おしゃれな家を手に入れたい、その願いは多くの人々が共有するものです。

しかし、注文住宅の自由度の高さが、時として期待とのギャップを生むこともあります。

情報収集を徹底し、後悔しない家づくりを目指しましょう。

安っぽい家の特徴や、それを避け、おしゃれな家を実現するためのポイントを詳しく紹介します。

 

□安っぽい家の特徴とは?

注文住宅は、自分の好みやライフスタイルに合わせてデザインを取り入れやすいのが魅力です。

その自由度が高いため、自分だけのオリジナルな家づくりが可能です。

しかし、選択肢の多さから、悩みに悩んだ末のセレクトが完成後にイメージと異なることがあります。

このギャップが不満や後悔につながることもあるため注意が必要です。

・シンプルなシルエットの落とし穴

総2階建ての家は、部分2階建てに比べて居住面積を増やせるのが最大のメリットです。

しかし、1階と2階部分がストレートになってしまう形状ゆえ、どうしても形状がシンプルになりがちです。

シンプル=ダサい家・安っぽい家ではなく、そのシルエットを活かしきれないことが問題です。

シルエットを活かすために、例えば、ラップサイディングの外壁を採用することで、外観にアクセントを加える方法で対処しましょう。

・外壁の素材や色選びの落とし穴

外壁の配色や素材感は、家の雰囲気を大きく左右します。

暗めのカラーは高級感を出すものの、使いすぎると重苦しさを感じることもあります。

ブラックとホワイトの組み合わせや、異なる素材の組み合わせで、光の当たり方や質感の違いを楽しめます。

・外観のバランスの落とし穴

外観は、屋根・窓・玄関・外構など、多くの部材から成り立っています。

それぞれが素晴らしくても、全体のバランスが取れていないとゴチャゴチャした印象になってしまいます。

窓のアレンジや1階部分の工夫などで、イメージが大きく変わることもあるのです。

 

□安っぽい家にならないために!家の印象はどうやって変える?

家の外観は、屋根、外壁、窓、玄関ドアの4つの要素のバランスが非常に重要です。

これらの要素が調和しているかどうかで、家の印象は大きく変わります。

・屋根の選び方

屋根の形や角度、使用する建材によって、家の印象が変化します。

瓦屋根やスレート屋根、金属屋根など、選択肢は多岐にわたります。

・外壁のポイント

外壁のカラーリングや素材感で、家の印象は大きく左右されます。

特に、暗めのカラーと明るめのカラーの組み合わせや、異なる素材の組み合わせは効果的です。

・窓と玄関ドアのバランス

窓や玄関ドアのデザイン、位置、サッシの色など、細部までのこだわりが家の印象を大きく変えます。

特に、窓の大きさや形、位置などは、家の外観に大きな影響を与えます。

 

□おしゃれな家の実例と特徴を詳しくご紹介!

安っぽく見えない、おしゃれな家は実際にどのような家なのか、特徴とともにご紹介します。

 

*白色で統一した洗練された外観

白い外壁と直線的なフォルムが特徴の家は、シンプルながらも高級感を持っています。

白一色の家は、一見すると寂しく感じるかもしれませんが、外壁に白に近いグレーを組み合わせることで、洗練された上品な外観に仕上がります。

洗練されたデザインは、特に日差しの強い日に家全体が明るく輝き、近隣の景観とも調和します。

また、白を基調とした家は、緑豊かな庭や植栽との相性も抜群で、四季折々の風景に合います。

 

*モダンなデザインの外観

都会的で洗練されたイメージの外観は、現代のライフスタイルに合わせたデザインが多く取り入れられています。

緩い勾配の屋根がアクセントとなる家は、シンプルながらも存在感があります。

モダンなデザインは、都市部の狭小地でも魅力を発揮します。

特に、都市部では土地が限られているため、デザインの工夫が求められます。

モダンデザインの家は、限られたスペースを有効活用しつつ、開放感や機能性を追求しています。

また、外観だけでなく、内部のレイアウトや収納スペースの工夫も特徴的です。

 

*落ち着きのある色使いの内観

白をベースにした内観は、清潔感があり、どんな家具や装飾品とも相性が良いのが特徴です。

無垢材やウッドパネルを活用することで、自然の温もりを感じられます。

吹き抜け部分の腰壁が透明素材であることで、採光性が高まり、日中は明るく、夜は星空を楽しめます。

落ち着きのあるデザインは、リラックスした時間を過ごすための空間として最適です。

また、落ち着いた色使いは、家族や来客者が安らぎを感じられるため、長時間過ごすリビングやダイニングに特に適しています。

 

