住宅の購入やリフォームはより豊かな暮らしを実現するために必要な買い物ですが、その出費は決して安いものではありません。
新築を買うとなると、人生で最も大きな買い物と言われるほどの金額が動きます。
それでも、少しでもお得に新築を買いたいという希望はみなさん共通でお持ちでしょう。
そこで今回は、国が実施するお得な補助金制度「こどもエコすまい支援事業」をご紹介します。
こどもエコすまい支援事業とは、国土交通省が実施している補助金制度で、省エネ性能が高い住宅を積極的に建ててもらいたいという目的から実施されています。
日々進化を続ける環境に配慮した住宅設備を活用して、長く省エネに暮らせる住宅の導入を促しているのです。
この制度では、新築購入なら上限100万円、リフォームの場合でも下限5万円から上限60万円の補助金が出ます。
この金額は補助金としてはかなり大きいものであり、補助金の対象になれば非常にお得な制度です。
期間は遅くとも2023年12月31日までなので、利用を考えるなら早めの申請がおすすめです。
既に工事が始まっているものも申請可能ですが、基礎工事の後の工程に2022年11月8日以降に着手していることが条件とされています。
この他にも、申請を受け付けている対象者や対象の住宅にさまざまな条件があり、すべて満たしていないと補助金は下りません。
次章では、対象者や対象の住宅について条件を確認しましょう。
こどもエコすまい支援事業の対象者は、名前に「こども」がついていることから子育て世帯のみと思われがちですが、一概にそうではありません。
条件を知っていないと、対象ではないと勘違いして損してしまうこともあり得ます。
新築の注文住宅や分譲住宅を購入する場合は
・令和4年4月1日時点で18歳未満の子どもがいる子育て世帯
・令和4年4月1日時点で夫婦のどちらかが39歳以下の若者夫婦世帯
が支援事業の対象者です。
一方で、リフォームに伴う補助金の利用に年齢制限はありません。
条件を満たせば、現在経済産業省と環境省が実施している「先進的窓リノベ事業」や「給湯省エネ事業」との併用も可能です。
新築を購入する場合は、住宅にも条件が付きます。
1.所有者が居住する住宅である
2.住宅の床面積が50㎡以上の住宅である
3.土砂災害特別警戒区域外に立地している住宅である
4.災害の危険がある地域で市町村の勧告に従わなかった旨が公表されていない住宅である
5.未完成または完成から1年以内で、人が住んだことがない住宅である
6.高い省エネ性能を有するZEHレベルの住宅である
7.補助金を申請する際に、省エネ性能がおおよそ確認できる住宅である(基礎工事が完了していること、補助金を出すに値するだけの工事進捗が確認できることが条件です)
新築に関してはかなり条件が多いように感じるかもしれませんが、エコな暮らしを長く実現できる住宅に対して行う支援事業なので、災害リスクや省エネ性能を非常に重視しています。
特に災害リスクにおいては、土地選びの段階から知っておかないと補助の対象外になってしまうことも考えられます。
土地探しの際に、災害リスクについても視野に入れながら土地を選びましょう。
高額な補助金が出ることもあり家計にも嬉しいこどもエコすまい支援事業ですが、絶対に申請したいと意気込んでいる方にあらかじめ知っておいていただきたい注意点が3つ存在します。
早めに注意点を知って、損のないようにしましょう。
簡単な窓やドアの交換などは工事費用が5万円以内に収まる場合があります。
こどもエコすまい支援事業の補助額の下限は5万円なので、この場合は申請が受け付けられません。
こどもエコすまい支援事業を利用する際に費用が5万円以下になるようなら、他の補助金の利用や別の部分のリフォームも考えてみましょう。
補助金の申請は補助対象者の代わりに、施工会社が手続きを行います。
個人からの申請は受け付けていないのでご注意ください。
この制度は期限が設けられているものの、予算に達するとその時点で補助金の受付が締め切られます。
こどもエコすまい支援事業のホームページに、予算のどれくらいが残っているのかがパーセンテージで示されているので、気になる方は確認しつつ早めの利用をご検討ください。
(上記の情報は令和5年4月現在のものです。変更が生じた際はご了承ください)
省エネで安全な住宅を建てる上で知っていただきたいお財布の味方、こどもエコすまい支援事業。
国が実施している分予算も巨額で、補助金額も最大100万円に及ぶ大規模な制度です。
新築やリフォームをご検討中の方は、ぜひこの機会に利用してみてはいかがでしょうか。
当社でも注文住宅やリフォーム事業を展開しております。
ご興味のある方は、お気軽に当社までご相談ください。
プライベートとパブリックの境界線の役割を果たし、住宅を安全な場所にしてくれる玄関ドア。
周囲にある家を見てみると、それぞれ種類が全然違うのが分かるでしょう。
今回は注文住宅を建てたりドアを買い替えたりする予定のある方に向けて、家の入口のタイプとしておすすめのドアの種類をご紹介します。
玄関ドアの代表と言えば、開き戸と引き戸の2種類です。
それぞれ種類を見てみましょう。
開き戸はドアにレバーが付いていて、ドアを押すか引くことで開閉できるタイプのドアです。
日本でも洋風な住宅が広まった時期に同時に流行し、今ではかなり主流なタイプになりました。
・片開きドア
ドアが一枚だけのタイプで、最もシンプルな開き戸です。
価格も安いので採用されやすく、マンションでもこのタイプをよく見かけます。
・親子ドア
大きさが異なる2枚のドアを組み合わせたタイプの開き戸です。
親扉と呼ばれる大きい方のドアに取っ手が付いており、通常は親扉側が開きますが、大きい荷物や車いすが通る時など広い幅が必要なときは、反対側の子扉も開くようになっています。
・両開きドア
同じ大きさの2枚のドアを組み合わせたタイプの開き戸です。
両ドアに取っ手が付いており、どちらからも出入りできる特徴的なドアですが、玄関が広くないと採用が難しいため、あまり見かけません。
一方の引き戸は、横にスライドすることで開けられる玄関ドアです。
昔からある純日本風の住宅はほとんどが引き戸で、日本で昔からあるタイプです。
