新築 収納たっぷりカフェスタイルの家
STORY
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広さだけではない、動線を考え抜いた収納
とかく収納というものは、広いだけでは用をなさない。用途ごとに、適材適所の配置が重要なのだ。その点、この家は抜かりない。玄関から2.25畳のシューズクローク、2畳のパントリー、勝手口までが一直線。玄関からも勝手口からも出入りできる。
また、シューズクローク、パントリーともに、出入り口が3カ所あり、並行する玄関ホールやキッチンからも出入りできる。
さらには、キッチンをはさんで反対側のトイレ前に、別の物入れが。
これはもう、至れり尽くせりとしか言いようがない。一方、2階は、3畳のウォークインクロゼットと2畳の納戸を一カ所に集中。広さを確保しつつ家全体から見れば省スペースに。
こうしたバックヤードの充実があってこそ、快適な暮らしは成り立つのだ。
住まい手に好評というのも、うなずける。
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一人の時間も大事
2階は、家族の寝室が中心のプライベート空間。
天井を化粧梁+板張りにすることで、屋根裏部屋のような雰囲気を醸し出している。
なかでも主寝室は、西側の壁の色をフォレストグリーンに変え、落ち着いた空間にしている。
そして、主寝室の隣にある書斎は、2畳という絶妙な広さ。充実した一人の時間にぴったりだ。
1階北側、キッチンの脇につくられたカウンターも、家事の合間のひと休みや、家計簿をつける、つまり一人の時間を過ごすための仕掛けといえる。
家族といる時間も大事だが、一人の時間も大事。
その両方を、住まい手の個性に合わせて用意する。しかも極上の空間として!
まさしく、注文住宅ならではの強みを十分発揮している住まいといえるだろう。