新築の外壁を黒にしたい!メリットは?失敗したと感じることは?解説します!

投稿日:2023年06月27日

新築の黒い外壁に憧れている方はいらっしゃいませんか。

黒色の外観にはいくつかのメリットがありますが、注意しなければ失敗に感じてしまうこともあります。

そこで今回は、「黒い外壁を採用するメリット」、「黒い外壁を採用した失敗談」、「黒い外壁を取り入れる時の注意点」について紹介します。

 

□黒い外壁を採用するメリットとは?

 

黒い外壁を採用する場合には、以下の3つのメリットがあります。

・上品で洗練された外観を演出する

黒い外壁は、風格や高級感、重厚感などの洗練された雰囲気を引き出すカラーです。

和モダンやスタイリッシュなデザインの住宅に特に相性が良く、伝統的な町家やモダンなキュービックハウスなど、様々なスタイルにマッチします。

・他の色との組み合わせが容易

無彩色である「黒」には、他の色との組み合わせがしやすいという特徴があります。

色味が少なく刺激の少ない色であるので、他のカラーとの調和が容易であり、コーディネートがシンプルです。

黒色は控えめに存在感を主張しながら、他の鮮やかな色を引き立てる役割を果たします。

例えば、黒い外壁のポストのワンポイントに鮮やかな差し色を取り入れることで、魅力的なアクセントを演出できます。

このような、適切なコーディネーションによって黒い外壁の家は周囲の環境や住宅と調和し、統一感を持たせられます。

・色あせしにくい特性を持つ

黒色には、色あせしにくいという特性があります。

黒以外の外壁塗料の顔料は紫外線や雨によって徐々に色あせしていきます。

しかし、黒系の顔料であるカーボンブラックは、原子同士の結合が強いので紫外線による劣化がほとんど見られません。

そのため、黒い外壁は長期間にわたって鮮明な色合いを保てます。

ただし、黒色の場合でもツヤがなくなることで色味が変わることに注意が必要です。

 

□黒い外壁を採用した失敗談

 

黒い外壁の欠点から、採用して失敗したと感じることもあります。

そこで、ここでは黒い外壁を採用したことによる失敗談について紹介します。

・傷や跡が目立ちやすい

黒い外壁には、傷や跡が目立ちやすいという課題があります。

特に、表面に付着したキズや引っかき傷は、他の色よりも目立ちやすくなります。

このため、外壁のメンテナンスやケアには細心の注意が必要です。

定期的な塗装や汚れの除去を行い、外観の美しさを維持することが重要です。

・汚れが目立ちやすい

汚れも黒い外壁では目立ちやすいという課題があります。

埃や雨水の跳ねなどが黒の表面に付着すると、目につきやすくなります。

特に都市部や交通量の多い場所では、大気中の汚染物質が付着しやすく、外壁の汚れが目立つことがあります。

そのため、立地に合わせて適切な外壁の色を選択することが重要です。

・外壁がすごく熱くなる

黒い外壁は熱を吸収しやすいため、外壁の温度が高くなるという課題もあります。

特に暑い地域や夏の季節には、外壁が非常に熱くなります。

これにより、室内の温度上昇や冷房効率の低下が生じる可能性もあります。

適切な断熱材の使用や、日除けの設置などを検討することで、熱の影響を軽減することが重要です。

 

□外壁を黒くしたい!注意点を押さえておしゃれな家に

 

外壁を黒色にする場合は、注意点を押さえることでおしゃれな家にできます。

そこで、外壁に黒色を取り入れた時に失敗しないためのポイントについて紹介します。

・単色にせず、アクセントを加える

黒い外壁をオシャレに見せるためには、単色にせずにアクセントを加えることが重要です。完全に黒一色にすると、安っぽく見える恐れがあります。

そのため、木目のアクセントを取り入れる工夫をすると、和モダンなおしゃれな雰囲気を演出できます。

また、玄関ドアや窓、他の色との切り替え部分を作るなど、バランスを考慮したデザインにすることで、よりオシャレな印象を与えられるでしょう。

・素材選びにこだわる

黒い外壁を選ぶ場合、素材選びは非常に重要です。

素材によって「汚れにくい」や「色あせしにくい」といったメリットがあります。

黒の外壁は一般的に劣化が早いと言われていますが、耐久性や耐候性に優れた素材を選ぶことで外壁の美観を長期間維持することが可能です。

・景観に配慮する

黒い外壁を採用する場合は、建てる場所の景観に配慮することも重要です。

周囲の住宅の外壁が白で統一されていたり、地域の景観条例によって外壁の色が制限されていたりする場合があります。

近隣の意見や規制に注意して、黒い外壁が景観に適しているかどうかを慎重に検討する必要があります。

・過度なツヤや濃い黒を避ける

黒い外壁を選ぶ場合は、過度なツヤや濃い黒を避けることも重要です。

濃い黒やツヤのある黒は、色味が変わりやすい傾向があります。

一方、薄い色合いの黒は紫外線による劣化が目立ちにくいと言われています。

そのため、適度な色合いや光沢を持つ黒を選ぶことで、外壁の美観を長期間にわたって保てるでしょう。

 

□まとめ

 

黒い外壁は、洗練された雰囲気を持ち、他の色との組み合わせが容易であり、色褪せにくい特性を持つことから、長期間にわたって外観の美しさを維持できます。

その一方で、黒い外壁の採用には、傷や跡の目立ちやすさ、汚れの目立ちやすさ、外壁の熱の問題などの課題が存在します。

これらの課題に対処するためには、アクセントを意識したり、素材選びにこだわるようにしましょう。

ご閲覧ありがとうございます。
他にも面白い記事を用意しておりますので、是非御覧ください。

← ブログTOPへ戻る
投稿|     

ご相談・お問い合わせ

受付時間 9:00~18:00
(水曜・祝日定休)

資金計画の相談を
ご検討されている方へ

ご検討中の土地に
プランをご希望される方へ

まずは施工事例を
参考にされたい方へ

ご自宅から
ご相談されたい方へ

SNSからお披露目会のおしらせ、
家づくりのご相談も受け付けています

ショールームのご案内

イング建築設計 小松店

〒923-0851
石川県小松市北浅井町り157

受付時間 9:00~18:00
(定休日:水曜・祝日・夏期・年末年始・GW)

イング建築設計 金沢店

〒920-0054
石川県金沢市若宮2丁目14番地

受付時間 9:00~18:00
(定休日:水曜・祝日・夏期・年末年始・GW)