新築 可愛らしさと大人の落ち着きが共存する家
STORY
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セミオープンなオーダーキッチン
近年建てられる住宅においては、個室型よりもオープンな対面式キッチンが増えてきた。
限られた面積の中で動線が効率的であることに加え、フロア全体が見渡せることで、家族の気配を感じながら心おきなく家事に専念できる。
ただし、キッチンの様子が丸見えなので、食器の置き方などについてセンスが問われることも事実なのだ。
その点、この住まいではセミオープンにしているから、日常で醸し出される生活感をほどよく隠してくれる。これなら、いつ来客があっても慌てて片付ける必要がない。
また、領域がはっきり分けられているから、床を水仕事に便利な大理石貼りにすることができた。
これらは全て、こだわりのオーダーメイド。自由設計ならではの強みが十二分に発揮されている。 -
住まい手とまちに彩りを添える玄関ポーチ
住まいの住みやすさは、LDKや寝室も大事だが、むしろ水回りや収納といった脇役がどれだけ充実しているかによって決まると言っていい。
その点、この住まいはぬかりない。
たとえばキッチン。入口にある家事用の造り付けカウンターが帳簿づけに便利。そして北側にはキッチンと直結したパントリーが用意され、勝手口もついているので、買い物の帰りに食物を直接しまうことができる。
また玄関回りでは、玄関ホール脇のシューズクロークと一体のささやかなクローゼットにはさりげなく鏡が貼られ、お出かけ前の身だしなみに威力を発揮する。
そして何といっても素敵なのが、玄関ポーチだ。
軒を深く伸ばした土庇がかかっているから、雨天も傘の開け閉めを落ち着いてできるのがありがたい。
また、サンルーム同様、奥さまお得意のガーデニングが彩りを添えている。
その可愛らしい演出が、住まい手だけでなく道行く人の心まで明るくしてくれることだろう。