□まとめ

おしゃれな家づくりは、情報収集とこだわりが鍵です。

安っぽさを避け、自分らしい家を手に入れるためには、多くの選択肢の中から最適なものを選ぶ必要があります。

この記事を参考に、あなたの理想の家づくりを実現しましょう。

新築を建てる際はぜひ当社にご相談ください。

お客様の理想の家づくりを全力でサポートさせていただきます。

一軒家の外観で人気のモダンスタイルとは?ポイントや実例もご紹介します

カテゴリー: ブログ一覧新築住宅プランニング
投稿日:2023年10月12日

モダンスタイルという言葉を耳にすることは多いですが、具体的にどのようなデザインを指すのでしょうか。

今回は、モダンスタイルの特徴や、その魅力を引き出すポイント、さらには実例も紹介していきます。

ぜひ最後までご覧ください。

 

□モダンスタイルとはどういうデザイン?

モダンデザインは、現代的で無駄のないデザインを指します。

豪華な装飾やカラーリングは控えめにし、シンプルな機能美を追求するのが特徴です。

また、コストパフォーマンスに優れ、流行に左右されないのも魅力の一つです。

実は、モダンデザインには100年近くの歴史があり、国や時代によってさまざまな形に派生してきました。

日本の住宅でよく選ばれる代表的な分類を以下に示します。

・シンプルモダン

モノトーンカラーで高級感やスタイリッシュな印象です。

シンプルでありながらも、洗練されたデザインが特徴です。

・ナチュラルモダン

ベージュやブラウンなどのナチュラルカラーで優しい印象を与えます。

自然との調和を大切にしたデザインが魅力です。

・和モダン

瓦屋根など、日本独自のデザインを取り入れています。

伝統的な要素とモダンなデザインが融合したスタイルです。

・海外モダン

南欧やアジアンモダンなど、海外の要素を取り入れてシンプルに仕上げるデザインです。

異国情緒を感じさせるデザインが特徴です。

 

□かっこいいモダンな外観に仕上げるポイントをご紹介!

モダンな外観を持つ家を建てる際のポイントを紹介します。

モダンな外観は、建物の形状や素材、色の使い方など、さまざまな要素が組み合わさって完成します。

以下に、そのポイントを詳しく解説していきます。

 

*建物と屋根の形状

どの形状にするか悩んでいる方は特に、シンプルな形状がおすすめです。

色や窓の工夫で、シンプルでも魅力的になります。

四角い家や片流れ屋根など、シンプルな形状がモダンデザインの基本です。

 

*素材選び

スタイリッシュな素材を選ぶことで、外観に深みを持たせます。

タイル張りや直線的なデザインの外装材など、モダンな外観には欠かせない要素です。

 

*色の使い方

色を使いすぎず、シンプルに仕上げることがポイントです。

単色の外壁でも十分かっこよく仕上がりますが、2色の外壁を貼り分ける際には、サッシと玄関ドアの色を統一するなどの工夫が必要です。

 

*窓の形状・位置

窓の形やサイズによって、外観の印象が大きく変わります。

細長い縦すべり窓や、各階の窓が縦に揃っているデザインなど、窓のデザインには細部までこだわる必要があります。

 

*照明の活用

夜の外観も考慮し、照明を有効に使うことで、夜間でも魅力的な外観に仕上がります。

特に、ダークトーンなモダンの外観は、夜になると存在感が消えやすいため、照明の配置やデザインには特に注意が必要です。

 

□モダンデザインの一軒家の実例をご紹介!

