明るい室内にするには、窓を多く取り付けるのが良いとお考えの方は多いでしょう。
しかし、窓を多く取り付けると外から丸見えになる可能性があります。
プライバシーを守りながらも明るい家にしたい方におすすめなのが、高窓です。
今回は通常の窓とは違う高窓のメリットと注意点、実例をご紹介します。
高窓とは、天井に近い位置に設ける窓を指します。
住宅密集地域の中にある土地では、自由に窓を開けられない状況が多いと思います。
その状況を解決する方法の一つが高窓なのです。
高い位置に窓を設けることで、太陽の光が室内に多く差し込みます。
部屋の奥まで光が差し込むため、室内全体が明るくなります。
高窓は、光が多く差し込む明るい家にしたい方にぴったりの窓です。
高窓は普通の窓より高い位置にあるため、プライバシーが守られた空間の実現ができます。
近くの家や家の前を通る人からは室内の天井部分しか見えないため、周囲の目を気にする必要がなくなります。
そのため、家の中が見えてしまうという心配が不要なのです。
基本的には、大きな家具は壁に沿って置かれます。
しかし、大きな窓があると、その面には大きな家具を置けません。
高窓は窓が高い位置にあることで壁近くのスペースに制限が無くなり、家具の置く場所を自由に決められます。
思い通りのインテリアを実現できますね。
通常の窓であれば、窓の高さが統一できないことが多いです。
それに比べて、高窓であれば窓の高さを揃えられるため、余計なラインを減らせます。
天井いっぱいに高窓を設けると窓のラインが目立たなくなり、部屋がスッキリして見えます。
開放的で、綺麗な空間を実現できるのです。
高窓を設けると、換気がしやすくなります。
なぜなら、暖かい空気は上に溜まっていく性質があるからです。
高い位置に窓を作ると、上に溜まった暖かい空気が自然と外に出ていきます。
その結果、室内の風通しが良くなるのです。
・こまめに掃除する
窓が高い位置にあるため、掃除できていないことに気付かないことが多いかもしれません。
また、掃除する際には踏み台を使う必要があったり、高所用の掃除道具を用意する必要があり、手間がかかり、掃除するのが億劫に感じる方もいらっしゃいます。
しかし放置していると風でホコリが舞ったりすることもあるため、こまめに掃除するのが大切です。
・周辺環境をしっかり確認する
高窓はプライバシーが確保できているのがメリットですが、どのような場合でも守られているとは限りません。
例えば、近所の家と隣接している家であれば、窓ガラスを透明にしていると家の中が見えることがあります。
自分の家の1階の高窓が透明な窓ガラスであれば、隣の家の2階の窓から見ると自分の家の室内が丸見えですね。
特に、夜に明かりが灯っている家は外からしっかり見えるため注意が必要です。
丸見えにならないように、室内が見えないように作られている型ガラスを用いると良いでしょう。
また、今は近くに高い建物が無くても、将来建つ可能性があります。
そして、眺めが良くなることを期待して高窓を取り付けたのに、実際は隣の家の壁しか見えないことがあれば悲しいですよね。
そうならないためにも、周辺環境や将来どのような変化が起こりそうかも慎重に考えて透明なガラスにするかどうか決めましょう。
・横長の高窓を用いた家
細くて横長な高窓をリビングとダイニングの壁面長さ全体に設けた家です。
縦の長さは短いですが横の長さが十分にあるため、自然光がしっかり入って開放感のある作りに仕上がっています。
・高窓を上下に配置した家
高窓を上下に2つ取り付けた家です。
1つだけ取り付けるのに比べて光と風が多く入りやすい上に、空間のアクセントになりおしゃれさが増します。
・リビングダイニングの窓を全て高窓にした家
リビングとダイニングの2面を使って全て高窓にした家です。
上から降り注ぐ自然光により、リビングとダイニング全体が優しい雰囲気になり、ナチュラル系のインテリアによく合います。
・地窓と高窓の両方を用いた家
地窓とは床面に接した低い位置にある窓を指します。
床面に接した低い位置と天井に近い位置の両方に窓を配置することで、上下から光が差し込みます。
そのため、バランスよく室内が明るくなるのです。
プライバシーを確保しながら、解放感も高くなり落ち着く空間を実現します。
今回は、高窓を取り入れるメリットと注意点、実例をご紹介しました。
周辺環境に気を付けて高窓を配置すると、プライバシーが守られた明るい空間に仕上がります。
実例を参考に自分の家に合う形と配置の高窓にして、快適に過ごせる家にしましょう。
明るく暮らしやすい家づくりをしたい方は、ぜひ当社にご相談ください。
家の周囲は塀やフェンスで囲むのが一般的です。
しかし、高い塀やフェンスで囲むと圧迫感が出てしまいます。
そこで、開放的な空間にしたい方におすすめなのが、オープン外構です。
今回は、オープン外構について後悔しないための注意点とともにご説明します。
オープン外構とは、家と道路の境界線に対して遮るものがなく、開放的な状態の外構のことを指します。
敷地を塀やフェンスで囲わないため、外からよく家の外観が見えます。
オープン外構と似た言葉にセミクローズ外構があります。
セミクローズ外構は、敷地の一部を塀やフェンスで囲みます。
開かれた部分と閉じられた部分の両方があるのが特徴です。
オープン外構とセミクローズ外構、どちらにするか迷う方は多いです。
迷う場合は、まずはオープン外構を作ってみるのが良いでしょう。
なぜなら、追加工事でセミクローズ外構にもできるからです。
もし迷う際には事前に施工会社にご相談するのをおすすめします。
オープン外構にして後悔する方は少なくありません。
後悔しないために、よくある失敗例を参考にして後悔しやすいポイントを押さえておきましょう。
そして、リスクを理解した上で、オープン外構は自分たちに適しているのか考えてみるのがおすすめです。
庭に干した洗濯物は、オープン外構であれば外から丸見えです。
