浴室の窓は必要?メリットとデメリットを比較して検討しましょう!

投稿日:2023年11月01日

浴室の窓というのは、家を建てる際やリフォームを考える際に重要なポイントとなります。

なぜなら、浴室は私たちの日常生活においてリラックスする場所であり、日々の疲れを癒す場所だからです。

窓の有無、その大きさや形状、位置などは、浴室の使い心地や機能性に大きく影響します。

この記事では、浴室の窓のメリットやデメリット、一般的な窓の大きさ、そして浴室に使われる主な窓の種類を詳しく解説します。

 

□浴室の窓のメリットとデメリット

 

*メリット

・換気ができる

浴室の窓があることで、自然な方法での換気が可能となります。

これにより、浴室内の湿度を下げ、カビの発生を防ぐ効果も期待できます。

また、窓を開けることで新鮮な空気を取り入れられ、浴室の臭いも軽減されます。

・節電が可能

換気扇を頻繁に使用する必要がなくなるため、電気代の節約に繋がります。

これは長期的に見ると、家計にも優しい選択となります。

・開放感の提供

窓を開けることで、外の景色や風を感じられ、浴室の中がより開放的に仕上がります。

これにより、リラックスしたバスタイムを過ごせるでしょう。

・自然光の活用

昼間は窓からの自然光で浴室を明るくでき、電気をつける回数が減少します。

これにより、目にも優しい環境を作り出せるのです。

 

*デメリット

・プライバシーの問題

窓があることで外からの視線が気になる場合があります。

特に、1階の浴室と近隣との距離が近い場合は注意が必要です。

しかし、カーテンやブラインドを取り付けることで、この問題を軽減できます。

・セキュリティの懸念

窓があることで、外部からの侵入のリスクが高まる可能性があります。

特に、窓のロック機能が不十分な場合や、窓が大きい場合は注意が必要です。

セキュリティ対策として、窓にセンサーやアラームを取り付けることも考えられます。

・断熱性の問題

冬場、窓が冷えることで浴室内が冷えやすくなることが考えられます。

しかし、二重窓や断熱材を使用することで、この問題を大幅に軽減できます。


□浴室の窓の一般的な大きさやサイズ

窓の大きさは、浴室の広さや家の構造、または家族のライフスタイルによっても異なります。

一般的には、30cmから60cmの範囲が多いですが、大きな窓を設置することで、より多くの自然光を取り入れられます。

しかし、大きな窓は上述のデメリットも増えるため、家の位置や環境を考慮して選択することが大切です。

□浴室の窓の種類と特徴

浴室の窓は、その形状や機能によって多岐にわたる種類が存在します。

それぞれの窓には、独自の特徴やメリット、デメリットがあり、使用する環境や目的によって最適なものが異なります。

以下に、各窓の種類とその詳細な特徴を深堀りして紹介します。

・引き違い窓

この窓は2枚の窓が左右にスライドして開閉する非常に一般的なタイプです。

メンテナンスや掃除がしやすく、操作性も簡単なのが引き違い窓の魅力です。

また、引き違い窓は狭い場所でも取り付けが容易です。

さらに、風通しが良く、室内の湿度を下げるのに役立ちます。

ただ、 防犯面でのセキュリティがやや低い可能性があります。

・縦すべり出し窓

この窓は外に向かって開くスタイルの窓です。

狭いスペースでも設置が可能で、外部の風を直接取り入れられます。

縦すべり出し窓の良い点としては、防犯性が高く、窓の外側に物を置くスペースが不要であることです。

一方で、縦すべり出し窓で懸念される難点は、強風の日に開けるのが難しい場合がある点です。

・横すべり出し窓

この窓は上下に開閉するスタイルです。

横すべり出し窓は雨の日でも窓を半開きにして換気が可能です。

一方でデメリットとしては、上下のレールの掃除が必要なことが挙げられます。

・内倒し窓

この窓は上部が内側に倒れることで開く窓です。

外部の通行人の邪魔になりにくく、風の強い日でも安心して開けられます。

他にも安全性が高く、風の影響を受けにくいメリットがあります。。

デメリットとしては全開にするのが難しいことです。

・上げ下げ窓

上下にスライドして開閉する窓です。

上げ下げ窓は高い気密性や断熱性を持っています。

そのため、冬の冷気の侵入を防ぎやすく、夏の冷房の効果も持続しやすいのです。

ただ、窓の重みで開閉に力が必要な場合がある点には注意が必要です。

・ルーバー窓

この窓は通風量を調節できる窓です。

複数のガラスや木製のスラットが水平に並び、角度を調整して風量をコントロールします。

湿度の高い日でも室内を快適に保てます。

防犯面でのセキュリティがやや低い可能性があるので、外から見えないように半透明のガラスを使ってルーバー窓を取り付けるのも良いでしょう。

これらの窓の種類を理解し、自宅の環境やニーズに合わせて選ぶことで、より快適な浴室空間を実現できます。

 

□まとめ

浴室の窓は、その機能性やデザイン、コストなど多くの要素を考慮して選ぶ必要があります。

この記事を参考に、ご自宅の浴室に最適な窓を選び、より快適な浴室ライフを実現してください。

新築をご検討中の方はぜひ当社にご相談ください。

ご閲覧ありがとうございます。
他にも面白い記事を用意しておりますので、是非御覧ください。

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