現在は開き戸が主流になりましたが、最近ではバリアフリーの観点からまた注目されるようになっています。
・引き違い扉
サイズの同じ2枚のドアを互い違いに設置し、どちらでも動かせるようになっています。
玄関ドアが引き戸の場合に最もよく使われるタイプで、玄関を広く使えます。
・片引き扉
片方だけドアを開閉できるタイプの引き戸です。
使い方もシンプルで、すっきりとスマートな印象を持たせます。
・両引き扉
片開き扉を両サイドに2枚組み合わせたようなタイプの引き戸です。
見た目は両開きドアと似ていますが、レールが逆方向にも必要なため両開きドアよりもスペースを必要とします。
上記が代表的なドアの種類です。
色や柄、機能性などを考えるのも大切ですが、ドアの種類を決めると種類も絞りやすくなります。
引き戸・開き戸それぞれにメリットがありますが、同時に採用するなら知っていただきたい注意点もあります。
次章からは2つのドアのメリットと注意点を見ていきましょう。
引き戸の主なメリットを3つご紹介します。
・生活スペースを取らない
開き戸は扉を前後に動かすので、その可動域に物を置くとつっかえてしまいます。
一方の引き戸は横にスライドさせるだけなので、場所を気にせず物を置けてスペースを広く使えます。
・開け閉めが簡単
引き戸は開き戸より動きが小さく、単純にドアに手をかけて横にスライドするだけで出入りができます。
また手で押さえなくてもドアが開きっぱなしになるので、荷物でドアが押さえられない時も安心です。
・静かに閉まって安心
最近ではソフトクローザーと呼ばれる、勢いを弱めてゆっくり閉まるドアが主流になってきました。
お子様が手を挟むのが心配な方や大きな音が苦手な方でも安心して生活できます。
ただし引き戸は、開き戸より隙間が大きく防音性が低いほか、そもそもレールの取り付けスペースが必要な分面積を要します。
あまり多くスペースを取れない、玄関が狭い方にはあまりおすすめできません。
では開き戸のメリットを見てみましょう。
・設置がコンパクト
引き戸はレール分の場所が必要ですが、開き戸はドア一枚分の設置場所があれば採用できます。
玄関は狭くていい、コンパクトなドアが良いという方におすすめなタイプです。
・スイッチやコンセントの選択肢が増える
開き戸はドアの両サイドが壁になっているので、玄関に取り付けるスイッチやコンセントの場所の選択肢が広がります。
使い勝手が良く自由度の高い間取りを実現できるのです。
・ドアノブがかわいい
引き戸にはなく開き戸にあるもの、それがドアノブです。
取っ手部分のカスタマイズの自由度が高いのも開き戸のメリットと言えるでしょう。
最近では鍵がなくても指紋で開くスマートタイプのドアノブも出てきており、利便性を優先する方に人気を集めています。
他にも開き戸にはさまざまなメリットがありますが、採用する前に注意点も知っておいてください。
開き戸はバリアフリーの観点からするとかなり使い勝手の悪いドアです。
ドアを開けても勝手に閉まるので手で押さえなければならず、車いすで生活するなら前後にドアを開ける動作もかなり大変に感じるかもしれません。
老後のことを考えて不安がある方は、引き戸を採用しましょう。
玄関ドアは家族全員が毎日何度も使用するものです。
デザイン性だけでなく、ドアの種類やそれぞれの特徴を理解したうえで使いやすいものを選びましょう。
コンパクトさを求めるなら開き戸、バリアフリーや広い玄関を実現させたいなら引き戸がおすすめです。
注文住宅にお悩みの方は、お気軽に当社までご相談ください。
近年厳しさを増している日本の冬、寒さが苦手な方にとっては一日一日が辛く、早く春が来てほしいと願っていることでしょう。
せめて家の中では暖かくしたいと思っても、電気代が気になりエアコンをつけっぱなしにはなかなかできませんよね。
今回は、家の中でできる寒さ対策を、寒さの原因と共に解説します。
冬を快適に過ごすためのコツを知って、寒さを乗り切りましょう。
家の中にいて多くの方が特に冷えを感じるのが、足です。
冷気は暖気より重く足元に沈むので、冬は暖房をつけていても足元が寒いと感じやすくなります。
室内を暖かくしても感じる冷気の原因はさまざまな箇所に考えられます。
冷気の原因としてまず考えられるのは窓です。
窓を閉め切っている場合でも、ガラスが熱伝導により冷気を伝えてしまい、部屋の温度を下げてしまうのです。
また壁からも冷気が伝わることがあります。
一般的には壁や天井には断熱材が敷き詰められていますが、断熱材が古くなっていたり寒さが強すぎたりすると、断熱材を通しても冷気を感じられるようになります。
あるいは、床から冷気が伝わる可能性もあります。
特に、暖房をつけているのに足元が寒いと感じている場合原因として挙げられるのが「コールドドラフト現象」です。
これは部屋の暖気が窓ガラスなどの冷たい部分に触れて急激に冷やされ、冷気が床面に降りてくる現象です。
いずれにしても対策として重要視されるのは断熱性ですが、実は断熱性だけが対策のすべてではありません。
いくら断熱性の高い断熱材を採用しても、住宅の壁や窓に隙間が空いていれば意味がないのです。
そこでフォーカスされるのが、気密性です。
室内が寒いと感じる原因の1つが、気密性の低さです。
寒さを防ぎ断熱効果を上げたいなら気密性は必須項目ですが、気密性が低いと一度暖めた部屋の空気も外に逃げ、外の寒冷な空気が容赦なく中に入ってきてしまいます。
気密性を数値で表したものを「C値」と言い、住宅にどの程度の隙間があるのかを可視化してくれます。
C値が高い家ほど隙間が多いことが、数字を見るだけで分かるのです。
平均的な住宅のC値は9.0で、これを上回るとかなり気密性の低い家と判断されます。
逆にC値が5.0以下(北海道では2.0以下)であれば高気密な家といえるでしょう。
気密性が高いとどのような効果が得られるのでしょうか。
代表的な効果を4つ挙げてみます。
1.断熱性能が上がる
気密性が高い家は、比例して断熱性能が上がります。
断熱性は窓や壁の断熱材を使って高められるのはもちろんですが、どれだけ良質な断熱材を使っても気密性が低いと熱は逃げてしまいます。
断熱性を重視するなら、気密性についても意識してみるのがおすすめです。