また、近所でバーベキューをしている家がある場合は、バーベキューのニオイが自分たちの洗濯物につく可能性があります。
外に生活感を出してしまうため、洗濯物を干す時間帯に注意する必要があったり、部屋干しがメインになったりする家は少なくありません。
頻繁にバーベキューを行う家が近所にあれば、ニオイうつりにも気を付ける必要があります。
元々部屋干しを好む家であれば問題ないのですが、外干しが好きな家では思うように外干しができずストレスの原因になる可能性が高いです。
オープン外構の場合、置き配を利用する際に玄関に荷物を置いてくれないケースがよくあります。
オープン外構は門扉がないため、配達員が配慮してしまうことが多いのです。
敷地内に勝手に入るのをためらって、道路と敷地の境界位置に荷物を置くケースは珍しくありません。
置き配を利用する際には宅配ボックスを玄関に置いて、配達員に置き場所を示すのが良いでしょう。
オープン外構は、交通量が少ない場所や人があまり通らない土地に作ることが多いです。
交通量や人通りが少ないと、安心して作れますよね。
しかし、住宅街はUターンする場所が少ないため、方向転換のために勝手に土地に入られることがあります。
また、家の前の道路の幅が狭ければ、車同士がすれ違う際に自分の家の敷地に車が乗り上げることも考えられます。
車が敷地に侵入すると敷地内の一部を傷つける可能性もあるため、注意が必要です。
先ほどご紹介した後悔しやすいポイントを踏まえて、自分が後悔しないための対策をご紹介します。
対策をすることで、オープン外構で後悔する可能性を減らせます。
・乾燥機を設置する
洗濯物を外に干すと、周囲から丸見えになります。
そのため、下着泥棒の標的になりやすいです。
洗濯物を外に干すのを少なくできるように、快適に室内干しするための対策をしましょう。
例えば、浴室乾燥機や乾燥機能が付いている洗濯機などを購入するのがおすすめです。
・防犯カメラを取り付ける
オープン外構では開放的な家を実現できるのが魅力ですが、敷地内に誰でも簡単に侵入できてしまいます。
侵入されないように、玄関から庭に向けて防犯カメラを最低でも一台は取り付けておくのがおすすめです。
防犯カメラを設置することで、安心して暮らせるでしょう。
・塀の代わりに植栽をする
オープン外構の家には塀やフェンスがありません。
そのため、道路の色と敷地内のタイルの色を分けて、敷地の境界線を明確にしています。
ただ、立体的に敷地が分けられていないと、知らない人や子ども、さらには車が入ってきやすいです。
車であれば、対向車をよけるために端に寄ろうとして気付かないうちに敷地内に侵入してしまったということもあるでしょう。
塀やフェンスを設置しない代わりに、植栽をしたり、プランターを置いたりすると良いです。
少し高さを付けて敷地の境界線を分かりやすくするのが大切です。
今回は、外構の中でも最近人気なオープン外構についてご紹介しました。
オープン外構で後悔しないために失敗例から学んで、対策を練りましょう。
対策をしておけば、満足できるオープン外構に仕上がります。
当社では、デザインと住み心地の両方にこだわりつつ、お客様に寄り添った家づくりをしております。
新築をご検討の際は、ぜひ当社にご相談ください。
お子様のいるご家庭では、間取りを考える際に子供部屋の配置に悩む方が多いのではないでしょうか。
今回は平屋のような2階建てをご紹介します。
2階は子供部屋だけの家にすると、老後も暮らしやすい家にできるのです。
子供部屋の配置と将来をともに考えて間取りを決めたい方必見の内容のため、ぜひ最後までご覧ください。
子供部屋だけを2階にすることで、夫婦は子供部屋に用事がなければ一日を1階だけで過ごせます。
2階建てに暮らしながらも平屋のメリットを享受できるのが最大の魅力です。
2階は子供部屋だけにしておくと、子どもが巣立った後は子供部屋が使われなくなります。
使われなくなった子供部屋は、子供が帰省した時のためにそのまま残しておいたり、収納スペースとして活用したりできます。
基本的には階段を使わずに1階だけで過ごせるため、子育て中も老後も安心のバリアフリーを考慮した家に仕上がるのです。
子供部屋だけを2階にするということは、それ以外の部屋が1階にあるため、普通の2階建ての家よりも生活動線を考えた間取りを実現できます。
生活動線が良いと、家事効率も上がります。
2階には子供部屋だけのため、トイレも1階にあります。
子どもが2階に籠り続けることも防げて、常に家族の気配を感じてコミュニケーションが取りやすい温かい雰囲気の家が実現します。
平屋に見える2階建てとは、2階部分が1階部分の半分ほどの面積で作られた家のことを指すことが多いです。
平屋に見える2階建てでは、平屋のメリットと2階建てのメリットの両方を持っているのが魅力です。
平屋のメリットとは、先ほどご紹介した3つです。
・バリアフリーの実現
・スムーズな生活動線
・家族間でのコミュニケーションが取りやすい
一方で、2階建てのメリットは以下の通りです。
・限られた敷地面積で部屋数や広さを希望通りに実現しやすい
・プライバシーが守られている
・坪単価が平屋よりもリーズナブル
平屋と2階建ての両方のメリットを生かすには、ポイントを押さえておくことが大切です。
LDKや寝室を1階に作ることで、朝起きてから夜寝るまで1階で過ごせます。
平屋で過ごすのと同じですね。
加えて、間取りを工夫すると広いリビングを作れるため、家族でコミュニケーションが取りやすいです。
2階には子供部屋や趣味部屋を作ることで、自分の時間を過ごせる空間を作れます。
2階に子供部屋を作れば、勉強にも集中できる環境になります。
また、2階の面積が小さいため、一階を吹き抜けにすると開放感のある平屋のような空間に仕上がります。
間取りが大まかに決まった上で、配置に関しての細かいポイントに関しては、二つあります。
家族で過ごす時間を大切にするのであれば、LDKの上に子供部屋を設けるのがおすすめです。
そうすることで各階に居ながらもコミュニケーションが取れます。
