省エネ住宅の仕様基準とは何か、その内容や省エネ住宅のメリットを解説します!

カテゴリー: ブログ一覧新築住宅プランニング
投稿日:2023年01月27日

新居を考える際に省エネ住宅にしたい方も多いでしょう。
環境に優しくて快適な生活を過ごせるイメージがありますよね。
そんな魅力的な省エネ住宅ですが、どこから省エネだと認定されるのでしょうか。
今回は、その省エネ住宅とそれに深く関わる仕様基準についてお話しします。
 

□省エネ住宅とは何か?

 
まず、省エネ住宅とは何かを説明します。
省エネ住宅とは、エアコンや照明などの消費エネルギー量を抑えるための設備や建築資材を導入した住宅デザインのことです。
今までの住宅と比べて断熱性や気密性に優れており、防露性や換気性能も高いです。
冬は室内の暖気が外に逃げるのを防ぎ、夏は窓から入ってくる太陽光をさえぎり、快適な環境をつくります。
 
家庭内で消費するエネルギーのうち、約30パーセントは冷暖房が占めています。
省エネ住宅では、冷暖房に使用されるエネルギー量を抑えて電力量を減らすと同時に、電気代の節約にも貢献してくれます。
その家で暮らす全ての人が快適に過ごせる、環境にも人にも優しい住宅デザインです。
省エネ住宅の代表的な性能を3つ簡単にまとめました。
 
1つ目は、断熱機能です。
断熱とは、室内外の熱を伝わりにくくして室内の温度を一定に保ってくれます。
暖房で温められた空気を外に逃さず、室外の冷気を遮断して、夏は外からの暑い熱を室内に入りにくくして、快適な室温を保ちます。
冬は暖かく、夏は涼しい環境を維持してくれるのです。
 
2つ目は、日射遮蔽です。
日射とは、太陽からの放射エネルギーのことを指し、室内へ入ってくる日射量を抑える性能を日射遮蔽性能といいます。
日射遮蔽性能が高いと、日射による室内温度の上昇を抑えることができ、冷房の仕様を控えることができます。
 
3つ目は、気密性です。
住宅における気密とは、建材や壁の隙間を少なくし、空気の流れを少なくすることです。
家の隙間がないほど、室内の温度調整がしやすくなります。
 

□仕様基準とは何か?

 
そのような省エネ住宅に関することで、仕様基準というものがあります。
平成28年の告示で「住宅部分の外壁、窓等を通しての熱の損失の防止に関する基準及び一次エネルギー消費量の基準」で定められた住宅に関する基準が仕様基準です。
具体的な内容は大きく3つに分けられており、外皮の性能に関する基準、開口部の性能に関する基準、一次エネルギー消費量に関する基準があります。
 
外皮の断熱性能等に関する基準では、外皮の熱貫流率の基準、断熱材の熱抵抗の基準、構造熱橋部の基準など、熱に関する項目の基準が定められています。
外皮の熱性能基準には、断熱性能を示すUA値と日射遮蔽性能を示すηAC値があります。
どちらも外皮の部位の面積の合計に対する指標です。
 
開口部比率と熱貫流率の基準では、開口部の建具、付属部材、軒等の設置に関する基準など設備や住宅の一部に関する項目の基準が定められています。
 
一次エネルギー消費量に関する基準では、暖房設備、冷房設備、全般換気設備などの環境に携わる項目の基準が定められています。
一次エネルギー消費量基準の評価は、対象住宅において設計仕様で算定した値が、基準仕様で算定した値より下回ることが求められます。
 
仕様基準は細かい項目に分かれています。
それぞれの数値の意味を理解し、質の良い省エネ住宅を建てましょう。
また、仕様基準は地域によって異なるため、1度自分の住む地域の基準を調べましょう。
 

□省エネ住宅のメリットを解説!

 
最後に省エネ住宅を建てるメリットを3つ紹介します。
 
1つ目は、室内温度差をなくすことができる点です。
室内における部屋間の温度差をなくしてくれます。
冬の寒冷地では家全体を暖める全館空調がよく使われますが、温暖な地域だとリビングなどの人がいるところだけに暖房をかけるパターンが殆どです。
脱衣所などの暖房が効いていないところは外気温に左右されて、10℃以下しかないような状況になります。
 
断熱性能を高めることで、ヒートショックの危険性を軽減することもできます。
 
2つ目は、結露の発生を防げることです。
断熱性能の低い住宅では外気との温度差により、窓や壁に表面結露ができます。
表面結露が発生すると、カビやダニが繁殖しやすくなります。
アレルギー症状を引き起こす原因にもなるので注意しましょう。
 
断熱性能を上げることで、この表面結露を防ぎ、また湿度をコントロールすることで、内部結露も抑制できます。
 
3つ目は、何と言っても光熱費を抑えることができる点です。
断熱性能が高い省エネ住宅では、冷暖房効率をよくすることができます。
冷暖房にかかる費用を大幅に削減できるのです。
 

□まとめ

 
この記事を読んで仕様基準や省エネ住宅について少しでも分かって頂けたかと思います。
省エネ住宅デザインの可能性や魅力に興味をもったら、実際にどのようなデザインがあるのか調べてみて下さい。
そうすれば、新居のイメージも膨らむでしょう。
未来の快適な生活のためにも、省エネ住宅をぜひ検討してみて下さい。

かっこいい一軒家にするポイントやお勧めのアイディアを紹介します!

カテゴリー: ブログ一覧新築住宅プランニング
投稿日:2023年01月22日

かっこよくておしゃれな一軒家は誰もが憧れますよね。
どんなデザインにするか、試行錯誤するでしょう。
そのようなかっこいい一軒家の外観にも気をつけるべきポイントがあります。
今回はその一軒家をかっこよく魅せる方法について言及していきます。
 

□かっこいい外観をつくる3つの簡単なルールを紹介!