2.室内の温度ムラがなくなる
冷たい空気と暖かい空気では冷たい空気の方が重いため沈みやすく、冷たい空気が隙間から入ってくることで室内温度にムラができてしまいます。
この温度ムラが寒暖差疲労を引き起こし、体調不良に繋がることもあり得るので、部屋の温度を均一にするのはとても大切なことなのです。
3.結露・カビを抑制する
外気が侵入して結露が発生すると、その水分がカビを発生させ、カビがダニを寄せ付ける原因になりかねません。
気密性を高めることで結露やカビの防止にも繋がります。
4.外気の汚染物質を防ぐ
アレルギーや病気の原因になる花粉やPM2.5などの汚染物質は、主に窓や扉など空いている場所から家の中に侵入し、住宅の小さな隙間もその例外ではありません。
特に細かい物質は、窓や扉を閉め切っても気密性が低いと入ってきてしまいます。
小さなお子様がいらっしゃるご家庭は特に、汚染物質には気を付けたいですよね。
寒さや汚染物質など外にあるさまざまな害を住宅に侵入させないためにも、高気密住宅は今、非常に注目されているのです。
寒さ対策を実行する上で、今すぐに実践できるものと必要ならおすすめしたい対策があります。
まずは簡単にチャレンジできる「今すぐできる対策」を見ていきましょう。
1.カーペットやラグを敷く
冷気が伝わりにくい素材のもので冷気の伝導を妨げる方法です。
カーペットやラグを敷くだけで、足元の寒さは一気に和らぎます。
2.スリッパや靴下を履く
やはり裸足で歩くと、肌が直に冷気をキャッチしてしまい体も冷えてしまいます。
スリッパや靴下を履いて床から肌までに一枚挟んであげるだけで、体感温度がかなり上がるのでおすすめです。
これは今すぐにできることではないかもしれませんが、根本的に気密性・断熱性を上げたい方はリフォームも視野に入れましょう。
長期的に見ると、冷暖房効率や風邪をひいたときの病院代・ストレスなど、寒い家には良いことがありません。
長い目で見て少しでも過ごしやすい家づくりを考える場合は、ぜひリフォームも検討してみてください。
寒さは風邪や病気の原因になるだけでなく、寒暖差によるヒートショックのリスクも引き起こします。
住宅全体が暖かく過ごしやすいことが理想ですが、なぜか暖房をつけても寒いと感じる方は断熱性や気密性に問題があるかもしれません。
あまりにも隙間からの冷気で体が冷えるようなら、リフォームも検討してみてください。
当社でもリフォーム事業を展開しておりますので、気になることがございましたらお気軽にお問い合わせください。
住宅設備の省エネ性能が高いと、環境に良いだけでなく、電気代やガス代などの光熱費の節約にも繋がります。
そのためできることならどんどん住宅設備をアップグレードしたいところですが、すべての設備を導入するにはその都度お金が必要なためどうしても買うのをためらってしまいますよね。
そこで今回は、住宅設備の中でひそかにエネルギー消費量の高い給湯器について、お得な補助金情報をご紹介します。
そもそも、最近よく耳にするエネファームやエコキュートとはなんなのでしょうか。
これらは給湯器の種類です。
給湯器を機能性の良いものに変えたいとお考えなら、まずはこれらの違いを知っておきましょう。
エネファームは、天然ガスの中の水素と空気中の酸素を反応させることで電気を作って、そのタイミングで発生する排熱によってお湯を作る給湯器です。
正式名称は「家庭用燃料電池コージェネレーションシステム」で、都市ガスを使います。
空気中の酸素が尽きることはないので、都市ガスの供給さえあればいつでも電気を作り出せる優れものです。
エネファームを使うメリットは主に3つ。
電気代を半減させられること、非常用水になること、非常に静かなことです。
・電気代が半減する
エネファームのエネルギー源は電気より安価な都市ガスです。
そのため電気代が非常に安くなります。
・非常用水になる
エネファームのお湯は煮沸すれば飲み水になるため、非常時に水の供給を得られます。
給湯器が災害時の備えになるのは画期的なアイデアであり、ご家庭にも嬉しいポイントでしょう。
・うるさくない
エネファームはエコキュートよりも静かで、騒音を気にする必要もありません。
一方で本体が170万円ほどと非常に高額であるため、購入をためらってしまう方もいらっしゃるようです。
電気を発電できること、災害時にも安心な設備であることを考えると購入の価値があるかもしれませんが、やはりすぐに出せる金額ではないのも頷けます。
対してエコキュートは、電気を使ってお湯を沸かす給湯器です。
ヒートポンプという特殊なシステムが大気中の熱を取り込んで高温にすることで、水に熱を伝えます。
その都度、お湯を作るのではなく事前にある程度お湯を作って貯める給湯器なので、お湯を貯めるタンクの設置も必要です。
エコキュートのメリットを見ていきましょう。
・夜間の電気を使うので節電できる
夜間は電気代が安くなるので、その時間の電気を使ってお湯を作りだします。
そのため想像以上に電気代を抑えられるのが特徴です。
・環境に優しい
ガスのように燃焼してお湯を沸かすわけではないので、二酸化炭素が出ず環境に優しいのもエコキュートの嬉しいメリットです。
・災害時にタンクの水を使える
常にタンクに水が溜まっているので、災害時にはその水を使えます。
ただし煮沸しても飲み水としては使えないので、決して口にしないでください。
デメリットとしては、お湯を沸かす際に出る低周波が騒音問題になることがあること、また修理費が高額になりがちであることが挙げられます。
どちらが良いかは人によるので、自分が優先したい条件を考えながら選んでください。
先ほどエネファームについて解説した際に少し触れましたが、給湯器は非常に高額な買い物です。
まだ使えるのに、あえて省エネなものに買い直そうとはなかなか思いませんよね。
そこでご紹介したいのが、経済産業省が実施している「給湯省エネ事業」です。
この事業は、家庭のエネルギー消費においてかなりの割合を占めているとされる給湯分野で、エコキュートやエネファームのような高効率給湯器の導入支援を実施して、「2030年におけるエネルギー需給の見通し」達成に少しでも近づくことが目的とされています。