さらにコミュニケーションを取りやすくするために、2階の子供部屋に行くにはLDKを通る間取りにするのも良いでしょう。
水回りを一か所にまとめた間取りで、動線をコンパクトにしておきましょう。
動線を短くするよう工夫することで、老後もスムーズに移動できます。
今回は、一例を取り上げて工夫を細かくご紹介します。
1階は、廊下を最小限にして無駄な空間の無いコンパクトな間取りです。
キッチンとダイニングを中心にリビングや洗面所を回遊できる動線が魅力です。
生活動線がしっかりしており、身支度もスムーズに終わらせられます。
また、ダイニングのそばには、スタディーカウンターが設けられており、勉強もしやすい空間が出来ています。
この間取りでは、1階の中心にあるキッチンとダイニングに自然と家族が集まれるよう設計されています。
リビングの一角には小上がり和室があり、落ち着く空間に仕上がっています。
小上がりの和室でくつろぐのも良いですね。
2階は子ども部屋のみで最小限にしています。
子ども部屋は、子どもが気持ちよく起きられるように朝日が差し込む東向きに配置されています。
ただ子ども部屋を2階に配置するのではなく、方角も意識した暮らしやすい間取りです。
今回は、2階部分を子供部屋だけにすることでコンパクトにした平屋のような2階建てをご紹介しました。
子供部屋だけが2階の間取りは、2階建てのメリットと平屋のメリットの両方を生かせるのが魅力です。
当社はお客様の想いを大切に、居心地の良い家を実現します。
新築をご検討の際は、ぜひ当社にご相談ください。
せっかく平屋を建てるのであれば、実用性にこだわるだけでなく、デザインもおしゃれになるようこだわりたいですよね。
デザインが気に入っていると、家の中で気分良く過ごせるでしょう。
今回は、平屋のおしゃれな内装の実例に加えて、実際に自分で考える際に意識するポイントと注意点をご紹介します。
他の家のおしゃれな内装の実例は、自分の家をおしゃれな内装に仕上げるのに役立ちます。
まずはおしゃれな実例を見て、自分の理想をはっきりイメージしてみてください。
・スタイリッシュな内装の家
グリーンをアクセントにした内装です。
入念な収納計画により、生活感が出やすい持ち物を目につかないように収納できて、スタイリッシュさを演出してシンプルモダンに仕上がるのです。
・無垢材を使用した内装の家
屋根の勾配を生かした高い天井に張り出した無垢材の柱が魅力の家です。
無垢材を用いることで、シンプルモダンを実現しています。
・土間のある平屋
玄関から直接繋がっている土間のリビングでリラックスして過ごせます。
白の柱と梁を用いて、洗練された印象を与えるシンプルモダンな内装です。
・リゾート感のある内装の家
リゾートホテルをコンセプトにした平屋です。
洗面所や寝室はトーンを抑えた色をアクセントにしており、洗練された雰囲気でシンプルモダンに仕上がっております。
・雰囲気が出る塗り壁と和の建具を用いた家
和の雰囲気にもモダンな雰囲気にも馴染みやすい左官仕上げの壁が特徴の内装です。
背の低いインテリアを使うことで、和の雰囲気に統一しています。
・玄関から直接行ける和室のある家
お客様が来た際には和室で気軽におしゃべりを過ごせます。
リビングとは離れており、ひっそりと過ごすことも可能です。
落ち着く空間を実現した家です。
・コンクリートと無垢材を組み合わせた内装
無骨なコンクリートと柔らかい雰囲気のある無垢材を使うことで、ゆるいかっこよさを出して、アメリカンなデザインになっています。
・庭に面している方向にデッキを設けた家
デッキを設けることで室内を広く見せられます。
別荘のような雰囲気があるカリフォルニアスタイルの家です。
ブラウン系の色を用いた内装で、高級感も演出しています。
ポイント1.内装のコンセプトの決め方
どのような内装デザインにするか実際に考えてみると、明確には決まっていないことが多いです。
なかなか定まらない場合には、自分が好きなデザインをインターネットや雑誌で探してみましょう。
一度見て気に入った画像をスマートフォンに保存しておいたり、雑誌の中で好みのデザインを見つけた場合は、切り抜いてまとめたりすると、自分の好きなデザインの傾向が分かりやすいです。
好印象のデザインを集めておくことで、自分の好きなデザインの傾向が分かりやすくなるだけではなく、施工会社との打ち合わせの際に見せられます。
ポイント2.インテリアの決め方
インテリアは、見た瞬間に自分の決めたコンセプトをイメージできるような物を配置するのがおすすめです。
ビンテージ感のあるイメージにしたいのであれば、古材や金属製のテーブルや椅子を用いると良いでしょう。
また、シンプルな白木の椅子を用いると、北欧風のイメージに近づけられます。
ポイント3.飽きの来ないデザインにする
「好き」や「こだわり」で内装を仕上げていきながら、長く住めるデザインも意識すると、バランスの良い内装になります。
家は完成したら終わりではありません。
家が完成したら、その家での新たな生活が始まるのです。
長い月日が経っても、快適でリラックスできる空間を作り上げましょう。
平屋の内装や外観は2階建ての家に比べてシンプルな構造です。
しかし、おしゃれなデザインにこだわりたい場合はデザインによっては複雑な構造になるため、シンプルな作りよりも費用が多くかかります。
考えていた予算を超えてしまうかもしれません。
予算内に抑えられるように事前に施工会社に相談・確認しながら決めていきましょう。
平屋の中に太陽の光は入るのか、風の通り道は確保できているのかについては確認できていますか。
おしゃれにすることに意識が集中していると、家の中に太陽の光が差し込まず風通しの悪い家になり、暗くて湿気の多い家になってしまいます。
光や風の通り道も考えて暮らしやすい家にすることも意識しながら、おしゃれな雰囲気の内装にしましょう。
今回は、おしゃれな平屋の内装の実例と、決める際のポイントと注意点を紹介しました。