 
家の外観をかっこよくするための3つのルールを最初に紹介します。
 
1つ目は、窓のデザインと配置に拘ることです。
人目につく側の外観をかっこよくすることは、その住宅の印象を決める重大な要素です。
しかし、人目にあまりつかない側もある程度気にすることも大切です。
 
そこで、気をつけて欲しいのが窓のデザインや配置です。
窓のデザインは外観の印象を左右します。
配置によっては日光がよく入ったり、空気の循環ができたりと家の快適さを生み出してくれます。
 
2つ目は、間取りデザインを考える時に同時に外観デザインも考えることです。
間取りを考えるタイミングで、窓の計画や外観デザインを一緒に行う必要があります。
間取りを考えてから、外観計画を練る人が多いと思いますが、それでは遅すぎます。
間取りを考えつつ、並行して外観を考えていくことが大切です。
 
かっこいい外観にするには窓の配置やデザインの他に、外壁の色や素材の種類、屋根の形など、プラスで予算を考える必要もあります。
全てにこだわろうとすると、予算が厳しくなったり、間取りにも支障が出たりしてきます。
そのような理由から、間取り計画の段階で外観を考えることが大切です。
 
3つ目は、外観に使う色は2色から3色にすることです。
気を付けてほしいのが使う色です。
外壁だけでなく、窓枠の色や屋根、軒裏の色などの見えるところ全てを含めて2~3色にするとまとまりがでます。
 
住宅全体の統一感は大切です。
それだけで家の印象がおしゃれになります。
デザインがバラバラにならないように、基本的には使う色は2色~3色にしましょう。
 

□かっこいい一軒家におすすめの間取りのアイディアを紹介!

 
かっこいい一軒家にするためのお勧めの間取りを紹介します。
 
まずは、吹き抜けです。
一軒家に吹き抜けを作ると、縦の空間を広く取り入れられます。
開放感だけでなく、自然光も沢山家の中に入ってきます。
おしゃれなスペースになるので、おすすめの間取りです。
 
次にパントリーです。
キッチンの貯蔵庫としてパントリーを設置すると、キッチン周りが片付きます。
パントリーを見えない位置に置くと、生活感のないスッキリした間取りになります。
特に、まとめ買いをする方にはお勧めです。
パントリーでキッチン周りの収納スペースを確保しましょう。
 
そして、ウォークインクローゼットです。
収納部屋のようなウォークインクローゼットを設置すると、家の収納力が上がります。
ランドリースペース付近に置くと、効率的な洗濯動線ができます。
生活動線を考えながらウォークインクローゼットを設置すると、家事がはかどるでしょう。
 
最後に紹介するのは、デッキ・テラスです。
一軒家の中と外をつなぐ為に、デッキ・テラスを設置すると外との行き来がしやすくなります。
洗濯物を干すペースとしてだけでなくアウトドアリビングとしても使えます。
 

□外観が魅力的な家の実例を紹介!

 
誰もが憧れるかっこいい外観の実例を紹介します。
 
1つ目は、ウォールハウスです。
こちらのウォールハウスは壁を貫いているようなデザインの住宅です。
珍しいデザインの家で、インスタでも話題になっています。
タイルの壁と木材の壁を交互に取り入れることで、よりいっそうおしゃれな変化をつけています。
 
2つ目は、ひだまりハウスです。
こちらの住宅では、白キューブに明るい色の木材を使用しています。
親しみやすい雰囲気で、訪問者から愛される外観デザインです。
ウッドデッキからは優しい太陽の光が室内に入り込むように設計されています。
 
3つ目は、L字型の窓が個性的で立体的な家です。
こちらの住宅はL字型の窓に沿ったキューブが浮いているように見えるユニークなデザインです。
窓には空模様が反射しており、とても美しいです。
シンプルながらもユニークなデザインで来た人の心を奪うでしょう。
 
4つ目は、ライトがキレイな垂木の家です。
こちらの住宅は、三角形の斜めの屋根が特徴的です。
その大きいインパクトの割には、小さな木の家でとても面白いデザインをしています。
 
三角形のラインに沿った木のフレームを三枚重ねにして奥行きを出しています。
細部にまでの拘りを感じられる一軒家です。
 
これらはあくまで一部の施工事例です。
実際に生で見る物件はまた違う感想を持つかもしれません。
街を歩く時は、気になる家がないか探してみましょう。
そこからデザインのヒントが得られるかもしれません。
 

□まとめ

 
一軒家をかっこよく魅せる方法は沢山あります。
1番難しいのは機能面の充実と統一感です。
せっかくおしゃれでも統一感がなく全体のバランスが悪いと台無しです。
まずは、自分で気になることを調べてイメージを膨らませましょう。

子供部屋にお勧めの広さは何畳?広さを決めるポイントも紹介します!

カテゴリー: ブログ一覧新築住宅プランニング
投稿日:2023年01月17日

子供部屋の広さに悩む方もいるでしょう。
家庭環境の変化や子供の成長とともに最適な広さは変わってきます。
素敵な子供部屋にするためにも、間違えた選択や後悔はしたくないでしょう。
今回はそんな子供部屋のお勧めの広さや、広さを決める際のポイントを分かりやすく紹介します。
 

□一般的な子供部屋の広さは?

 
一般的には、子供部屋の広さは4~6畳と言われています。
6畳の広さなら、机とベッドを置いても余裕があります。
広い部屋を兄弟や姉妹でシェアして、将来、2部屋に分けるという家庭もあります。
広い子供部屋と狭い子供部屋には、それぞれメリットとデメリットがあります。
 
広い部屋なら、スペースに余裕があり、荷物を置いたり、友達を呼ぶこともできます。
しかし、広い分片付けや掃除が大変です。
狭い部屋なら物の管理や片付けが簡単です。
ただし、成長するにつれて物が増えたり、体が大きくなるので圧迫感を感じてしまうかもしれません。
 
子供が独り立ちする頃には、子供部屋は要らなくなります。
まずは、リビングや寝室などの生活スペースを確保してから、残りの面積で子供部屋のことを考えましょう。
予算や生活スタイルに合わせて考えることがキーポイントです。
一般的な基準として、子供部屋の広さは4~6畳が平均であることを念頭に入れておきましょう。
 

□子供部屋の広さを決めるポイントを紹介!

 
次に子供部屋の広さを決めるポイントを大きく2つ紹介します。
 
1つ目は、長い目で見ましょう。
土地が限られている場合は先程も述べたように、寝室やリビングなどの生活に必要なスペースを先に考えて、子供部屋は残りの面積で考えましょう。
子供部屋が必要な期間は、小学校高学年から高校卒業までの8年位です。
多く見積もっても、十数年でしょう。
 
子供が家を出れば、そこは空き部屋になります。
親が住み続ける期間の方が長いので、空き部屋が広い状態になるともったいないです。
寝室やリビングなどの生活スペースを狭くしてまでも、子供部屋を広くする必要はありません。
 
2つ目は、子供の年齢や人数によって柔軟に考えましょう。
同性の兄弟や姉妹の場合は、広い部屋を一緒に共有することもあるでしょう。
しかし、年齢によって分けたほうがいい場合もあります。
1~3歳差など比較的年齢が近い兄弟なら良いですが、15歳と5歳のように年が離れている場合は難しいでしょう。
 
男女ともに子供がいるなら、性別で分けて部屋は二つ、という考え方もあります。
子供が小さいうちは、リビングにキッズスペースを作って、子供部屋自体は狭くすることも可能です。
受験勉強などで個室が必要なら、その子に一部屋与え、他の子どもは共同で別の部屋を使うようにすることもできます。
 
部屋に子供用、寝室用、誰々の部屋というように使い道を明確にする必要はありません。
部屋の用途や、暮らしの変化とともに変えていけることを頭に入れておきましょう。
 

□広さ別のお勧めのレイアウトを紹介!