対象の給湯器を購入・設置すると国から補助金を受け取れる仕組みで、この事業によって省エネな給湯器を積極的に導入してもらうことが狙いです。
1台につき最大15万円の支援を受けられ、経済的にもかなり魅力的な事業となっています。
そんな給湯省エネ事業ですが、申請する前に知っておいていただきたい注意点が3つあります。
国が指定している省エネ性能の高い給湯器を導入しないと、補助金は下りません。
指定の給湯器は大きく3種類に分けられ、エコキュート、ハイブリッド給湯器、エネファームが対象となっています。
給湯省エネ事業で補助金を受けて給湯器を導入した場合、給湯器の法定耐用年数である6年は使用することが定められています。
とは言え大切に使えば、6年なら故障することはあまりありません。
申請の受付は遅くとも2023年12月31日までとされていますが、その前に予算が尽きた場合はその瞬間に受付を締め切られます。
給湯省エネ事業のホームページに、今どのくらい補助金が残っているのかがパーセンテージで示されているので、気になる方は確認してみてください。
利用を考えている方は、なるべく早めの申請を意識しておきましょう。
給湯器はエネルギー消費の見直しの中で見落とされがちな箇所ですが、毎日お風呂に入っている分、確実に大きなエネルギーを消費しています。
電気代やガス代を節約したいとお考えの方は、一度給湯器も見直してみてはいかがでしょうか。
給湯器の交換にかかる費用を補助してくれる給湯省エネ事業は、予算が終わり次第申請できなくなります。
補助金を利用する場合は早めに申請しておきましょう。
子供がいるご家庭では、家づくりの際に子供部屋が必要かどうかという話題は必然的に持ち上がってくることがあるのではないでしょうか。
賃貸にお住まいの場合子供部屋を作るのが難しかった方でも、一戸建てを持つなら夢の子供部屋を実現できます。
しかし、意外に勝手が分からず失敗が多いのも子供部屋です。
そこで今回は、実際に多い失敗談をもとに子供部屋を作る際のコツをご紹介します。
子供部屋がないまま育ってきたり、賃貸で子供部屋がないお子様がいらっしゃったりすると子供部屋の必要性があまり感じられないこともあるでしょう。
まずは子供部屋を設置するメリットを見てみましょう。
お子様の部屋を分けることで、お子様一人で何かをするという自立性や自主性を育みます。
自分で部屋を片付ける、自分で本を読む、自分で勉強するなど親に頼らず実行する力を少しずつ子供部屋で身に着けていきます。
要するに、いつも片付けなければいけなかったおもちゃを放置できる場所が作れるということです。
リビングやダイニングで子供が遊んでいる場合はその都度片付けなければいけませんが、子供部屋なら散らかっていてもそれが誰かに見えるわけではないので「片付けなければ」という義務感から解放されます。
部屋が別れることで常に親の視界に入ることがなくなり、お子様が自分だけの時間を作れるようになります。
そのため親子で適度な距離感を保ち、良好な親子関係を築きやすい傾向にあるのです。
本来自立性を養う場所と言われている子供部屋ですが、同時に散らかった子供のおもちゃの片付けに追われている方にとっては、そのストレスに終止符を打つきっかけづくりになるかもしれません。
では実際に子供部屋を作ることが決まったら、どのくらいのスペースを用意すればいいのでしょうか。
日本の子供部屋の平均的な広さは6畳と言われ、一般的によく見かける広さは4.5畳、5畳、5.5畳、8畳が多い印象です。
平均的な6畳で採用すると、勉強机、ベッド、タンスを置いてもある程度の余裕があり一番過ごしやすい空間ができます。
4.5〜5.5畳は少し狭く感じますが、生活するメインの場所ではないので、サイズを考慮すれば必要な家具を置いても過ごせるでしょう。
一方8畳では、少し広すぎると感じる方もいらっしゃいます。
広さを決める際に覚えておいていただきたいのが、子供部屋はいずれ空き部屋になるということです。
お子様が子供部屋を使うのは小学生から高校卒業までの十数年です。
お子様が巣立てば、その後子供部屋は空き部屋になり、物置として使われることが多くなってしまいます。
長期的に見るとご両親が家を使い続ける期間の方が長くなるので、子供部屋を確保するためにリビングや寝室などの間取りを削るのは避けた方が良いかもしれません。
長期的な視点も持ち、間取りを考えることが重要です。
実は家づくりにおいてあとあと後悔した部屋に多いのが、子供部屋です。
失敗談を知っておけばおくほど、それらに気を付けた家づくりができるので、子供部屋を作る予定のある方はぜひご覧ください。
ポイント1. 収納は多めに作る
失敗談「物が多すぎて収納が足りない」
いつの間にか増えているおもちゃ、学校から持って帰ってきた制作物、友達からの誕生日プレゼント。
子供部屋は物が増えやすい部屋ランキング第1位の場所です。
収納は余裕がありすぎるくらいの方がいいでしょう。
ポイント2. 部屋のサイズは平等にする
失敗談「兄弟で部屋のサイズが異なりもめた」
兄弟姉妹で部屋のサイズが違うと、将来的にもめることがあるようです。
幼いうちは気にしないかもしれませんが、成長すると部屋のサイズが異なることが、やはりどうしても気になってしまう子もいるでしょう。
特に兄弟で歳が近い場合には、部屋の大きさを同じにしておくことがおすすめです。
ポイント3. 防音設備を付ける
失敗談「壁が薄くて兄弟の声がうるさい」
兄弟の部屋を板一枚の壁で仕切っていたり可動式の壁で隙間があったりすると、隣から聞こえる兄弟の声がうるさく感じることがあります。
特に勉強に集中したいときなどは、兄弟の話し声で気が散ってしまわないよう、ある程度防音も考慮しておきましょう。
また、ご両親にとっても、子供が電話している声などが夜遅くまで続いて寝られないこともあります。
子供部屋とご両親の寝室を離したり、子供部屋と隣合わせの場合は防音材を壁に設置したりして子供の声が気にならないように工夫することをおすすめします。
子供部屋はもちろんなくても成立しますが、お子様の自立を育む場所を求めるなら設置を検討してみても良いかもしれません。
広さの平均は6畳と言われています。