おしゃれなデザインの家で長く暮らすには飽きの来ないデザインが良いでしょう。
今から内装を考える場合には、まずコンセプトから考えてみてください。
ぜひこの記事を参考にしてポイントと注意点を押さえて、おしゃれで暮らしやすい平屋にしましょう。
設計を考える際に難しいポイントの一つとして、天井の高さが挙げられます。
平面図や断面図などでは実際の高さを想像しにくいですよね。
今回は、天井高について最適な高さをご説明します。
さらに、天井の高さを高くすると違和感がある和室の高さの決め方に関してもご紹介します。
天井高とは、床の表面から天井までの高さのことを指します。
建築基準法では、LDKや子供部屋、寝室など長い時間過ごす部屋の天井は2.1メートル以上と決められています。
ただ、トイレや浴室、廊下など長い時間使わない部屋は特に決まりがありません。
2.1メートルは背が高い人なら天井に手が届きそうな高さで、圧迫感のある高さです。
そのため、天井高の最低限度ギリギリの高さの家は実際には多くありません。
最近では、2.4メートルの一戸建てが増えています。
2.4メートルから2.6メートルの天井高の家が一般的です。
天井を高くする際には注意点があります。
設計に関しては、数十センチメートル上げるだけで大きく印象が変わる点です。
天井高を上げすぎると、想像と違う雰囲気になることもあるため、注意しましょう。
また、建物全体の高さが高いと斜線制限に引っかかる可能性が高くなります。
斜線制限とは、隣り合う敷地境界や道路の幅などの兼ね合いで建物の高さを制限するものです。
上限があることも意識して、天井高を決めましょう。
天井が低いと圧迫感があるため、天井は高めにしようと検討している方はいませんか。
天井が高いと、広々とした空間を実現できます。
さらに天井を高くしておけば、高い位置に窓を設けられて日当たりや風通しも良い家になるのです。
しかし、天井を高くする際には、天井高は高ければ高いほど良いとは限らないことには注意しておきましょう。
天井を高くする際のデメリットをご紹介します。
部屋の横幅や奥行きが狭い部屋は天井を高くすると、かえって狭さが際立って、部屋が小さく見えてしまいます。
縦横のバランスを考えて天井高を決めることが大切です。
また、天井が高い家では、生活音が響いて残響音が気になる可能性があります。
カーテンやカーペットを敷くことで対策できますが、解決はしないため、天井を高くする場合には音が響くことに留意しておきましょう。
天井高が低い部屋には、高級感やリラックスできる環境をもたらす魅力があります。
例えば、老舗の旅館を想像してみてください。
旅館は手を伸ばせば届くほどの天井高であることが多いのですが、過ごしていて圧迫されているようには感じず、リラックスできます。
また、天井が低いとエアコンが使いやすかったり、掃除がしやすかったりという実用面でもメリットがあるため、天井は必ずしも高いほうが良いとは限らないのです。
天井は高くしても低くしても、それぞれメリットとデメリットがあります。
両方の魅力を生かして空間にメリハリをつけると良いです。
低い天井も良い点があるとはいっても、やはり家全体が低い天井では圧迫感をもたらしてしまいます。
また、家全体の天井の高さを高くしても、空間が間延びしてしまい落ち着かない空間になります。
押さえておきたいポイントとしては、落ち着く空間にしたい部屋は低い天井で、開放感がほしい部屋は高い天井にすることです。
高い天井と低い天井の両方を上手く使い分けて場所ごとの役割に合った天井高にしましょう。
落ち着く空間に仕上げたい方の多い和室の天井高は、どの程度の高さが良いのかご紹介します。
和室では基本的には床に座って過ごすでしょう。
そのため、天井は低く抑えても問題ありません。
座った時の目線の高さは90センチメートルほどのため、4.5畳くらいの広さであれば天井高は2メートルあれば十分だと考えられます。
しかし、先ほど建築基準法で長い時間を過ごす部屋、つまり居室の天井高は2.1メートル以上必要だということをご紹介しました。
近年では、リビングの一角に設ける畳コーナーや小上がり和室が人気です。
この場合の和室は1つの居室としてではなく、リビングの一部として考えられます。
リビングの一部として和室を考える場合は、リビングと和室の天井高のバランスを考慮しましょう。
小上がり和室の段差を40センチメートルほどにして、リビングの天井高を2.4メートルにすると、和室の天井高を2メートルにできますね。
今回は、天井高の最適な高さや天井高を決める際のポイント、そして和室のおすすめの天井高をご紹介しました。
天井は高くても低くても魅力があるため、両方を使い分けてメリハリのある家に仕上げるのがよいでしょう。
和室は他の部屋とのバランスを考えながら、天井の高さが2メートルほどの空間に仕上げるのがおすすめです。
当社ではデザインだけでなく住み心地と暮らしやすさも考えた家づくりをしております。
天井高に悩んでいる方は、ぜひ当社にご相談ください。
リビングの一角の小さな和室は、和の雰囲気をさりげなく出せて魅力的です。
ちょっとしたスペースになる小上がり和室はどのように活用するのか、気になる方も多いのではないでしょうか。
また、小上がり和室の活用方法は決めていても、作る際にリビングとの仕切り方に悩む方が多いのです。
今回は、小上がり和室が気になっている方、そして作ろうとしている方に必見の、活用方法と作る際のポイントをご紹介します。
リビングの一角に設置することの多い小上がり和室は、大きく分けて4つの活用方法があります。
1.段差を収納に活用する
小上がり和室の段差で、物を収納できます。
季節物の衣類や寝具、頻繁には使わない物などを入れる場所におすすめです。
また、引き出し式にすると、子どものおもちゃや普段着、よく使うものを収納する場所にも使えます。
2.椅子の代わりとして活用する
ちょっとした座る場所として活用できます。