 
次は、子供部屋の広さ別のお勧めレイアウトを紹介します。
 
まずは、4.5畳の広さです。
この広さなら、机、ベッド、クローゼットなどの収納を無理なく置けます。
ちなみに、家具の一般的なサイズはこのようになります。
 
机は、幅100~120 cm×奥行き50~70cm
ベッド(シングルサイズ)は、幅100 cm×長さ200~210 cm
収納家具は、幅60~90 cm×奥行き40~60 cm
4.5畳だと狭く感じるかもしれませんが、必要最低限の生活は送れて、管理が行き届き、物が少なくて済みます。
 
次は、6畳です。
この広さなら、机とベッド、収納家具を複数置いても少しの余裕があります。
体が大きくなる中学生以降でもゆったり過ごせるでしょう。
教科書や参考書、学校や部活動で使う道具などをしまえたり、コレクションアイテムを並べることもできます。
 
最後は、8畳です。
8畳は、ワンルームマンションに多い広さです。
机、収納、ベッドの他にも、テレビやミニ冷蔵庫などを置いても余裕があります。
大学生や社会人で、家族が集まるリビングやダイニングではなく、自分の部屋で過ごすことが多いなら、理想的な広さでしょう。
 
このように、子供部屋の広さによって置くものやできることが変わってきます。
狭いからと言って決してメリットがないわけではありません。
広いことは魅力的ですが、広い部屋の方が物が増えたり、部屋が汚くなったりすることもあります。
部屋のサイズでその部屋の良し悪しは決まらないことを覚えておきましょう。
 
どれくらいの期間その部屋を使うのか、目的は何なのか、それによって部屋の最適な広さが決まります。
それを考えてから、プランを建てると素敵な子供部屋になるでしょう。
 

□まとめ

 
子供部屋の環境は子供の成長に大きな影響を与えます。
部屋の広さで過ごし方は変わり、子供の心の成長もその過ごし方によって変わります。
狭い方が快適でない、広い方がいいなど、部屋のサイズで良し悪しを決めないようにしましょう。
イメージを膨らませるためにも、住宅会社の施工事例やSNSの写真などで情報収集からはじめてみてください。

建ぺい率とは何か、その制度内容やお得な情報を教えます!

カテゴリー: ブログ一覧新築住宅プランニング
投稿日:2023年01月12日

住宅を建てるなら、理想の間取りやデザインに仕上げたいですよね。
そこで、重要なのが建ぺい率です。
建ぺい率というワードに聞き馴染みがある人は少ないでしょう。
今回は、住宅を建てる際に大切な建ぺい率について詳しくお話しします。
 

□建ぺい率とは何か?

 
建ぺい率とは、建物が立つ面積に対する建物が実際に立っている底辺面積の割合です。
簡単にイメージすると、建物を上から見てその土地の何割を占めているか分かる建物の土地に対する面積のことです。
土地や地域によって建ぺい率の上限が決まっています。
同じ広さの土地でも建てられる面積が異なるのです。
 
建ぺい率が大きければ、建物に使える面積も比例して大きくなります。
しかし、その場合、近所の家も敷地いっぱいに建てる可能性があります。
そうなると、日当たりの良さやゆとりが無くなるでしょう。
 
逆に建ぺい率が小さいと、理想の広さの家を建てるための広い土地が必要です。
そうすると、土地代が高くなってしまうでしょう。
建ぺい率は大きい方が良い、小さい方が良いというわけではありません。
コストと住みやすさのバランスが大切です。
 
補足ですが、建ぺい率とは別に容積率というものがあります。
容積率とは、敷地面積に対する延べ床面積の割合です。
延べ床面積とは、1階、2階、3階など、すべての階層の床面積を足した面積のことです。
バルコニーやロフトなどは、延べ床面積には含まれません。
 
このように建ぺい率や容積率について知ることは住宅を建てる上でとても大切です。
知らなかった方が多いと思いますが、ぜひこの機会に理解を深めていきましょう。
 

□建ぺい率の制限はどれくらい厳しい?

 
先述したように、建ぺい率には制限があります。
 
その詳しい内容を見ていきましょう。
建ぺい率に制限がある理由は、一定の空間を残して採光や通風を保ち、火災などの災害を防ぎ、快適な環境をつくるためです。
建ぺい率の制限は、各用途地域によって異なります。
この用途地域ごとにかかる建ぺい率の制限の一部例を以下にまとめてみました。
 
第一種低層住居専用地域、第二種低層住居専用地域、田園住居地域なら、建ぺい率は30~60パーセント、第一種住居地域、第二種住居地域、準住居地域なら50~80パーセントとされています。
また、工業地域なら、建ぺい率は50~60パーセントで、近隣商業地域なら60~80パーセント、商業地域なら、80パーセントとなっています。
そして、用途地域の指定のない区域なら、建ぺい率は30~70パーセントと決められています。
このように、建ぺい率は地域によって細かく決まっています。
 
せっかくプランを立てたのに建ぺい率の制限を超えていることが原因で計画が白紙に戻るのは残念です。
住宅を建てる際は自分の地域の建ぺい率がどれくらいか調べましょう。
そこから土地の広さや住宅の広さを考えるのが賢明です。
 

□建ぺい率が緩和されるケースを紹介!