いずれ使わなくなる可能性のある部屋なので無理に部屋を作るより余ったスペースを活用するようにしてみましょう。
ぜひ家づくりの先輩たちの失敗談も活かしながら子供部屋づくりを楽しんでください。
注文住宅をお考えの方は、お気軽に当社までご相談ください。
冬の寒さが厳しい季節になると、暖房をかけていても、ふと寒いと感じることがありませんか。
部屋が寒いと感じる原因の1つに、窓からの冷気が挙げられます。
窓をぴったり締め切っていても、実際は断熱性が低い窓であるがゆえに暖房効率が悪くなってしまっているのです。
そこで今回は、部屋の寒さに悩む方におすすめしたい、国のリフォーム事業についてご紹介します。
かなり、お得な制度なので、ぜひ参考にしてみてください。
「窓だけリフォームしたところで、一体何がどれくらい変わるの?」
正直、効果を疑う方もいらっしゃるでしょう。
しかし実際には、窓を変えるだけでもさまざまなメリットを実感できるはずです。
窓際は部屋の中でも最も暑さ寒さを感じやすい場所です。
もし、窓のそばで冷気や熱気を感じたら、それは窓の断熱性が低いことが主な原因でしょう。
窓リフォームによって、部屋の断熱性が上がると、冷暖房効率が良くなったり、せっかく暖かく、または涼しく調節した室温を外に逃がさないようにしてくれたり、電気代節約や省エネにも繋がります。
家の外から聞こえてくる音を遮る方法の1つが、窓を防音性の高いものに変えることです。
電車や踏切の音、近所の小学生の声など、防音性の高い窓に変えるだけで、それらの音をある程度遮断できるようになります。
同様に、中の音も外に漏れづらくなるので、楽器の音やお子様の声が外に漏れるのが不安な方にもおすすめです。
寒くなると窓に大量の水滴が付着する現象、誰もが一度は経験したことがあるのではないでしょうか。
これは部屋の外と中の温度差で水蒸気が水になる、結露という現象です。
実はこの水滴がカビの原因になりアレルギーが発生する可能性があることが分かっており、結露が発生しないかどうかが重視されるようになってきました。
このように窓のリフォームはあまり目立ちませんが、特に断熱性が高い窓を採用すると冷暖房効率が段違いに良くなり、想像以上に過ごしやすくなります。
とは言え、窓リフォームのためだけに高額を払うのは少しためらってしまう方もいるのではないでしょうか。
そこで次章からは、窓をお得にリフォームするために国が定めている制度についてご紹介します。
窓を、お得に、より性能の高い製品に。
その希望を叶えてくれるのが「先進的窓リノベ事業」です。
この事業は経済産業省と環境省が先導しており、より断熱性の高い窓を積極的に採用してもらうことで家庭の冷暖房効率を上げ、省エネに暮らしてもらおうという趣旨のもとで行われています。
補助金額は5万円から200万円までと幅広く、さまざまなリフォームに活用できるようになっています。
事業の期間は2023年の12月末までとされていますが、補助金額が予算満額まで達成すると、補助金が出なくなってしまいます。
年内にリフォームをお考えの方は2023年11月末まで予約もできるので、一度利用を検討してみてはいかがでしょうか。
事業内容に関する詳しいことは国がホームページを出しているので、ぜひ一度調べてみてください。
先進的窓リノベ事業の補助金を受け取るためには、以下の条件を満たしている必要があります。
1.窓リノベ事業者と工事請負契約(本契約)を締結して窓リフォームを行うこと
窓リノベ事業者とは国にあらかじめ登録されている施工会社のことで、この施工会社と契約を結んで事業者が国に申請することで、補助金を受け取れます。
逆に個人では申請できないので、窓リノベ事業を利用したい場合はあらかじめ施工会社に相談してみましょう。
2.窓のリフォーム工事を実施する住宅の所有者等であること
補助金を受ける際は、窓リフォームを実施する住宅を所有している本人か、あるいはその家族であることが条件です。
また、施工する住宅にも条件があります。
人が住んでから1年以上が経過している住宅でのリフォームでないと、補助金は適用されません。
補助金が出るリフォームの条件は以下の通りです。
1.リフォーム内容
・窓ガラス交換
・内窓の設置
・外窓の交換(カバー工法、はつり工法)
のリフォームが含まれること。
ただし、
・ドアの一部分や欄干などに取り付けられたガラスの交換
・店舗部分のような住宅部以外の窓リフォーム
・指定の窓を使用していない場合の窓リフォーム
などは対象に含まれません。
特に、国は断熱性を認めた窓を指定しているので、対象外の窓を採用すると補助金が出ない点に注意しましょう。
また補助金の下限が5万円以上なので、補助金が5万円に満たない工事は申請が通りません。
こちらもぜひ覚えておいてください。
あまり重要視されることがない窓ですが、窓を良いものに変えるだけで断熱性、防音性が高くなり結露も発生しにくくなるなど、暮らす上で良いことがたくさんあります。
窓のリフォームにあまりお金をかけたくない、とためらってしまう方におすすめしたいのが「先進的窓リノベ事業」です。
窓リフォームの補助金が出る魅力的な制度ですが、予算がなくなると補助金が出ないので、早めに予約・利用しておくのが良いでしょう。
当社でもリフォーム事業を展開しております。
窓リフォームや窓リノベ事業について分からないことがある場合は、お気軽に当社までご相談ください。
新築を立てることを切望しているものの、一歩踏み出せないこともあるでしょう。
特に、家族に持病を抱えた祖父母がいる家庭では気になる点も多いかもしれません。
しかし全くもってそんなに心配することはありません。
今回は、急な温度の変化によって脳卒中や心筋梗塞などを引き起こす可能性のあるヒートショックや、ヒートショックによる危険を回避する方法について解説します。
ヒートショックは温度変化の大きいところで起きる可能性が高いです。
例えば、家の中の寒い場所といえば玄関や廊下が挙げられます。
暖かい部屋から寒い廊下に出るとヒートショックを起こしやすくなります。
どうして玄関や廊下が寒くなるのか疑問に感じる方もいらっしゃるかもしれません。
廊下が寒くなる理由は、外から冷気が入りやすいからだと考えられます。