何人か座ることができるため、よく人が家に来る家庭におすすめです。
冬には、段差による高さを生かして、掘りごたつをつくるのも良いですね。
3.リビングのアクセントとして活用する
洋風リビングの一角に、小上がり和室があると、和の要素が加わり、空間のアクセントになります。
一段上がっているのも小上がり和室の魅力です。
おしゃれで癒される空間にしたい方は、花を飾るのがおすすめです。
4.家事や育児のスペースとして活用する
小上がり和室は、家事をする場所として活用できます。
洗濯物を畳んだり、アイロンをかけたりするスペースにちょうど良いです。
また、お子さんのいるご家庭では、小さい子供を寝かす場所としても活用できます。
小上がり和室を作る前に、主な用途を明確にしておくことが大事です。
小上がり和室の段差の高さは、約20㎝が標準です。
約20㎝の段差は、上り下りしやすい高さなのです。
しかし、小上がり和室を椅子の代わりとして活用するのであれば、30cm〜40cmが適しています。
また、収納スペースとして活用する場合にも、20cmだと収納できる容量が小さい可能性があります。
多くの方が、小上がり和室を2〜4.5畳程度の広さにしています。
2〜3畳であれば、趣味や勉強をしたり、子供と遊んだり、洗濯物を畳んだりする場所として活用できます。
一方で、3〜4.5畳であれば、客間や寝室などの場所として活用できるのです。
間仕切りが有ると、プライベートな空間を作れます。
この場合、閉めるとリビングとの繋がりが無くなる点には注意が必要です。
一方で、間仕切りが無いと、部屋全体に圧迫感が現れにくいのですが、リビングやダイニングの音や匂いが小上がり和室まで達しやすいです。
そのため、小上がり和室を独立した一つの空間として使うのは困難である点には、注意しておきましょう。
小上がり和室に収納スペースを取り入れたい場合は、どのように収納するかを事前に考えて置きましょう。
・引き出しタイプ
楽に物を出し入れできるため、頻繁に使用する物を収納する方におすすめです。
引き出しの場合は、小上がり和室の広さが広くなるほど奥のものが取り出しにくくなる点に、注意しましょう。
・天面開口タイプ
このタイプは、畳を蓋のように扱い、大きな物を収納する場合に適しています。
畳の上に物があると、持ち上げることができず、取り出すことが困難なので、取り出す頻度の低いものを収納するのがおすすめです。
・跳ね上げタイプ
跳ね上げタイプとは畳を床から跳ね上げて開くタイプのことです。
このタイプも、天面開口タイプと同様に大きな物を収納するのに役立ちますが、畳の上に物があると開かないことに注意しておきましょう。
小上がり和室とリビングの仕切り方は、5つの方法があります。
1.引き戸
リビングとしっかり分けたい方におすすめです。
小上がり和室を寝る場所として活用する場合には、防音性の高いドア材が良いでしょう。
引き戸はメンテナンスの必要が無いため、手間がかからないのが特徴です。
2.障子
和室であることから、障子で仕切る方もいます。
障子で仕切ると、扉を閉めていても光を通すことができるのが特徴です。
ただ、障子は定期的に張り替えが必要である点には注意しておきましょう。
そして、リビングとの相性も考慮するのが良いです。
3.ロールカーテン
ロールカーテンは、普段は丸まって上部に収納されているので、存在が目立ちません。
普段は仕切らないけれども、時々仕切りたい方におすすめです。
多少の隙間ができてしまいますが、手軽に仕切れるのが特徴です。
4.家具
リビングと小上がり和室をさりげなく仕切りたい方におすすめです。
部屋の雰囲気に合わせて、ソファーや棚などの家具を配置しましょう。
収納機能のある家具を設置すると、間仕切りになる上に収納スペースとしても活用できます。
5.仕切らない
全く仕切らない方法を選択する方も多くいます。
洗濯を畳むために小上がり和室を用いるのであれば、仕切りが無くても問題ありません。
今回は、小上がり和室の活用方法と、作る際に意識するポイントをご紹介しました。
小上がり和室を作る際には、事前にこの記事を参考にして、どのように使うのかをはっきりさせておきましょう。
当社では、住み心地の良い家づくりを提供しております。
小上がり和室を検討する際には、ぜひ当社にご相談ください。
今回は、和室をリビングにする魅力やその実例、注意点についてご紹介していきます。
和の雰囲気が好きな方や、和室をリビングにすることを検討している方は、ぜひこの記事を参考にして和室リビングの魅力について少しでも興味を持っていただけたら幸いです。
和室リビングは、戦後の日本ではどの家庭にもあるような場所でしたが、時代の変化とともにフローリングが広まった結果、洋室のリビングが家庭の主流になり、現代では以前に比べて非常に数が少なくなってきていました。
しかし、近年おしゃれな和室が流行り始め、再び和室をリビングとして使用する家庭が増えてきています。
そこで、和室リビングのメリットとデメリットについて紹介していきます。
和室リビングの大きなメリットの1つは床が畳なので凹凸がないところです。
畳はフローリングに比べて柔らかいので直接座れたり寝転んだりできます。
また、バリアフリーにも最適であり、高齢者や赤ちゃんが転ぶリスクも低いと言えます。
このように、家族全員で過ごす場所にはとても良い場所となっています。
和室リビングのデメリットは費用が高くなってしまうことです。
一般的にフローリングより畳の方が高価なものが多いので、和室リビングは洋室リビングに比べてコストがかかってしまうケースが多くみられます。
また、畳の寿命は裏表合わせて10年ほどと言われており、買い替える際にもコストがかかってしまうことについても考慮する必要があります。
1つ目は、リビングに置く家具の重心を低くすることです。
家具の重心を低くしてその部屋全体の目線を下げることで、自然な和室空間を作れるでしょう。
また、すでに家具がある場合は床の位置を一段上げるのも良いでしょう。