 
建ぺい率の制限を受けなくて済むケースや緩和されるケースがあります。
 
まず、建ぺい率の制限を受けないケースとは何か、その条件を説明します。
建ぺい率が80パーセントの第一種住居地域、第二種住居地域、準住居地域などの用途地域で、かつ防火地域内にある耐火建築物であることです。
この場合は、建ぺい率の制限が無くなります。
民法234条で、一般的に隣地境界線から50cm離さなければならないと定められていますが、この場合は例外的に敷地を100パーセント使い、隣地境界線の隣に建てることができます。
 
次は建ぺい率が緩和されるケースです。
建築基準法第53条3項により、次の条件に1つでも該当するとプラス10パーセント、両方に該当していればプラス20パーセントも建ぺい率を上げることが許されます。
その2つの条件が以下です。
 
1つ目は、建ぺい率80パーセントの用途地域の建物以外で、防火地域内にある耐火建築物であるか、これと同等かそれ以上の延焼防止性能があると法律で定められた建物である場合、または、準防火地域内にある耐火建築物が延焼防止性能を有するものとして政令で定められている場合です。
2つ目は、特定行政庁が指定した、角地にある建物です。
 
角地に関しては、各自治体で規定が異なっている為、確認しましょう。
また、特定地区や都市計画による壁面線の指定がある場合も、特定行政庁の許可により建ぺい率を上げられることがあります。
敷地が防火地域にまたがる場合でも、建物が耐火建築物で敷地全部が防火地域内にあるものとみなされていれば緩和措置を受けられます。
敷地が建ぺい率の異なる用途地域にまたがる場合は、加重平均を使って建ぺい率を出します。
 
ここで注意してほしいのが、建ぺい率の敷地面積を計算する際に土地全体の面積が必ずしもベースになるとは限りません。
土地の一部が道路となっている場合は、道路部分の面積を除いた計算になります。
 

□まとめ

 
建ぺい率には細かい決まりがありますが、緩和措置もあります。
まずは、自分の地域の建ぺい率を調べるところから始めましょう。
他にも住宅関連で分からないことがあれば、プロである当社へご連絡下さい。
今までの経験を活かし、親身にご相談にのらせて頂きます。

冬の吹き抜けは寒い?吹き抜けの魅力とともに寒さ対策を紹介します!

カテゴリー: ブログ一覧新築住宅プランニング
投稿日:2023年01月07日

「吹き抜けのある家の特徴を知りたい」
「吹き抜けのある家の寒さをどうにかしたい」
このようにお考えの方はいらっしゃいませんか。
性質上、暖かい空気は上昇するため、高さがある吹き抜けは、寒くなる傾向にあります。
そこで今回は、吹き抜けのメリット・デメリットと寒い吹き抜けを解決する方法について紹介します。
ぜひ最後までご覧下さい。
 

□吹き抜けのメリットについて紹介!

 
1つ目は、開放感があることです。
開放感が得られることは、吹き抜けがある空間の最大のメリットです。
開放感のある広い空間では、ダイナミックで快適に過ごせます。
 
2つ目は、採光や風通しが良くなることです。
吹き抜けの高所の窓は、低所の窓に比べて、上から光を取り込めるため室内を明るくできます。
また、高所に開閉できる窓があると、暖かい空気は上昇し、冷たい空気は下降する性質を利用して、温度差換気ができます。
 
3つ目は、床を張って部屋に転用できることです。
吹き抜けの多くは、リビングに設けられていて、リビングは南側にある間取りが多いです。
そのため、リビングに吹き抜けがあると、日当たりが良い部屋を1室失っていると考えることもできます。
部屋を取り壊して、吹き抜けにすることはかなり難しいですが、吹き抜けの状態から床を張り、部屋に転用できます。
 
将来的に、書斎や子供部屋を作る予定がある人は、後で部屋にできる吹き抜けがおすすめです。
ただし、増床は建築確認が必要になる場合があるため、建築会社と話し合うようにしましょう。
 
4つ目は、1階と2階の隔たりの解消に役立つことです。
2階建て以上の家は、下の階と上の階が空間的に分断され、家族の気配やコミュニケーションが断ち切られます。
しかし、吹き抜けがあれば、下の階と上の階の分断を解消できます。
 

□吹き抜けのデメリットについて紹介!

 
1つ目は、2階のスペースが狭くなることです。
吹き抜けを設けることで、2階の部屋数が少なくなります。
吹き抜けを優先して、部屋の広さを確保したい場合、収納スペースを狭くしなければなりません。
 
2つ目は、音やニオイが気になることです。
吹き抜けがあることで、リビングの会話や生活音が響き渡ります。
家族で就寝時間が違うと、リビングの音が気になり、寝られないといった問題が生じることもあります。
また、LDKに吹き抜けがある場合、料理やゴミなどのニオイが部屋に付く可能性があります。
吹き抜けに隣接している場所に洗濯物を干すと、ニオイ移りの原因になるため、十分に注意しましょう。
 
3つ目は、光熱費が高くなることです。
吹き抜けは空間が広く、光熱費が高くなります。
冬は暖かい空気が上に逃げることで寒くなり、夏は外から光が差し込むことで暑くなるため、吹き抜けのある家では、冷暖房の効率は良くありません。
 
4つ目は、メンテナンスが大変であることです。
高所の窓や梁の掃除など、吹き抜けのある家は、メンテナンスが大変です。
また、照明の交換や壁のクロスの張替えなどでは、足場が必要になります。
このような場合では、専門業者に依頼し、代わりにメンテナンスしてもらうため、費用がかかります。
 
5つ目は、強度面に不安が出ることです。
吹き抜けのある空間には床がありませんが、床には横方向の力を支える役割があります。
そのため、横方向の力に弱くなる可能性があります。
 

□寒い吹き抜けを解決する方法とは?

 
先述したように、吹き抜けのある家では、冬は暖かい空気が上に逃げるため、暖房で温めた空気も上昇し、寒く感じることがあります。
しかし、建物の造りや設備を工夫することで、寒さをしのげるため、以下の3つの方法を紹介します。
 
・高気密高断熱にする
・大きめのエアコンを選ぶ
・シーリングファンを付ける
 

* 高気密高断熱にする

 
高気密高断熱の家にすると、吹き抜けのリビングの寒さを和らげられます。
高気密とは、隙間のない家を作ることであり、高断熱とは、壁の中や床下などに入れる断熱材を高性能なものに変えて、窓も熱を通しにくいものを使うことです。
高気密高断熱にすることで、温めた空気が外へ逃げにくく、吹き抜けがあっても暖かくなります。
 

*大きめのエアコンを選ぶ

 
吹き抜けのある家のリビングにエアコンを付ける場合、リビングの畳数より大きめのエアコンを選ぶようにしましょう。
吹き抜けは広い空間かつ、空気が上に上がるため、エアコンのパワーに余裕がないと、暖かくなりません。
リビングが14畳であれば、16畳や18畳用のエアコンを付けることをおすすめします。
また、床向きに暖かい風を送る機能のエアコンを選ぶことや、床暖房を併用して、寒さをしのぎましょう。
 

*シーリングファンを付ける

 
寒さをしのぐために、吹き抜けの天井にシーリングファンを付けることもおすすめです。
シーリングファンは大きなプロペラの形をしていて、回転することで上昇する暖かい空気を下へ戻す役割があります。
夏の時期には、リビングを涼しくする効果もあるため、吹き抜けのある間取りにする際は、シーリングファンを付けることをおすすめします。
 

◻まとめ

 
今回は、吹き抜けのメリット・デメリットと寒い吹き抜けを解決する方法について紹介しました。
吹き抜けには、開放感があることや風通しが良くなるなどのメリットがある一方で、音やニオイが気になるといったデメリットも存在します。
また、吹き抜けのある家は寒くなる傾向がありますが、しっかりと対策をすることで寒さをしのげます。
当社では、住み心地のよい家づくりを行っているので、何かお困りのことがありましたら、お気軽にご相談下さい。

全館空調にするとどのような効果が?気になる電気代も併せてご紹介!