廊下は玄関や窓、床などから冷たい空気が他の場所よりも入りやすいです。
日当たりが考慮されていない廊下も多いため、暖かくなることがほとんどありません。
特に、築年数の大きな家やマンションは、断熱対策が不十分な場合も多いことに加えて、劣化による隙間風も入りやすくなっていることから、寒さが増している可能性があります。
寒い廊下は部屋から出たくない気持ちを高めるだけでなく、命に関わるヒートショックを引き起こすこともあるため、非常に危険です。
そもそもヒートショックとはどういうものなのか、ヒートショックについて詳しく知らない方も多いと思いますので解説します。
ヒートショックとは先ほども述べた通り、急な温度変化によって脳卒中や心筋梗塞など命に関わる病気を引き起こす可能性のあるものです。
急な温度変化は血圧を大きく上げたり下げたりします。
血圧の大きな変化は身体にダメージを与えます。
脳卒中まではいかなくても軽い症状(めまい)を起こすこともあります。
そして、急な温度変化は冬に起こりやすいと考えられます。
暖房によって暖められた部屋と寒い廊下を行き来することは身体に大きな負担をかけます。
暖かい部屋から廊下に出た際に寒気を感じる場合は、身体に負担がかかっている可能性が高いため、注意する必要があります。
消費者庁においても、ヒートショックが事故の要因のひとつになることや、めまいなど軽い症状であっても事故につながる可能性のあることを忠告しています。
命を脅かす可能性もあるヒートショックには対策を講じる必要があります。
ヒートショックは命に関わるものではありますが、対策できることは多くあります。
ここでは、玄関や廊下の寒さを軽減することに役に立つアイテムを5つご紹介します。
1.A-life Shop 簡単つっぱりカーテンボール
自分の思い通りに容易に取り付けられるカーテンボールです。
これはねじも釘も使わない、つっぱり式のものです。
天井と床に2本のつっぱりをたてるものであるため、壁が無くても取り付けることができます。
このカーテンボールを使って断熱カーテンを玄関と廊下の境目に設置することで、玄関から廊下に冷たい空気が入ることを防ぐことが可能になります。
2.RUGLY つっぱりロールスクリーン 非遮光タイプ
カーテンの購入なしに使えるため、購入直後に利用可能です。
これはロールスクリーンであり壁と壁の間につっぱって使います。
また、白やグレーだけでなく黄色や緑など様々な色から選ぶことやミリ単位でサイズ変更することが可能なため、部屋の内装を崩さずに冷気を防げます。
3.エア・リゾームインテリア(Air Rhizome Interior)突っ張りカーテンレール ワンロック(ONE LOCK)1.9m(190cm)用
分厚いカーテンにも対応可能な高級感漂うカーテンレールです。
内部にギアがついており、ロックレバーもあるため、カーテンが落下する心配は無用です。
もし心配であれば付属のねじでさらに固定することが可能です。
カーテンライナーもついているため滑らかにカーテンの開閉ができます。
4.隙間テープ 5m ドア すきま風防止 隙間風
ドアからの隙間風を防ぐためのテープです。
ゴムでできているため、ドアの隙間に合いやすいです。
このゴムは厚みがあり弾力性に優れています。
また、ハサミで切ることができたり、裏面テープをはがすことですぐに利用可能だったりと便利な素材でできています。
5.床暖房 電気カーペット
床暖房を設置することで足元を暖めることができます。
しかし工事費や光熱費が多くかかる可能性があります。
コストを抑えて対策したい方は電気カーペットを検討しましょう。
電気カーペットであっても底冷えを防ぐことは可能です。
ヒートショックは、急激な温度変化によって身体に負担がかかることで起きるものです。
命を落とす危険性もあり、対策を講じる必要があります。
これは高齢者に起きやすいため、高齢者がいる家庭や今から家を建てる方には床暖房を廊下に設置することをおすすめします。
家の外観は、さまざまなデザインがあるためどれを選んでいいか迷ってしまいますよね。
そこで本記事では、家の外観デザインの1つとしてツートンカラーでの色分けの事例や注意点をご紹介します。
ツートンカラーの外観をお考えの方は、ぜひお読みください。
おしゃれな外観にするために、外観の色選びで知っておきたい9つの基礎知識を簡単にご紹介します。
1:時間や天候によって色の見え方が変わる
色は時間帯や天気によって見え方が変わるということを、頭に入れておきましょう。
晴れの日に見た色と、雨の日に見る色とでは感じ方が異なります。
2:ツヤによって印象が変わる
塗料にはツヤがないものと、あるものの2種類があります。
ツヤの有無で印象も異なりますので、注意しましょう。
3:色の面積効果に注意する
色には面積効果と言って、同じ色でも面積によって明るく見えたり、暗く見えたりする効果があります。
4:見本やシミュレーションは実物とは異なる
色選びの中でサンプルやシミュレーションを活用することもありますが、これらはあくまでもイメージです。
「実物とは異なる」ということを、頭に入れておきましょう。
5:街並みとのバランスを考える
家の外観を好みのデザインにすることも大切ですが、街並みと調和させることも大切です。
街並みを無視して好みのデザインにしてしまうと、後から目立ってしまい後悔してしまう可能性があります。
6:汚れが目立ちにくい色はグリーン・ベージュ・グレー
上記の3色は汚れが目立ちにくいため、経年劣化にも強く、時間が経過しても汚れに対しての後悔が少ない色と言えます。
7:色あせしやすい色はレッド・イエロー
上記の2色は色あせしやすいので、経年劣化によって塗装した時の鮮やかさが失われやすいです。
色あせしやすい色を覚えておくと、色選びの際に後悔が減るでしょう。
8:外壁に選ぶ色は2色にまとめる
使いたい色が多くあると思いますが、3色、4色使ってしまうとテーマパークのような印象になるので一般の家には不向きです。
9:塗装できない部位とのマッチングに注意する
外壁の色を選ぶ際は、塗装できないアルミ製の窓サッシや玄関ドアのように塗装できない部分との組み合わせにも注意しましょう。