モダンデザインの家の外観は、そのデザインや色の組み合わせ、素材の選び方、さらには配置や細かい点に至るまで、多彩な表情を持っています。

これらの要素が組み合わさることで、個性的かつ魅力的な外観が生まれます。

以下に、その魅力を具体的に感じられる実例をいくつか紹介していきます。

・ネイビー×ブラウンの大人シックな平屋

ダークな色味の組み合わせが、引き締まった印象を与えます。

シンプルながらも高級感が漂うデザインが特徴で、都会的な雰囲気を持ちつつも落ち着きのある佇まいが魅力です。

・上品な和モダンの家

薄いあずき色の外壁と瓦屋根が家のアイデンティティです。

日本の伝統的な要素とモダンデザインが絶妙に融合しており、新しい時代の和風住宅として注目されています。

・片流れ屋根のスタイリッシュな外観

白とネイビーのツートンカラーが、外観の主役となります。

シンプルながらも、スタイリッシュな印象を持つデザインに仕上がり、近代的な都市にもマッチするデザインとなるのです。

・自然素材のナチュラルモダンな家

木目調や木材を積極的に取り入れたデザインが特徴です。

自然との調和を感じさせる、温かみのある外観が特徴で、四季折々の風景との相性も抜群です。

・白×黒のビルトインガレージハウス

シンプルでかっこいい外観で人目を引くでしょう。

ビルトインガレージとは、名前の通り駐車できる場所を住宅の一階部分に設けて、シャッターやドアで閉めて車をしまうガレージのことを指します。

ガレージと住宅部分が一体となったデザインが特徴で、都市部の狭小地でも効果的にスペースを活用できます。

 

□まとめ

モダンスタイルの家は、シンプルでありながらも多くの魅力を持っています。

デザインや素材選び、色の使い方など、細部にわたるこだわりが、その魅力を最大限に引き出しています。

モダンデザインの家は、そのシンプルさが魅力であり、流行に左右されず、長く愛されるデザインとなっています。

今後も多くの人々に選ばれ続けるであろう、モダンスタイルの家。

その魅力をぜひ、自分の家づくりに取り入れてみるのも良いでしょう。

かっこいいデザインの外観にしたい方へ!窓の工夫を実例を含めてご紹介!

カテゴリー: ブログ一覧新築住宅プランニング
投稿日:2023年10月07日

外観を引き立てる要素の一つとして、窓の選び方と配置は大きな役割を果たします。

この記事では、かっこいいデザインの外観を実現するために窓の種類、注意点、そして実例について詳しく解説いたします。

ぜひ参考にしてみてください。

 

□窓の種類はたくさん!どんな種類がある?

窓の種類は多岐にわたり、外観デザインにおいて異なる印象を与えます。

窓をうまく組み合わせることで、建物全体のデザインを引き立てられます。

以下では、窓の主要な種類とその特徴について詳しく説明します。

 

1.引違い窓

引違い窓は、左右に窓を動かして開け閉めするタイプの窓です。

この窓は一般的で採用率が高いため、多くの建物で見かけます。

そのシンプルなデザインは、様々な建物に適しています。

 

2.掃き出し窓

掃き出し窓は、床まである引違い窓の一種で、室内から外へのアクセスが容易です。

この窓は、室内外の一体感を高め、快適な居住空間を作り出すのに適しています。

 

3.縦すべり窓

縦すべり窓は、縦方向にスライドしながら開く窓です。

その独特の開閉方法は、建物にスタイリッシュな印象を与え、特にモダンなデザインにマッチします。

 

4.横すべり窓

横すべり窓は、横方向にスライドしながら開く窓です。

引違い窓と比べて気密性が高く、断熱性に優れています。

外観と機能性を両立させるのに適しています。

 

5.FIX窓

FIX窓は開閉しない窓で、シンプルですっきりとしたデザインが魅力です。

他の窓と組み合わせることで、バリエーション豊かな外観を実現できます。

 

6.上げ下げ窓

上げ下げ窓は、上下に窓を動かして開け閉めする窓です。

上の窓と下の窓が独立して操作できる場合もあり、通風を調整するのに便利です。

 

7.天窓

天窓は天井に設置され、上から光を取り込む役割を果たします。

日当たりが悪い空間に天窓を採用することで、明るい室内環境を実現できます。

 

8.丸窓

丸窓はその丸い形状が特徴で、開閉しないFIX窓の一種です。

外観や内観のアクセントとして使用され、空間に個性を加えます。

 

□窓を選ぶ際の注意点とは?

次に、窓を選ぶ際の注意点について詳しく見ていきましょう。

外観デザインを考慮する際、引違い窓を多用することが建物を凡庸に見せてしまう要因となります。

特に、間口が狭い建物では、引違い窓の使用が外観に影響を及ぼすことが多いです。

理由は、狭い建物は四角く見えがちで、この印象は野暮ったい印象を与える原因となるからです。

そのため、外観デザインを洗練させるためには、ボリューム感を抑えるデザインの窓を選び、縦長や横長などのデザインを検討することが肝要です。

引違い窓のデザインは洗練されておらず、野暮ったい印象を強調してしまうことがあります。

そのため、引違い窓はなるべく避けるのが賢明でしょう。

引違い窓を使わないだけで家の印象はかなり違ってきます。

また、2階に引違い窓が2つ並ぶだけで、家の外観が顔のようにも見えるようになり、一気に見栄えが悪くなってしまいます。

 

□窓を工夫したかっこいいデザインの外観をご紹介!