リビングの畳部分を一段上げることで他の部屋との床の差をなくし、他の部屋との違和感を減らすことで快適に過ごせるでしょう。
2つ目は、縁無しの畳を選ぶことです。
和室リビングは、畳の違いで部屋の印象が大きく変わってきます。
畳は縁無しのものを選ぶことで他の部屋とうまくバランスを取れるでしょう。
しかし、縁の選び方次第では部屋をバランスよくおしゃれな空間にもできます。
色々な柄から自分の好みのものを選びましょう。
3つ目は、和室リビングを奥まった位置に作ることです。
部屋のリビングは多くの人が通る空間なので、部屋の中央にあると、人の動きが多くなり少し慌ただしい雰囲気になってしまいます。
そこで、和室リビングを人があまり行き来しない場所に設置するのが良いでしょう。
4つ目は、部屋の換気を定期的に行うことです。
畳には湿度を調節する効果があるので、換気しないと畳に湿気がこもりやすくなり、ダニやカビなどの発生の原因になってしまいます。
特に、梅雨や夏の湿度が高い時期には意識して換気しましょう。
5つ目は、既存の床と畳の相性を確認することです。
すでにあるフローリングを和室リビングに変える際には、施工する前に床材をチェックしましょう。
床材によっては追加で工事する必要があり、別でコストがかかる可能性があります。
工事費用が高すぎる場合は、既存の床材の上に置き畳を敷くのも効果的な対策です。
この章では、実際に和室リビングに置くインテリアのアレンジの仕方を紹介します。
1つ目は、和室リビングに掘りごたつを設置するアレンジ方法です。
掘りごたつを設置することで、他にはあまりないオリジナリティーを感じさせられます。
また、掘りごたつは和の印象が強くなりがちですが、モダンな雰囲気のデザインのものを選んだり、ペンダントライトを低めに設置したりすることで、おしゃれな雰囲気にできます。
2つ目は、個性的な畳を選ぶアレンジ方法です。
畳は、カラーや縁の有無などバリエーションが豊富に存在しています。
部屋にあるインテリアや全体の雰囲気を考慮して自分好みの畳を選ぶのが良いでしょう。
3つ目は、部屋全体の素材感を統一するアレンジ方法です。
和室リビングは洗練された雰囲気を持っていますが、適度な抜け感を出すことで、和モダンな印象をつくれます。
壁や柱、家具などを同じ素材や色で統一したり、逆に1つ色を外してアクセントとなる色や素材を選んだりすることで、部屋全体に統一感を生み出せます。
4つ目は、部屋におしゃれな照明を設置するアレンジ方法です。
照明は光の色や明るさで部屋の印象を大きく左右する重要なインテリアなので、注意して選ぶ必要があります。
また、照明の位置を低くして和室にある家具の高さとバランスを取ることで、部屋全体を落ち着いた雰囲気に見せられます。
照明はシンプルなものから個性的なものまで様々なので、部屋の雰囲気に合い、かつ自分好みのデザインを設置するのが良いでしょう。
今回は和室リビングのメリットと問題点、実際のアレンジ方法についてご紹介しました。
和室リビングに興味があるお客様に少しでも参考になれば幸いです。
何か疑問点や相談などがあればお気軽に当社までご相談ください。
寒い冬の中、家で暖房を使用している人は多いと思います。
しかし、なかなか足元までは暖かくなりにくいと感じるお客様もいらっしゃるでしょう。
そこで今回は、家の中で暖房を使っているのに足元が寒くて悩んでいて、その現状をなんとかしたいとお考えの方にその原因と対策についてご紹介します。
普段家の中で生活している時に、暖房を使用しているのに足元だけは寒いと感じることはないでしょうか。
この章では、なぜ部屋の中で特に足元だけ寒さを感じるのかについてご紹介します。
1つ目に、窓から外の冷気が室内に伝わっていることが考えられます。
窓を完全に閉め切っていたとしても、熱伝導により外気の冷気が伝わってしまいます。
また、部屋の設計上、窓の枠とガラスのフレームの間に隙間があると、隙間風の原因になり、それらも部屋の寒さの原因となっている可能性があります。
2つ目に、外の冷気が壁から伝わっていることが考えられます。
部屋の壁や天井には一般的に断熱材が入っていますが、窓と同じように熱伝導により外の冷気が室内にまで伝わっている場合があります。
また、マンションの場合よくあるケースなのですが、住んでいる建物全体が冷えてしまっていることもあります。
コンクリートでできているマンションのような建物は一旦冷えてしまうと暖まりにくい性質を持っているので、マンションの特に低層階や角部屋などの日光が当たりにくい部屋は、室内が暖まりにくく、冷えやすくなっています。
3つ目に、床から冷気が伝わっていることが考えられます。
部屋の中の暖かい空気が冷たい窓に触れると、空気が急激に冷やされ、冷えた室内の空気が床に下降して床が冷やされてしまうコールドドラフトという現象が起きてしまいます。
この現象により床が冷やされてしまうため足元が冷えてしまうのです。
ここからは、足元のフローリングが寒い時の足冷え対策する上で意識した方が良いポイントを2つ紹介します。
気密性とは、建物の隙間が少なく、室内と室外の熱の出入りが少ないかを意味しています。
その気密性を高めて、室外の冷気を室内に伝えさせないようにすることを意識しましょう。
そのための対策として、二重サッシや内窓を設置するなど窓をリフォームすることが気密性を高めるために有効な方法として考えられます。
断熱性とは、熱を伝わりにくくすることです。
室外の寒さを遮断して、室内に伝えないようにすることで、床や窓の冷たさを室内に伝えないようにすることが大切です。
日本人は室内では靴を脱いで生活する習慣があるので、床の冷たさを直接感じることになり、床の断熱性が十分でないと足元が冷えることにつながってしまいます。
床の断熱対策としては、フローリングにカーペットやラグを引くことが効果的でしょう。
また、窓の断熱対策としては、断熱性の高いカーテンを使用して外の冷気が室内に伝わりにくくすることが効果的でしょう。