ツートンカラーでも、色分けの種類にはいくつかの種類があります。
こちらは、1階と2階を別の色で塗る方法です。
外壁をツートンカラーでデザインする際に、最も使用されているデザインといえます。
1階に濃いめの色、2階に明るい色を使用することで重厚感のある印象を与え、家を大きく見せる効果も期待できるでしょう。
また、明るい色を使用すると爽やかなイメージを、茶色や黒色のような暗めの色を採用するとシックなイメージが与えられます。
ツートンの色分け方法には、上下だけでなく左右で色分けする方法もあります。
上下で色分けするスタイルに比べると、スタイリッシュな印象を与えることもでき、建物にメリハリをつけることが可能です。
大幅な色分けはしたくないが、少しだけでも取り入れてみたいという方は出っぱり部分のみを色分けするという方法があります。
出っぱり部分とは、ベランダやバルコニー部分を指します。
出っぱり部分のみを色分けすることで建物をよりおしゃれに、立体的に見せられます。
ツートンカラーでデザインした家の事例を4つご紹介します。
1:ベージュとグレー
ベージュとグレーを使用すると、上品な印象にまとめられます。
ベージュやグレーは、汚れにくい色のため汚れを心配している方にもおすすめの組み合わせです。
2:白とネイビーグレー
白に黒系のアクセントカラーであるネイビーを使用することで、流行りのモノトーン調に仕上げられます。
モダンでおしゃれな外観にしたいという方へも向いています。
3:凹凸部分をレンガ調に
濃いブラウンで外壁を塗装し、出っぱり部分だけレンガ調に塗装した事例です。
出っぱり部分のみをレンガ調にすることで、レンガ調がアクセントになりよりおしゃれな印象にまとめられるでしょう。
4:青と白
清潔感のある外観にしたい方は、青と白の組み合わせで塗装することもおすすめです。
クールカラーである青と清潔感のある白を組み合わせることで、清楚感のある印象に。
この事例では全体に青を使用し、白を一部分のみにすることで敢えて目を惹くようなデザインになっています。
家の外観はどのようなデザインにするか、どの色を使うか迷ってしまいがちですが、使う色は2色までにしたほうがまとまりやすいです。
ツートンカラーのデザインは、上下、左右で色分けする他、出っぱり部分のみを違う色で塗装するという3つの方法があります。
お気に入りのデザインを見つけ、周囲と調和するかも考えながら色を選んでみてくださいね。
30坪という限られた間取りでは、間取りの自由度も低く狭く感じてしまうのではないかというお悩みがある方もいらっしゃると思います。
そこで本記事では、30坪という限られた広さで部屋を広く見せる間取りの工夫をご紹介します。
解放感のある家を目指したいという方は、ぜひ最後までお読みください。
「30坪の家」と言われても、具体的な広さをイメージすることは難しいと思います。
ここでは、国の基準で考えた際の30坪の広さと平均的な家の大きさをご紹介します。
国土交通省は人が住む際に最低限必要な広さを「最低居住面積水準」、豊かな暮らしを実現するために必要な広さを「誘導居住面積水準」として定めています。
誘導居住面積水準では快適な広さを、都市部で暮らす3人暮らしの場合で22.7坪、4人暮らしの場合で28.8坪と定めています。
また、都市部以外では、3人暮らしの場合は30.3坪、4人暮らしの場合で37.8坪です。
この基準から考えると、30坪は決して広すぎるわけでもありませんが、都市部に住む際は4人暮らしの場合まで、郊外の場合は3人暮らしまでであれば快適な暮らしができると言えます。
次は実際に建築されている家の広さについてご紹介します。
住宅ローンのフラット35を利用した方に向けてのアンケートによると、全国の注文住宅の平均面積は33.8坪という結果が出ました。
この結果と30坪の家を比較すると、平均よりもややコンパクトな広さと言えます。
30坪は快適に暮らすためにちょうど良い広さですが、決して広いとは言えません。
そこで、家を広く見せるために間取りで工夫できることを7つご紹介します。
1:部屋数を減らす
部屋数を減らすことで、1部屋あたりの広さを増やすことが可能です。
家族の人数分の部屋を作りたいという気持ちもわかりますが、広く見せたい場合はその気持ちをグッとおさえて、広い部屋を作ってみましょう。
2:天井を高くする
高い天井は、それだけで空間を広く見せる効果があります。
天井を高くとると、上の部屋に影響が出るのではないかと心配される方もいらっしゃいますが、上の部屋は物置や収納部屋として活用すれば段差も気にならないでしょう。
3:あえて収納スペースを作る
スペースが狭くなったとしても、収納部屋を作りましょう。
収納部屋がないと、使用しないものを収納できないため、日頃過ごすスペースに圧迫感が生まれてしまいます。
4:建物の上下を伸ばす
地下室や3階を設置し、建物の高さを出すことで居住スペースを増やせます。
地下室は閉鎖的な空間というようなマイナスなイメージがあると思いますが、静かに集中したい時や音楽を楽しみたいときはおすすめです。
5:スキップフロアを設置する
スキップフロアとは、室内に段差を作ることで視覚的に空間を仕切るものです。
スキップフロアにすることで、壁によって空間を仕切らなくて済むので空間に開放感を演出できます。
6:吹き抜けの設置
家の中に吹き抜けを設置すると、空間が縦に長くなるため開放感のある空間にできます。
また、自然光をたっぷりと取り入れることも可能です。
7:テラスやバルコニーとの繋がりを作る
テラスやバルコニーなどの外部空間とのつながりを意識しながら間取りを考えることで、実際よりも広く感じる空間ができあがります。
1:32坪2階建て:吹き抜け+リビング階段を寄せて広い空間を作る
こちらは、リビングとダイニング、キッチンが1つになった事例です。
リビングを広くすることで、壁の端から端まで見渡せるので広く感じられます。
また、縦に長い窓やリビング階段と吹き抜けを組み合わせることで、縦の空間を意識した間取りにでき、さらなる解放感のアップに貢献しています。
2:延べ床面積30坪の2階建て:畳コーナーを解放可能にした広々LDK