外観デザインにおいて窓の選択は決定的ですが、実際の実例を見てみることで、アイデアが広がることでしょう。

以下は、かっこいい窓と外観デザインの素敵な組み合わせを紹介します。

 

*連続窓

連続して配置された窓は、スタイリッシュで印象的な外観を作り出します。

また、室内に豊富な光を取り込み、開放的で明るい居住空間を提供します。

ただし、大きな連続窓は外からの視線に注意が必要です。

中庭などのプライバシーを確保できる場所に設置すると良いでしょう。

 

*上下階でラインを揃える

外観を統一感のあるものにするために、上下階で窓のラインを揃えるアイデアです。

横方向だけでなく、高さの揃った窓配置は建物全体を洗練された印象にします。

同じサイズや形状の窓を使用すると、外観が調和します。

 

*小さな窓を複数個配置

連続した小窓の配置は、単調な外観から解放してくれます。

2、3つの小窓を並べて配置すれば、建物にリズムが生まれ、魅力的なデザインになるのです。

正方形の窓だけでなく、スリット窓など異なる形状の窓を組み合わせることで、建物に多彩な表情を与えてくれるでしょう。

 

*変形窓を活用

丸窓、アーチ窓、三角窓などの変形窓は、外観デザインに独自の特徴をもたらします。

丸窓は楽しい印象、アーチ窓は優しい印象、三角窓は独特の複雑さを建物に加え、外観に個性を与えます。

建物のスタイルに合わせて変形窓を選択し、魅力的な外観を実現しましょう。

これらのアイデアは、かっこいい外観を持つ建物をデザインする際に参考になるでしょう。

外観デザインにおいて窓は重要な要素の一つであり、デザインのバリエーションを豊富に活用することで、建物の個性を際立たせられます。

 

□まとめ

新築住宅において、外観デザインは来客の第一印象に影響を与える重要な要素です。

特に窓の選択と配置は、外観デザインにおいて大きな役割を果たします。

適切な窓の選択と配置によって、かっこいいデザインの外観を実現しましょう。

玄関デザインをおしゃれに仕上げるコツとは?実用性も意識した家づくりをしましょう

カテゴリー: ブログ一覧新築住宅プランニング
投稿日:2023年10月02日

玄関は、家を出入りする最初と最後の場所であり、客人を迎えたり見送ったりする場所でもあります。

そんな人目に付きやすい玄関のデザインにこだわりたいという方は多いのではないでしょうか。

今回は、玄関デザインにこだわりたい方や玄関デザインをおしゃれにしたい方に向けて、玄関デザインをおしゃれに仕上げるコツや実用面のポイントを紹介します。

 

□おしゃれに魅せる玄関デザインのポイント

 

*見た目にこだわる

 

家の外観と内装に統一性を持たせることで玄関がおしゃれな雰囲気になります。

アプローチや門扉などの外構、ドアまでデザインを統一することで、それぞれ別々の場所ではなく、1つの空間として認識されます。

1つの空間として認識できると、ホテルや旅館のような洗練された雰囲気を感じられます。

外観、アプローチや門扉などの外構、ドア、玄関、どの場所も使われる建材が異なりますが、建材以外の部分で統一感を出す工夫を施しましょう。

使う色を限定する、テイストをそろえる、このように工夫して玄関デザインにこだわりましょう。

また、インテリアが少ない玄関は、照明器具によって印象が大きく変わります。

照明器具自体以外にも、光の強さや色にもこだわるとより理想の雰囲気に近づくでしょう。

天井から吊るす照明以外に、間接照明やブラケットライト、スタンドライトなども玄関の照明器具としておすすめです。

あまり暗すぎると安全面で不安ですが、ある程度明るさを確保していれば、明暗に緩急をつけてみましょう。

照明選びにもこだわることが、おしゃれな玄関の実現には重要です。

 

*実用面でこだわる

 

靴がたくさん出ている玄関はおしゃれでしょうか。

玄関に靴があまり出ていない方がおしゃれではないでしょうか。

照明や建材を工夫しても、たくさんの靴や傘、アウトドア用具が散乱していては、せっかくのおしゃれな玄関が台無しです。

たくさん入る収納を設けることで、すっきりとした玄関をキープできます。

生活感が少ないと、おしゃれで洗練された雰囲気の玄関になります。

また、開放感あふれる玄関は、あまり広くない玄関が多い日本の住宅では理想的です。

開放感を作るには、吹き抜けや勾配天井を設けて天井を高くする、近くに窓を設けるといった工夫を施すことで開放感ある玄関を作れます。

 

□玄関デザインのポイントを場所ごとにご紹介!

