リビング横の小上がり和室はどう使う?作る際の注意点と仕切り方も紹介します!

投稿日:2023年08月01日

リビングの一角の小さな和室は、和の雰囲気をさりげなく出せて魅力的です。

ちょっとしたスペースになる小上がり和室はどのように活用するのか、気になる方も多いのではないでしょうか。

また、小上がり和室の活用方法は決めていても、作る際にリビングとの仕切り方に悩む方が多いのです。

今回は、小上がり和室が気になっている方、そして作ろうとしている方に必見の、活用方法と作る際のポイントをご紹介します。

 

□小上がり和室の活用方法とは?

 

リビングの一角に設置することの多い小上がり和室は、大きく分けて4つの活用方法があります。

1.段差を収納に活用する

小上がり和室の段差で、物を収納できます。

季節物の衣類や寝具、頻繁には使わない物などを入れる場所におすすめです。

また、引き出し式にすると、子どものおもちゃや普段着、よく使うものを収納する場所にも使えます。

2.椅子の代わりとして活用する

ちょっとした座る場所として活用できます。

何人か座ることができるため、よく人が家に来る家庭におすすめです。

冬には、段差による高さを生かして、掘りごたつをつくるのも良いですね。

3.リビングのアクセントとして活用する

洋風リビングの一角に、小上がり和室があると、和の要素が加わり、空間のアクセントになります。

一段上がっているのも小上がり和室の魅力です。

おしゃれで癒される空間にしたい方は、花を飾るのがおすすめです。

4.家事や育児のスペースとして活用する

小上がり和室は、家事をする場所として活用できます。

洗濯物を畳んだり、アイロンをかけたりするスペースにちょうど良いです。

また、お子さんのいるご家庭では、小さい子供を寝かす場所としても活用できます。

 

□小上がり和室を作る際には4つのポイントを意識しましょう

 

小上がり和室を作る前に、主な用途を明確にしておくことが大事です。

 

*段差の高さを用途によって決める

 

小上がり和室の段差の高さは、約20㎝が標準です。

約20㎝の段差は、上り下りしやすい高さなのです。

しかし、小上がり和室を椅子の代わりとして活用するのであれば、30cm〜40cmが適しています。

また、収納スペースとして活用する場合にも、20cmだと収納できる容量が小さい可能性があります。

 

*小上がり和室は2〜4.5畳が一般的

 

多くの方が、小上がり和室を2〜4.5畳程度の広さにしています。

2〜3畳であれば、趣味や勉強をしたり、子供と遊んだり、洗濯物を畳んだりする場所として活用できます。

一方で、3〜4.5畳であれば、客間や寝室などの場所として活用できるのです。

 

*間仕切りは必要か否か

 

間仕切りが有ると、プライベートな空間を作れます。

この場合、閉めるとリビングとの繋がりが無くなる点には注意が必要です。

一方で、間仕切りが無いと、部屋全体に圧迫感が現れにくいのですが、リビングやダイニングの音や匂いが小上がり和室まで達しやすいです。

そのため、小上がり和室を独立した一つの空間として使うのは困難である点には、注意しておきましょう。

 

*収納をどうするか

 

小上がり和室に収納スペースを取り入れたい場合は、どのように収納するかを事前に考えて置きましょう。

・引き出しタイプ

楽に物を出し入れできるため、頻繁に使用する物を収納する方におすすめです。

引き出しの場合は、小上がり和室の広さが広くなるほど奥のものが取り出しにくくなる点に、注意しましょう。

・天面開口タイプ

このタイプは、畳を蓋のように扱い、大きな物を収納する場合に適しています。

畳の上に物があると、持ち上げることができず、取り出すことが困難なので、取り出す頻度の低いものを収納するのがおすすめです。

・跳ね上げタイプ

跳ね上げタイプとは畳を床から跳ね上げて開くタイプのことです。

このタイプも、天面開口タイプと同様に大きな物を収納するのに役立ちますが、畳の上に物があると開かないことに注意しておきましょう。

 

□小上がり和室はどうやって仕切る?

 

小上がり和室とリビングの仕切り方は、5つの方法があります。

1.引き戸

リビングとしっかり分けたい方におすすめです。

小上がり和室を寝る場所として活用する場合には、防音性の高いドア材が良いでしょう。

引き戸はメンテナンスの必要が無いため、手間がかからないのが特徴です。

2.障子

和室であることから、障子で仕切る方もいます。

障子で仕切ると、扉を閉めていても光を通すことができるのが特徴です。

ただ、障子は定期的に張り替えが必要である点には注意しておきましょう。

そして、リビングとの相性も考慮するのが良いです。

3.ロールカーテン

ロールカーテンは、普段は丸まって上部に収納されているので、存在が目立ちません。

普段は仕切らないけれども、時々仕切りたい方におすすめです。

多少の隙間ができてしまいますが、手軽に仕切れるのが特徴です。

4.家具

リビングと小上がり和室をさりげなく仕切りたい方におすすめです。

部屋の雰囲気に合わせて、ソファーや棚などの家具を配置しましょう。

収納機能のある家具を設置すると、間仕切りになる上に収納スペースとしても活用できます。

5.仕切らない

全く仕切らない方法を選択する方も多くいます。

洗濯を畳むために小上がり和室を用いるのであれば、仕切りが無くても問題ありません。

 

□まとめ

 

今回は、小上がり和室の活用方法と、作る際に意識するポイントをご紹介しました。

小上がり和室を作る際には、事前にこの記事を参考にして、どのように使うのかをはっきりさせておきましょう。

当社では、住み心地の良い家づくりを提供しております。

小上がり和室を検討する際には、ぜひ当社にご相談ください。

ご閲覧ありがとうございます。
他にも面白い記事を用意しておりますので、是非御覧ください。

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