カテゴリー: ブログ一覧新築住宅プランニング
投稿日:2023年01月01日

全館空調という言葉を聞いたことのある方は多いでしょう。
しかし、実際にその内容を説明するのは難しいです。
省エネや快適性を求められる住宅業界で、注目されているトピックの1つで、その利便性はとても高く、毎日の生活を快適にしてくれます。
今回は、その魅力的な全館空調のメリットや費用について詳しくお話しします。
 

□全館空調の特徴やメリットを紹介!

 
全館空調とは、家全体を冷暖房して快適に保つ設備のことです。
基本的には部屋ごとに空調するエアコンとは別で、廊下や洗面所、トイレなどを含め家全体を空調するための大きなシステムで、部屋ごとの温度差をなくしてくれます。
近年注目されているヒートショックや熱中症のリスクなども下げられます。
そのような魅力的な全館空調のメリットを大きく3つ紹介します。
 
1つ目は、一年中家のどこにいても快適に過ごせることです。
家全体の温度差がなくなるので、廊下だけ寒い、この部屋だけ暑いといったようなことがなくなります。
全館空調は基本的に24時間365日働くので、この快適さが毎日続きます。
 
2つ目は、見た目がスッキリすることです。
全館空調は1台で家全体の空調設備を行っていることが多いです。
部屋ごとにエアコンを置いたり、暖房器具を置いたりする必要が無いので、見た目がスッキリします。
家の外に置く室外機も1台で十分なので景観を邪魔することもありません。
 
3つ目は、手入れが楽なことです。
1台で全館空調してくれるので、管理や掃除もその1台にかけるだけで手間がかかりません。
また、豊富な種類から選ぶことができます。
 
このように全館空調には沢山のメリットがあります。
衛生的にも、毎日の暮らしのためにも、お勧めです。
1台つければ、後から揃える物や買う必要のあるものも無いのでコストパフォーマンスも抜群です。
是非、この際にとり入れてみることを検討してみて下さい。
 

□全館空調にした場合の電気代はいくらぐらいかかる?

 
気になるのがお金ですよね。
コストパフォーマンスが良いといっても使う度に電気代はかかります。
実際に24時間稼働すると聞くと高くつくイメージがあるでしょう。
 
しかし、その相場は年間で4万5千円~5万円です。
エアコンにかかる年間の電気代がだいたい7万円なので、それと比べるとそれほど高くないことが分かります。
一般住宅の年間の冷暖房費は年間約7万円前後と言われています。
 
ガスで動く全館空調の場合は年間約5万円となり、約2万円の節約に繋がります。
また、オール電化の場合には年間約4万5千円となり、さらに節約できます。
ガス併用の場合でも、冷暖房費は全館空調の方が約30パーセントも抑えられ、全館空調システムを導入した方が冷暖房費を抑えられます。
 
衛生的にも、お金の面からみても全館空調には沢山のメリットがあります。
その種類や機能によっても、電気代を更に節約できる可能性があります。
どのような種類があるのか一度調べてみるのも良いでしょう。
 

□全館空調を効果的に活用する方法を紹介!

 
最後に全館空調を効果的に活用する方法を紹介します。
全館空調は、温熱環境を最適にするための設備です。
その機能を最大限に引き出すには、高気密・高断熱な住宅性能であることが理想です。
 
たとえば気密性がC値で1以上の住宅の場合は、気密性が低いので電気代が高くなります。
また、高気密・高断熱の住宅は乾燥しやすいので、調湿効果の高い珪藻土や漆喰を使用したり、床や天井に無垢材などを用いたりすることでそのデメリットをカバーします。
室内干しができるランドリールームなどをつくれば、より効果的に全館空調のメリットを活かせるでしょう。
 
このように全館空調のメリットを最大限に活かして、デメリットをカバーしながら、快適な家づくりを実現するには、気密性・断熱性の高さ、調湿効果に優れた素材を用いるなどのトータル的な家づくりの質の良さが大切です。
上質なデザイン、高品質な住宅で、快適かつ健康的な暮らしができるようにするには、エアコンに依存しない全館空調の家づくりとの相性も重要です。
全館空調は、開放感のあるリビング、十分な部屋数、防音性、快適な居住性などを考慮した家づくりの重要なポイントになるでしょう。
 
全館空調の有効活用のためにも、まずは住宅デザインから見直しましょう。
建材や間取りの配置にも気をつければ、より電気代がうき、省エネ生活に繋がります。
専門的な工夫が必要になると思うので、プロにしっかりと相談するのが1番です。
住宅メーカーや業者とのコミュニケーションを怠ることなく信頼関係を築くことが最も大切です。
 

□まとめ

 
このように全館空調は快適な生活を実現するために欠かせない設備の1つです。
どのような種類があるのか是非一度調べてみて下さい。
他にも分からないことや気になることがあれば、住宅のプロであるイング建築設計までご連絡下さい。
今までの経験を活かし、お客様の質問1つ1つに親身に対応させて頂きます。

似ているようで実は違う?注文住宅と自由設計の違いについて解説します!

カテゴリー: ブログ一覧新築住宅プランニング
投稿日:2022年12月27日

注文住宅と自由設計。
どちらも聞いたことのある言葉だと思います。
似たような響きですが、その意味や内容は大きく異なります。
その違いを知ることは住居を建てるうえでとても大切です。
 
今回は、その違いとそれぞれのメリット・デメリットを分かりやすく紹介します。
 

□注文住宅と自由設計の違いについて説明します!