 

ここからは、玄関をおしゃれに仕上げるポイントを、外観と内装に分けて紹介します。

 

*外観

 

ドアは、色や素材、鍵の種類など多種多様にあります。

外観や玄関の雰囲気と合うドアを選びましょう。

全体的に工夫しておしゃれな雰囲気にしたいという方は、家の門からドアまでの間もこだわりたいのではないでしょうか。

玄関アプローチや玄関ポーチ、外灯などこだわろうと思ったらいくらでもこだわれるポイントがたくさんあります。

一方で、どの部分も何より役割を果たすことが重要です。

例えば、外灯はおしゃれさを優先しすぎて防犯面で弱点があっては意味がありません。

 

*内装

 

玄関ホールは、土間の広さや素材で工夫を施せます。

デザイン性を重視するのであれば、黒白のようなはっきりした色がおすすめです。

はっきりした色だと土汚れが目立ちます。

土汚れが目立たないような土間を希望するのであれば、茶やベージュといった色がおすすめです。

また、玄関全体をおしゃれな空間にしたいのであれば、床・壁・天井もこだわるべきでしょう。

全体でコンセプトを決めるとそれぞれの色や素材が考えやすいです。

 

□満足できる玄関にはデザイン性だけでなく実用性も大切です

 

先ほども述べましたが、おしゃれな玄関の実現には、ただデザイン性を重視すれば良いわけではありません。

実用性も兼ね備えていないと、おしゃれな玄関の実現は難しくなってしまいます。

靴や雨具が散乱した玄関はおしゃれでしょうか。

いくらデザイン性が優れている玄関でも物で溢れている玄関は、生活感はあるかもしれませんが、おしゃれとは言いにくいものでしょう。

どうしても玄関は、置くものが多い上に、ほかの空間に比べて床面積が狭いので、物が溢れてしまうのは仕方ありません。

では、溢れているものを収納するスペースを設けましょう。

靴の散乱が気になるのであれば、シューズクローゼットを設けるのがおすすめです。

靴や雨具以外にも、アウトドア用品や、小さなお子様がいるご家庭ではベビーカーや外で遊ぶおもちゃのように、玄関周りに収納したいものがたくさんある方もいらっしゃるでしょう。

そんな方には、靴に限らない様々なものが収納できるスペースを設けるのがおすすめです。

収納を設ける時には、家族のみんなが収納しやすいように収納スペースのドアを大きくしたり、小さなお子様でも片づけやすいように、高すぎる位置に棚を作らないといった工夫があると良いでしょう。

 

□まとめ

 

今回は、玄関デザインにこだわりたい方や玄関デザインをおしゃれにしたい方に向けて、玄関デザインをおしゃれに仕上げるコツと実用面のポイントを紹介しました。

おしゃれな玄関の実現には、デザイン性や素材、全体的なコンセプトなど見た目に関する工夫が必要ですが、実用的な工夫も忘れてはいけません。

この記事で紹介したポイントを参考に、おしゃれで実用性の高い玄関を実現しましょう。

和のモダンベッドルームを作る方必見!ポイントや和風特有の注意点を紹介します

カテゴリー: ブログ一覧新築住宅プランニング
投稿日:2023年09月27日

人間は人生の約3分の1を寝て過ごしていると言われています。

そうでなくても、日々の生活の質を高めるために、睡眠はとても重要です。

つまり、睡眠をとる環境を整えることも重要なのです。

寝室のデザインは人それぞれ好みがあるかと思います。

今回は、和のモダンベッドルームを検討している方に向けて、和のモダンベッドルームについて、特徴と仕上げる時に注意するポイント、床を畳にする注意点をご説明します。

和モダンが好きな方、寝室を和モダンにしようか悩んでいる方は要チェックです。

 

□和のモダンベッドルームの魅力とは?