最近では、きちんとした和室ではなく畳スペースを設ける人も多くいらっしゃいます。
仕切りを設けていない畳コーナーを設置すると、開放感がアップし、広々とした空間に仕上げられます。
ただ、畳コーナーに仕切りがない場合は、プライバシーの面が気になるという方もいらっしゃると思いますので、ご家族で話し合った上で決定すると良いでしょう。
3:27坪の平屋:スキップフロアを活用して空間をつくり出す
こちらは複数のスキップフロアを組み合わせた、リズムのある設計がポイントの平屋です。
平屋でもスキップフロアを組み合わせることで、1.5階建てを実現しています。
平屋の特徴である「ワンフロア」はプライバシーが確保しにくいという悩みがありますが、スキップフロアを組み合わせることでプライバシーも開放感も確保できます。
30坪という広さの家は、決して広いというわけではありませんが、都市部では4人暮らし、都市部以外では3人暮らしの場合に快適に過ごせる広さです。
さまざまな原因で土地自体を広く確保できない場合は、スキップフロアを活用したり、部屋数を減らすことで解放感のある空間を演出できます。
広く見せる工夫を確認し、解放感のある家を目指しましょう。
家を建てることを決めていたとしても、どんな家にしようか決めるのが難しいというケースもあるでしょう。
「外観をスタイリッシュでおしゃれな家にするにはどうしようか」と悩んでいる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、窓の選び方に気を付けることができれば外観のおしゃれな家にすることができます。
今回は、窓の種類と選び方のコツをご紹介します。
定番の窓は主に6つあります。
1.引き違い窓
サッシを左右に移動させることで開け閉めする窓であり、最もよくある窓です。
庭やバルコニーにつなげる場合が多いです。
しかし、縦横比が決まっていて自由にデザインを変更することはできません。
2.上げ下げ窓
2枚の窓を上下に移動させることで開け閉めします。
可愛い印象を与えるため、海外風の家で使われる場合が多いです。
この窓は気密性と防音性に優れています。
3.滑り出し窓
縦と横に回りながら開け閉めします。
彩風性能には優れていますが、雨に弱いのがデメリットです。
また、窓が外にでるタイプであるため、頭やモノが衝突しないように気を付ける必要があります。
4.FIX窓
開け閉めするための窓ではありません。
デザインとしての窓であるため、大きくしたり、形をかえたりと自由度が高いです。
外から人が入ることはできないことから防犯性にも優れています。
5.出窓
家の外壁よりも飛び出ている窓です。
家が広く見えるようになります。
しかし、費用が高くなりやすいことに加えて、重量によって窓が下がりやすくなるため、最初の状態を保つことは難しい可能性があります。
6.天窓
天窓とはトップライトとも呼ばれ、屋根に取り付けるタイプの窓です。
壁に取り付けた窓よりも、太陽の光が3倍ほど入りやすいのが特徴です。
ただし、窓が高い位置にあることから手入れが難しかったり、雨漏りしてしまったりとデメリットもあります。
窓を選ぶときのコツは3つあります。
1.サイズやデザインは設置場所を考慮する
窓の設置場所に合わせて選ぶ必要があります。
もしリビングの窓に悩んでいるとすると、まずは窓の設置場所の周りに注目します。
リビングに続いてテラスがある場合は、リビングとテラスがつながっているように見える掃き出し窓がおすすめです。
あるいは、外の景色を一面に見せたい場合は、腰窓がおすすめです。
次に、窓の効果を検討します。
空気の流れを良くするための窓なのか、または太陽の光をいれるための窓なのかを考えます。
そうすることで、開け閉めできる窓かFIX窓かを決められます。
最後に、どんな雰囲気の家にしたいのか想像します。
基本的には正方形や細めの縦長な窓の方がおしゃれな印象を与えます。
長方形の窓の場合も、窓の形を組み合わせることでかっこよく見えます。
そして、窓枠の色や素材も雰囲気を決める重要なポイントです。
例えば、素材においては木製や樹脂、アルミなどから選択できます。
素材ごとのメリット、デメリットを考慮して選ぶことができれば、デザイン性だけに優れた家ではなく、過ごしやすい家も実現できます。
2.外観も確認する
室内から見た雰囲気だけでなく、外から見た雰囲気にも注意することをおすすめします。
外から見たときにおしゃれな家に見えるのは、窓のラインがそろっているときです。
同じ形の窓が連なっている方が綺麗に見える場合もあります。
3.カーテンにも配慮する
カーテンによっても家の雰囲気は大きく変わります。
たとえば、天井から床まであるカーテンは部屋をすっきりに見せる効果があります。
カーテンボックスがあるのかないのかによっても印象が変わります。
カーテンをブラインドにしても見た目の雰囲気は異なって見えるため、内装に合わせて種類や色、デザインを考える必要があります。
カーテンやブラインドの選択によっては、窓枠やデザインが思い通りにならなかった窓を隠すこともできます。
リビングに大きな窓を採用すると、リビングが明るくなったり、太陽の光を浴びることによって心の健康が保たれたりと多くのメリットがあります。
しかし、メリットだけでなくデメリットもあります。
ここでは3つご紹介します。
1.熱が出入りしやすい
窓が大きいと熱が出入りしやすいため、問題があります。
断熱性の高い窓やサッシを選択する必要があります。
2.外から見られやすい
プライバシーが守られにくくなります。
間取りやカーテンなどで工夫する対策が必須になります。
3.西日が入りやすい
太陽の光が入りやすいために、まぶしく感じる可能性があります。
すだれやシェードの設置を検討することをおすすめします。
窓は家の印象を決める重要なポイントです。
ただしご紹介した通り、どんな窓の形にもメリットとデメリットがあります。
窓の特徴や設置場所、外観など様々なことを考慮したうえで、どんな窓にするのかを決めることをおすすめします。
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