 
建売住宅は完成した建物と土地がセットで販売されているもので、間取りなどを自分で考えることができません。
自分好みの家をデザインしたい場合は、自由設計住宅か注文住宅のいずれかになります。
自由設計住宅と注文住宅は内容が大きく違うので、その違いをみていきましょう。
 
自由設計住宅は住宅フリープランとも言われ、「条件付き土地」として販売されている住宅のことです。
条件付き土地は、建売住宅として売り出すために土地の建築許可を得る期間にだけ販売される土地を指します。
その土地に家を建てるメーカーが既に決まっていて、建築許可申請を行っている状態なので、購入までの流れがスムーズです。
家が建っていない状態の建売住宅を買うようなものなので、家の間取りをある程度自分達で決めることができます。
 
しかし、家のなかに入れるキッチンや浴室などの水回りの設備は決まっていて、変更できません。
間取りは自由に設計できるといっても、設備の関係でデザインできない部分もあり、メーカーによっては自由度が低くなります。
また、自由設計住宅の場合、土地購入をして3カ月以内に間取りプランなどを決めて、建築を始めます。
間取りを決める時間があまりないのです。
 
注文住宅は自分で土地を用意し、建築業者を選んで家を建てます。
勿論、間取りや設備もほとんど自由に決められます。
使用する建材や断熱材の種類、窓や扉など、細かいところから自分でデザインできます。
 
前もって基本的な仕様が決められており、その中から自分で選ぶことができるセミオーダーもあります。
どれも自由設計住宅より自由度は高いです。
ただし、自分で決めなくてはならないことが多いので、手間と時間がかかります。
また、建売に比べると費用が高くなるケースが多いです。
 

□注文住宅で建てるメリットとデメリットを紹介!

 
次に注文住宅のメリットとデメリットを簡単に紹介します。
まずメリットは大きく3つあります。
 
1つ目は、なんと言っても自由度の高さです。
土地のことから建材の種類、窓のデザインなど細部までこだわることができます。
最初から自分達でデザインしたい方にはとてもお勧めです。
 
2つ目は、建築現場の確認ができることです。
注文住宅なら工事中も現場に行ってその過程を確認することができます。
ベースを建てた後に、最初のプランと変えたいところが出てきたら業者の方と相談することもできます。
 
3つ目は、予算の調整がしやすいことです。
細かいところまで自分たちで決められるので、どこまで節約するかも自分たちで決められます。
あまりこだわらない箇所はグレードを下げて調整しやすいのも大きなメリットです。
 
デメリットは、入居までの時間がかかることや、土地の取得や契約内容が複雑なことです。
期間に関しては余裕をもって、出来上がるまでの工程を楽しむぐらいのゆとりのある気持ちで取り組みましょう。
複雑な契約に関しては、二人三脚で業者としっかり話し合うことが大切です。
 

□自由設計で建てるメリットとデメリットを紹介!

 
最後に自由設計のメリットとデメリットを紹介します。
まずメリットは大きく2つあります。
 
1つ目は、知識がなくても希望通りの間取りの実現が可能なことです。
前もって決められたプランに賛同できれば、建材や細かいところはおまかせになるので、知識がなくても困りません。
設備は決められていますが、簡単な間取りデザインは自分たちで行えることもあります。
業者によって自由度が変わってくるので一旦相談してみましょう。
 
2つ目は、注文住宅よりもリーズナブルな価格です。
自由設計は土地と建物がセットで買えるようなものなので、その分、値段もお得になります。
建材の一括購入も自由設計ならではでしょう。
 
デメリットは、住宅の仕様や設備のデザインは変えられないことと、プランやデザインの変更をする際に高いコストがかかるリスクがあることです。
自由設計はあくまで決められた範囲内でしか自分たちでデザインできません。
対象部分外の変更を希望する際は、オプションとして高いコストが請求されることもあります。
間取り変更に関しては、オプション料金として処理されることが多いので、業者としっかり話し合いましょう。
 

□まとめ

 
このように注文住宅と自由設計は違うものです。
それぞれにさまざまなメリットとデメリットがあります。
是非どちらが良いのか自分で一度調べてみて下さい。
どこまでこだわりたいのか、時間とお金をどれだけかけられるのかなどのイメージが湧くでしょう。
 
他にも分からないことがあれば、住宅のプロであるイング建築設計へご連絡下さい。

安心した暮らしを実現するために!地震に強い家について解説します!

カテゴリー: ブログ一覧新築住宅プランニング
投稿日:2022年12月22日

災害の多い日本で住宅の安全を考えることは大切です。
今回は地震に強い家とは何か、徹底的に解説します。
 

□地震に強い家とは?

 
地震に強い家とは何か、考えるポイントは2つあります。
それは地震対策と耐震等級の2点から見て強いかどうかです。
 
まずは、地震対策がしっかりととられている家です。
地震から建物全体を守るために重要とされる構造が3つあります。
建物の強度を上げて揺れに耐え抜き倒壊を防ぐ耐震、制振装置で地震のエネルギーを吸収し揺れを抑える制震、免震装置で揺れを伝わりにくくする免震です。
詳しくは最後の項目で説明します。
 
現在の新築の建物は耐震基準に則ってつくられています。
震度6以上の地震でも建物の倒壊、崩壊が起きないように、耐震基準が設定されています。
耐震構造は全ての建物の義務です。
しかし、制震・免震構造は義務ではありません。
 
この2点もしっかりと対策がとられているかどうかがその家の良し悪しを決めるでしょう。
 
次に耐震等級です。
耐震等級は建物の耐震レベルを表す、指標数値の1つです。
住宅の品質確保の法律によって義務化されています。
耐震等級は1~3級の3段階に以下のように分かれています。
 
・耐震等級1級は建築基準法によって定められた耐震基準の最低限の耐震性能
・耐震等級2級は耐震等級1級の1.25倍の耐震強度
・耐震等級3級は耐震等級1級の1.5倍の耐震強度
 
数字が上がるにつれてより強度が高く耐震が強化されていることが分かります。
 

□地震に強い家を建てる必要性とは!

 
兵庫県で起きた大震災、新潟県で起きた中越地震、東北地方で起きた東日本大震災など、震度7を超える地震が日本では沢山起きています。
その被害を少しでも抑え、未来の地震に備えるために、まずは地震に強い住宅の必要性を知るべきです。
 
例えば、木造戸建ての場合、地震の大きな力によって住宅が変形します。
変形したことにより、柱、梁や土台などが組み合わさっている部分が外れたり、壊れたりして、住宅崩壊に繋がります。
工法別の強度に関しては、鉄骨造、RC造が耐震性に優れており、木造がその次です。
近年では、木造の耐震性も見直され、木造住宅の耐震性は鉄骨住宅の耐震性とそれほど変わらなくなってきました。
 
なぜそこまで高性能になったかというと、2000年に発表された建築基準法改正で、木造戸建ての耐震性が大幅に向上したからです。
どの工法でも耐震性に不安を抱く必要は今はあまりないでしょう。
直下型の地震では、縦方向の揺れの影響で、柱が土台から抜けてしまうことがあります。
 
また、木造戸建の場合、強度を高めるために、筋交いや構造用合板で強化した耐力壁をつくります。
この耐力壁が少なかったり、配置のバランスが悪かったりすると、柱や梁の変形が大きくなり、柱や梁が壊れやすくなります。
耐力壁の量やバランスを考えて建物をつくることが、現在では法律によって義務化されています。
 

□地震に強い家の見極め方についてお話しします!