 

和のモダンベッドルームは、落ち着きがありつつ、洗練されたおしゃれな雰囲気があります。

落ち着いたベッドルームが理想だけど、気に入ったベッドルームで睡眠をとりたいという方にピッタリです。

和のモダンベッドルームの1番の魅力は、飽きの来ない落ち着いた雰囲気です。

もともとシンプルな和モダンですが、ベッドルームは睡眠をとる場所ということもあり、よりシンプルで洗練された雰囲気になります。

色は、木の色、白、グレー、黒といったシンプルな色がベースです。

シンプルさと落ち着いた雰囲気が魅力の和のモダンベッドルームを作るには、余計なものを置かないことが重要です。

カーテンもシンプルで目立たない色がおすすめです。

ジャバラ状のプリーツスクリーンだと、カーテンよりも主張がなく和のモダンベッドルームに合います。

睡眠は、生活においてとても重要です。

シンプルかつ飽きの来ない落ち着いた雰囲気を持つ和のモダンベッドルームは、良質な睡眠をとるのに適しています。

 

□ベッドルームを和モダンに仕上げる時に意識するポイントをご紹介!

 

ここからは、和のモダンベッドルームを作るための方法をご紹介します。

 

*低めのベッドにする

 

寝室を和風にする、和室にする場合には、寝具は布団にするのが一般的ですが、ベッドを使いたいという方もいるのではないでしょうか。

普通の高さのベッドだと部屋の雰囲気とマッチしませんが、高さの低いベッドだと和のモダンベッドルームとよくマッチします。

最近では、おしゃれな和のモダンベッドルームをよく見かけますが、布団ではなく低めのベッドが用意されているタイプが多くあります。

 

*シンプルなベッドと好みの小物を合わせる

 

一般的なベッドルームでよく見られるヘッドボードやフットボードは、洋風なベッドルームのイメージに近くなります。

和風かつモダンな印象に仕上げたい場合は、これらをなくしたシンプルな形がおすすめです。

シンプルすぎるのが好みではない場合、小物を置く程度であれば、和モダンのイメージを崩さず、より理想のベッドルームの実現に近づきます。

物置きや照明は和モダンに忠実でなくても良いかと思います。

 

*ベッドカバーリングの色を工夫する

 

ベッドルームのイメージは、ベッドカバーリングによってかなり左右されます。

どんな色でも合わないことはありませんが、和モダンなベッドルームを希望するのであれば、シンプルな色が間違いありません。

白やベージュ、グレー、黒、茶色などが良いでしょう。

部屋の色に合わせて色を考えましょう。

また、ベーシックな色の他にも、少しくすみのある自然な色であれば、和モダンの雰囲気と合った洗練されたベッドルームになるでしょう。

 

□ベッドルームの床に畳を用いる時には注意が必要です!

 

和のモダンベッドルームに布団ではなくベッドを置く場合、床をどうするか考える必要があります。

どんなベッドでも重量はそれなりにありますから、床へのダメージを考える必要があります。

4本足のベッドをそのまま畳に置いてしまうと足の跡がついてしまい、その部分だけ傷んでしまいます。

ここからは、そんな畳へのダメージを防ぐ方法を大きく2つに分けてご紹介します。

 

*ベッドの下に何か敷く

 

大前提として、畳とベッドの間に何か敷いておくと畳へのダメージが緩和されます。

敷くもののおすすめとしては、カーペットや床キズ防止マットです。

1番良いのは床キズ防止マットです。

畳のダメージが軽減される他、マットがずれにくいためベッドが動きにくくなる、汚れてもサッと拭くだけなので畳より被害が少ないといったメリットがあります。

通販やホームセンターで購入可能です。

色つきのものや透明のものがあるので、ご自身のお部屋に合ったマットをお選びください。

サイズも様々ですので、シングルやダブル、キングなど、どのベッドサイズでも合うサイズのマットが見つかるはずです。

床キズ防止マットの他に、普通のカーペットもおすすめです。

床キズ防止専用のものでなくても、ベッドと畳の間に1枚挟むだけで、そのままベッドを置くよりも畳へのダメージを軽減できます。

敷くものはカーペットでも、ラグでも大丈夫です。

サイズもデザインも様々なものがありますから、お好みのものを選んで敷きましょう。

 

*ベッドの選び方を工夫する

 

4本足のベッドだとその4点に力が集中するため、足部分の畳はダメージがひどくなってしまいます。

ベッドフレーム全体で支えるタイプのベッドは、力が分散されて畳へのダメージが減ります。

 

□まとめ

 

今回は、和のモダンベッドルームを検討している方に向けて、特徴と仕上げる時に注意するポイント、床を畳にする注意点をご説明しました。

飽きのない落ち着いた雰囲気と洗練されたおしゃれさが魅力である和のモダンベッドルームは、ベッドの選び方やインテリアを工夫することで、和モダンな雰囲気に近づきます。

また、床を畳にする場合は、マット敷くといった工夫も必要ですので、覚えておきましょう。

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