足元や床の冷えをなんとかしたいという方には窓のリフォームが非常におすすめです。
やはり冷えの原因となる窓からの冷気の侵入をまず防ぐことが重要です。
たとえ部屋の中を暖かくしても外の冷気が室内に伝わってしまっていては意味がありません。
そこで窓をリフォームするのが非常に効果的です。
具体例としては、二重窓の設置や単版ガラスを高性能のガラスに変更するなどの対策が挙げられます。
窓のリフォームというと色々手間や時間がかかりそうなイメージがありますが、今では簡単に交換できるような製品がたくさんあるので、お気軽にリフォームできるようになっています。
また、近年では複層ガラスを用いた樹脂窓を使うのが主流になっています。
既存の窓を樹脂窓に変更することで、冬は外の寒い空気が中に伝わりにくくなり暖房効率が向上します。
夏にも外の暑い空気が中に伝わりにくくなるので、冷房効率の向上にもつながります。
その上、窓が二重なので結露防止や防音、防犯など様々なメリットが考えられます。
確かに樹脂窓を設置する際にコストはかかってしまいますが、高性能のガラスを使うことで暖房と冷房の効率が向上するので電気代やガス代の節約にもなります。
総合的に考えたときに、コストの削減につながるうえ、とても寒かった冬を以前と比べた時に格段に暖かく過ごせるでしょう。
これらのことから足冷え対策には窓のリフォームが非常におすすめです。
今回は、家で足が寒い原因とその対策として窓のリフォームが非常におすすめであることについてご紹介しました。
この内容を少しでも参考にしていただき、寒い冬の家の中で皆様が暖かく過ごすことにつながれば幸いです。
家の中で足元が寒くて悩んでいる方や窓のリフォームをお考えの方はお気軽に当社までご相談ください。
外壁の色を試行錯誤するだけでは、外観がおしゃれにならずお悩みの方は多いのではないでしょうか。
今回は、外壁の中でも目立つ部分であるバルコニーを工夫して、おしゃれな外観にするポイントをご紹介します。
家の雰囲気をおしゃれにしたい方必見の内容です。
全体の形や色などのバランスを整えると、おしゃれな外観に仕上がります。
バルコニーだけで色やデザインを考えるのではなく、外壁や窓枠などと同じ色にすると、おしゃれです。
例えば、外壁が黒と白の2色なら、バルコニーもどちらかの色にする方が、スマートな印象になります。
外壁が一色の場合は、バルコニーを違う色にしてアクセントを加えることがありますが、窓枠や屋根などの色とさりげなく同じにするとおしゃれです。
玄関タイルや門塀とバルコニーの色を合わせるのも、個性が出て良いでしょう。
1階と2階で色を変えるツートンカラーの外観の場合、どちらの色をバルコニーの色にするかは、デザイン上での重要なポイントです。
おしゃれな雰囲気の中にも可愛いやカッコいいなど様々な印象があり、合わせる色によって印象が変わります。
例えば、バルコニーを白に合わせると、シンプルで明るい印象になります。
また、青に合わせると、スタイリッシュな雰囲気を加えられます。
どの色に合わせるかは、好みによって決めると良いでしょう。
バルコニーの設置の仕方によって、外観のシルエットが変わります。
そのため、全体の見え方も意識すると良いでしょう。
例えば、キューブ型の家にしたいのであれば、出っ張りの無いインナーバルコニーがおすすめです。
キューブ型の家は、スタイリッシュでモダンであるのが魅力です。
一方で、シンプルな真四角が気に入らない場合は、バルコニーを設置することで立体感を与えられます。
横幅と出幅を工夫するだけで、大きく印象が変わるため、全体を見ながら調整しましょう。
バルコニーの素材が外壁の素材と同じだと、重い印象を与える場合があります。
外観の中でも目立つ部分であるバルコニーの素材を変えることで、外観はおしゃれになるのです。
バルコニーを軽く見せることで、外観が綺麗に見えます。
さらに、全体のバランスも良くなるのです。
軽さを出すには、バルコニーの壁にスチールや強化ガラスなどを用いることで、壁を無くすのが最も効果的です。
バルコニーのある家の中でも、特にバルコニーの面積が広い場合に効果が大きく現れます。
モダンな雰囲気が好きな方は、バルコニーに軽さを出すのがおすすめです。
ナチュラル感を出すには、優しい雰囲気にすることがポイントです。
優しい雰囲気にするには、木を使うのがおすすめです。
バルコニーに木を使うと、色味が良い上に、素材感が柔らかくなります。
そのため、ナチュラルな外観に仕上げられるのです。
木を外観の全体に用いると、ログハウスの印象を受けやすいですが、バルコニーだけであれば、木が良いアクセントとなって丁度良いバランスになります。
しかし、本物の木を用いると、布団が干しにくいことに注意が必要です。
ナチュラル感を出したいけれど布団が干しにくいのは困る、という方には木目調のサイディングを用いるのがおすすめです。
木目調のサイディングを使う際には、偽物感が出ると安っぽく見えてしまうので、事前に本物の質感と比較して決めるようにしましょう。
インナーバルコニーとは、住宅の2階以上の部分にあるバルコニーが建物の中にに引っ込んでいる状態のもののことです。
バルコニーが外側に出ているのが気になる方には、インナーバルコニーをおすすめします。
インナーバルコニーは建物の中に引っ込んでいるので、壁と屋根があるのも特徴です。
インナーバルコニーの場合も、工夫次第で外観の雰囲気を変えられます。
例えば、2階部分を1階部分より外周を大きくすることで半分だけ室内に入り込んだバルコニーを作ると、デザイン性が高く個性的でおしゃれな外観になります。
また、2階リビングにつなげたインナーバルコニーであれば、ゆっくりくつろぐことができるでしょう。
バルコニーの屋根に天窓を設置することで、インナーバルコニーにも光が多く差し込みます。
直線を生かしたシンプルモダンな外観には、インナーバルコニーが適しています。
バルコニーが外に飛び出していないため、すっきりした印象が与えられるのです。