 
具体的に家の強度を支えているものや、耐震性の見極め方とはなんでしょう。
地震に強い家を選ぶには、新耐震基準を満たしていることが最低限必要です。
新耐震基準以外にも、家の強度を確認するために知っておきたいポイントを大きく2つ紹介します。
 
1つ目は、地盤です。
地盤の強さは建物の強度を測る上で大切です。
強い地盤は、岩盤や砂礫を含んでいるので、硬く締まっています。
一方で、弱い地盤は、やわらかい砂や粘土を含んでいたり、水分を多く含んでいたりします。
 
地震に強い地盤を見極めるには以下のポイントに気をつけましょう。
 
・河川や池などの水に関する場所が近くにあるか
・道路にひびが入っていたり、マンホールが浮き出ていたりしないか
・道のひび割れや道路と住宅の間に段差はないか
・公開情報で土地の成り立ちやその前に何があったかなどを調べる
・ハザードマップなどで災害リスクはどれだけあるのか
 
地震や水害によって地盤沈下や液状化による建物の傾きも懸念されます。
地盤改良を行ったうえで建設しましょう。
 
2つ目は、建物の構造です。
建物の構造も、強度に影響します。
前述したように、新耐震基準を満たしていれば、その住宅の耐震性に大きな差が生まれることはありません。
しかし、建物の構造によっては、地震への耐え方や仕組みが異なります。
 
具体的な3種類の耐震構造をまとめてみました。
 
・耐震
人命を守ることを第一に優先し、柱や梁を強くして振動に耐える構造です。
多くの建物に使われています。
 
・制震
地震の振動を吸収する部材を内部に組み込むことで、揺れを和らげたり抑制したりする構造です。
柱や梁への負荷が少なく、建物への被害を軽減できます。
 
・免震
免震装置を入れて地震の揺れを伝わりにくくする構造です。
家具の転倒も防ぎやすく、家の中のトラブル発生を防止できます。
 

□まとめ

 
地震に強い家とは一言で定義づけられるものではありません。
これらの注意事項を確認して、地震に強い家をつくりましょう。

冬場の玄関や廊下はなぜ寒い?原因や効果的な寒さ対策について解説します!

カテゴリー: ブログ一覧新築住宅プランニング
投稿日:2022年12月17日

冬場になると玄関や廊下が寒くなりますよね。
それは仕方のないことだと諦めている方もいるでしょう。
しかし、原因を突き止めれば、しっかりと対策をとることができます。
今回は、玄関や廊下が寒くなる原因とその寒さ対策を具体的に紹介します。
 

□玄関や廊下が寒くなる原因を説明します!

 
最初に、玄関や廊下が寒くなる原因を簡単に説明していきます。
 
まずは、気密性の低下です。
築年数の長い住宅の場合、玄関ドアの気密性が低下してることがあります。
ドア開口部から熱が逃げてしまうので、冬の寒さの原因になりやすいです。
 
次に、暖房器具がないことです。
長時間滞在するのなら、玄関や廊下にも暖房器具を置きましょう。
 
そして、結露が温度を奪っていることも考えられます。
冬は窓やガラスに空気中の水蒸気が付着して液体化するため、結露が発生しやすいです。
玄関ドアがガラスの場合は、ガラスに付着した結露が温度を奪い、より一層玄関の寒さが増している可能性が高いです。
 
最後に考えられる原因が、玄関ドアの断熱性の低下です。
玄関のドアの厚みや素材によって断熱性の高さは変わります。
アルミでできた薄いドアだと断熱性が低く、冬の冷気が室内に伝わりやすくなります。
また、隙間風が入り込んで冷気が漂うため、玄関や廊下が暖まりにくくなります。
 
このように寒いのには必ず原因があります。
まずは原因を知ることが大切です。
自分の家の玄関や廊下にどれか1つでも当てはまっていないかを確認しましょう。
寒さの原因を知らないまま、憶測だけで対策をとらないようにすることがおすすめです。
 

□簡単にできる寒さ対策を紹介します!

 
玄関や廊下が寒くなる原因は、ドア、窓、床などから伝わる冷気がその空間を寒くさせていることがほとんどです。
この冷気を抑えることができれば、寒さ対策になります。
そこで簡単にできる寒さ対策を紹介します。
 
まずは、玄関ドアの寒さ対策です。
玄関はドアを開け閉めする度に冷気が入ります。
ドアの断熱性が低かったり、古い家で隙間などがあったりすると尚更寒いです。
 
対策として、隙間テープを使って隙間風を無くしたり、玄関ドアに断熱材を貼って断熱性を上げたりしましょう。
これらのグッズはホームセンターやオンラインストアなどで購入可能なので、是非チェックしてみて下さい。
 
次に窓の寒さ対策です。
廊下に窓がある場合、その窓にしっかりと寒さ対策をする必要があります。
窓も玄関ドアと同様で開け閉めする際に冷気が入るほか、窓自体の断熱性能の低さで冷気が伝わりやすくなります。
また、古い窓だと隙間風も入ってきます。
 
簡単にできる対策として、以下のことが挙げられます。
 
・隙間風を塞ぐ
・断熱シートを貼る
・冷気対策用カーテンを使う
・断熱ボードを置く
・二重窓にリフォームする
 
これらの対策のうちどれか1つでも実践してみましょう。
DIYができたり、リフォームを検討中の方には二重窓がお勧めです。
物理的に寒さを和らげることができ、1回つくってしまうと後の費用がかかりません。
特に東北地方や北海道などでは二重窓がよく見られます。
 
そして、床の寒さ対策です。
床から伝わる寒さが気になる場合は、まずは床に何か敷きましょう。
室内の部屋に絨毯やカーペットは敷いても、床全体にまで敷く家庭は少ないです。
 
カーペットやマットを敷くだけで、その効果は絶大です。
素材も断熱性の高いものを選ぶと良いでしょう。
 

□リフォームでできる寒さ対策を紹介します!