今回は、バルコニーを工夫しておしゃれな外観に仕上げるコツをご紹介しました。
全体の色や形のバランスを考えたり、バルコニーの素材や構造を工夫したりすると、おしゃれな外観に仕上がります。
当社では、デザイン性にこだわった家づくりを実現しております。
家の外観をおしゃれに仕上げたい方は、ぜひ当社にご相談ください。
北に玄関があると、家が寒くなりそうだと感じる方は多いのではないでしょうか。
実は、北に玄関がある家には多くのメリットがあります。
今回は、北に玄関がある家でも快適に過ごせるように、家事動線をスムーズにするポイントや暖かくて暮らしやすい家の間取りをご紹介します。
北玄関のメリットを生かすことで、南や東に、日差しを取り入れたいLDKやランドリールームを配置しやすくなります。
1.冬でも明るく、暖かい時間が多い家になる
北に玄関を作ることで、南には居室を多く作れます。
そのため、冬でも南からの日差しをしっかりと受けられる家になるのです。
日が室内に差し込むことで、明るく暖かい家になります。
その結果、電気や暖房を使う頻度が少なくなり、光熱費が抑えられます。
2.夏に玄関内部の温度が上がるのを防げる
北側にある玄関は、日が当たりにくいです。
そのため、玄関内部の温度上昇を防げます。
暑い外から帰ってきた際に最初に通る玄関が外よりも涼しいと、気持ち良いですよね。
3.玄関ドアの劣化を抑えられる
玄関が北側にあることで、外の影響を直接受けやすい玄関ドアにも直射日光が当たりません。
劣化の原因となる紫外線の影響を受けにくいため、玄関ドアが長持ちするのです。
日が差し込まないことが原因のデメリットが、3つあります。
・冬が寒い
・暗い時間が多い
・玄関周辺に植物が欲しい場合は、日陰でも育つものに限られる
これらのデメリットは、採光と通風の確保を工夫することで解決できます。
まず、採光に関しては、南や東からの光が玄関まで届くように、窓やドアの配置を考えましょう。
そして、寒いと生じやすくなる結露やカビを防ぐために、玄関内の空気を循環させることも大事なのです。
通風を確保するために、玄関に窓を配置したり、換気できる排気口を設置するなどを検討すると良いでしょう。
キッチンは、3食を用意する場所であり、毎日の家事の中心となります。
料理以外にも洗濯やトイレ掃除など多くの家事を効率良くこなすために、リビングダイニングや洗面脱衣所、そしてトイレなど家事に関係のある場所をキッチンを中心に回遊できる間取りにすると良いでしょう。
お子さんのいる家庭では、対面キッチンがおすすめです。
対面キッチンであれば、料理しながら、リビングにいる家族の様子を確認できる上に、食事前後は家族も配膳や片付けを協力しやすくなります。
洗濯して、干して、洗濯物を取り込んで畳むという一連の動作をスムーズにこなすためには洗濯動線が重要なのです。
洗濯する場所と干す場所の距離を短くすることが洗濯動線を良くするポイントです。
1階のデッキやテラス、2階のベランダまでの動きを確認してみましょう。
また、干すスペースの工夫としては、サンルームを設置したり、吹き抜けの上部に洗濯物を干すスペースを作ったりなどして室内干しを活用することが挙げられます。
移動が負担に感じる方は、洗濯に関する家事を一つの部屋で行える、ランドリールームや洗濯室を設置するのも良いでしょう。
室内干しがメインの家庭にはおすすめです。
朝は通学や通勤の準備をしてスムーズに玄関までいける間取りになっているか、そして帰宅後は着替えて鞄を置いて、手を洗うまでの流れを確認しておきましょう。
最近では、帰宅後すぐに手を洗えるように洗面脱衣所とは別に、玄関や廊下に手洗い場を設置する間取りも増えています。
また、ゴミ出しをスムーズに行うためには、玄関近くにゴミを一時置きできる土間スペースを設置するのがおすすめです。
・リビングが吹き抜けの家
リビングの天井を無くして吹き抜けにすることで、解放感があふれるのです。
南側にリビングがあるため、光が多く差し込み、気持ちの良い朝を迎えられる間取りになります。
さらにリビングを吹き抜けにすることにより、2階にいる家族とのコミュニケーションが取りやすくなるのです。
・太陽光の暖かさと木のぬくもりを感じる家
壁やインテリアをウッド調にすると、落ち着きのある空間になります。
南にあるリビングには、L字型に窓を設置することで、一方向に窓を設置するよりも、多くの光を取り入れられます。
また、ウッド調の壁と植物インテリアを組み合わせることで、爽やかで居心地の良い空間が実現できます。
・シンプルさを重視した無駄のない家
吹き抜けリビングに加え、ウッドデッキの中庭を作るのはいかがでしょうか。
リビングも中庭も道路からの視線が届かないように設計すると、一目を気にせずにゆっくりできます。
そして、玄関には大容量のシューズクローゼットを作ることで、靴を片づけやすくするのです。
くつろぎやすさや収納を重視した、暮らしやすい間取りです。
今回は北に玄関がある家のメリットと実例を、家事動線をスムーズにするポイントとともにご紹介しました。
北に玄関があることで、毎日長い時間を過ごすLDKを、光が多く差し込む南側に配置できます。
当社では住み心地の良さを大事にする上に、デザインにもこだわって家づくりをしております。
北に玄関がある家を検討する際には、ぜひ当社にご相談ください。
受付時間 9:00~18:00
(水曜・祝日定休)
資金計画の相談を
ご検討されている方へ
ご検討中の土地に
プランをご希望される方へ
まずは施工事例を
参考にされたい方へ
ご自宅から
ご相談されたい方へ
SNSからお披露目会のおしらせ、
家づくりのご相談も受け付けています
〒923-0851
石川県小松市北浅井町り157
受付時間 9:00~18:00
(定休日:水曜・祝日・夏期・年末年始・GW)
〒920-0054
石川県金沢市若宮2丁目14番地
受付時間 9:00~18:00
(定休日:水曜・祝日・夏期・年末年始・GW)