 
最後に思い切ってリフォームをすることでできる、寒さ対策を紹介します。
1番お勧めのリフォームは、玄関ドアの断熱性を高めて根本的な寒さの原因を解決することです。
 
長い間使用している玄関ドアは寒さに弱いことが多いです。
古いドアは、隙間風が生じることもあります。
またドアの素材もアルミ製の様な安くて断熱性の低い素材を使用していることが多いです。
しかし、玄関ドアを新品にリフォームすれば隙間風の問題は解決します。
 
それだけでも十分な寒さ対策ですが、プラスで断熱仕様の玄関ドアにリフォームすればより快適な空間を実現できます。
断熱仕様の玄関ドアは内部に断熱材が入っています。
なので、ドア自体は冷えることがありません。
また窓ガラスが付いている場合は従来の単板ガラスではなく、空気の干渉を防ぐ特殊加工が施された複層ガラスを選ぶことで更に冷え込みを抑えられます。
 
リフォームの際に、窓を開閉可能な通風窓にすればドアを閉めた状態で換気出来るようにもなり、便利です。
開放したままだと冷え込みますが、一日に数回換気することで結露の発生が防げます。
 

□まとめ

 
このように、玄関や廊下のためにできる寒さ対策は沢山あります。
自分の家の玄関や廊下が寒いと感じる方は、諦めずに原因をつき止めてみてください。
そして、そこからできる効率の良い寒さ対策をしましょう。
 
他にも知りたいことがあれば、住宅のプロであるイング建築設計へご連絡下さい。
親身に対応させて頂きます。

引き戸にはどのような種類がある?メリットも併せてご紹介します!

カテゴリー: ブログ一覧新築住宅プランニング
投稿日:2022年12月12日

住宅の扉をどの種類にするか悩みますよね。
そこでオススメなのが引き戸です。
今回は引き戸の種類やメリットについてお話しします。
 

□引き戸の種類について説明します!

 
引き戸とは、横方向にスライドさせて開け閉めする戸です。
溝やレールの上を滑らせて戸の開閉を行います。
押入れのふすま、和室など引き戸は日本の建築文化として昔から使われてきました。
そのような魅力的な引き戸の種類を3つ紹介します。
 
1つ目は、引き分け戸です。
引き分け戸は、片側だけでなく戸を両サイドにスライドさせます。
2枚以上の戸で構成されており、別名、両開き戸ともいいます。
1本の溝やレールの上を戸がスライドする仕組みです。
 
空間の間仕切りとして使われることもあります。
 
2つ目は、引き違い戸です。
戸の設置スペースを2枚分、戸も2枚設置したものが引き違い戸です。
1本ではなく、2本のレールや溝で成り立ちます。
左右の両方から開閉できるというメリットがあります。
 
3つ目は、引き込み戸です。
戸を開けると、全ての戸が壁の中に収納されるタイプです。
全て引き込んだら戸が見えなくなるため、開放感が生まれます。
 
戸が入る部分も壁の一部になるため、部屋にスペースができます。
しかし、そこに物があると取りにくかったり、中の掃除がしにくかったりすることがあります。
 
引き戸の種類を紹介したところで、引き戸の設置の種類についても簡単に2つ紹介します。
 
1つ目は、レールタイプです。
しいたレールの上を引き戸がスライドするタイプです。
下から支えているので安定感はありますが、レールにホコリがたまったり、つまずきやすいというデメリットもあります。
最近は床との段差が少なく、フラットに近いです。
 
2つ目は上吊りタイプです。
天井や壁にレールを作り、そこから引き戸を吊るします。
床にレールがないためフラットで掃除しやすく、つまずきにくいので、車椅子の方でも簡単に移動ができる、バリアフリーデザインです。
しかし、床とドアに隙間ができるため気密性が下がってしまうこともあります。
 

□引き戸のメリットを紹介します!

 
次に引き戸のメリットを大きく3つ紹介します。
 
1つ目は、スペースの有効活用ができることです。
引き戸は横にスライドするだけなので、開き戸のように前後にスペースを用意する必要がありません。
そのため、開き戸だと置けないような家具も、引き戸にすればスペースを気にすることなく置けます。
 
2つ目は、簡単に開閉できることです。
大きかったり、長めの引手を付ければ、簡単に開閉できます。
ドアノブに手が届かない小さな子供でも長めの引手をつければ簡単に開け閉めができます。
高齢者や車いすの方でも同様です。
 
3つ目は、開け方のバリエーションが豊富なことです。
開き戸だと、戸を開けたままにすると戸自体が邪魔になり、ぶつかることがあります。
引き戸なら、戸を開けっ放しにしていても半開きにしていても問題ありません。
部屋の換気も簡単にでき、空間をつなげて開放感を与えてくれます。
 

□引き戸を設置するのにオススメの部屋を紹介します!

 
引き戸の種類やメリットを紹介したところで、具体的に引き戸を設置するべき部屋のタイプを紹介します。
 
まずは、玄関です。
一般的に玄関の開き戸は外開きです。
そのため、ノブやレバーを引きながら一歩下がらなければいけません。
重い荷物を持っているときやベビーカーを利用しているときなど、様々な場面で障害になります。
 
しかし、引き戸ならそこまで体を動かす必要がありません。
全開にしなくても扉が自然に閉まることはないので、スムーズに出入りできます。
かつては多く見られた引き戸の玄関も、住宅の洋式化に伴い開き戸が一般的になりました。
しかし、近年はバリアフリーデザインが重視されるようになり、引き戸の玄関扉が再注目されています。
 
次にリビングや居室です。
最近は、開放的なLDKが人気です。
例えば、リビングに隣接する居室に引き戸で仕切りをつくれば、空間を分けつつ、開放感を与えることができます。
 
子供がまだ小さくライフスタイルの変化の可能性や、家族構成が変わる可能性がある方などにオススメです。
ハンガータイプの引き戸にすると、床にレールがないため、開放したときに空間の一体感が生まれるでしょう。
 
最後に、トイレです。
トイレの開き戸は、外開きが一般的です。
その理由は個室内で人が倒れたときに、扉が開かなくなってしまうのを防止するためです。
しかし、廊下に置いていた物がトイレの前に倒れ、中に閉じ込められてしまうトラブルも発生しています。
 
この2点を同時に解決してくれるのが引き戸です。
安全性や使いやすさを重視するバリアフリーでは、トイレにも引き戸を使うことが増えました。
誰もが安全に使えるトイレにするためにも引き戸がオススメです。
 

□まとめ

 
このように引き戸には沢山のメリットがあります。
是非、新築やリフォームをお考えの際は引き戸をつくることを検討してみて下さい。

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