新築や引っ越しを考える際に、間取りや部屋のタイプを最初に気にかけますよね。
新しい生活の為に新居を考えている、子供が大きくなったので引っ越しをしたい、など色々あると思います。
今回は家族構成の中でも多い、4人家族に注目した間取りと部屋のタイプを紹介します。
□4人家族に必要な平均坪数とは
まずは、4人家族の住宅の広さはどれくらい必要なのでしょうか。
この広さだと、リビング、ダイニング、夫婦の部屋、子供部屋など最低限の部屋を設けられます。
住宅の広さなどでよく使われる坪の大きさですが、1坪の大きさは2畳です。
地域によって坪の大きさが変わることもありますが、大体畳2枚分が1坪に値すると考えましょう。
30~32坪となると、畳がおよそ60~64枚分になります。
このように考えると30~32坪というのは、子供の成長具合によってはちょうど良かったり、または窮屈だと思う方もいるでしょう。
□間取りを決める際のポイント
次に4人家族の間取りを決める際のポイントを紹介します。
夫婦でそれぞれの部屋が必要かどうか、まず最初に決めましょう。
2部屋必要な場合に1番多いのが、夫婦の寝室、と夫の書斎パターンです。
それぞれに部屋が必要な場合は、少なくとも2LDK以上の間取りが必要です。
夫婦間の個室や子供部屋が必要ない場合は、1LDKで足りることもあります。
この場合は、少し窮屈になりますがお子様が小さかったり、お金のことを考えるなら悪い選択ではないでしょう。
まずは、夫婦間でどれくらいのスペースや部屋数が必要なのかしっかり話し合いましょう。
子供部屋の間取りを考える際は以下の3つに気をつけて下さい。
一般的に子供部屋を用意するのは小学5~6年生です。
高校や大学を卒業して独り立ちをすることを考えると、約10年は子供部屋が必要ということです。
賃貸なら状況に応じて引っ越しができますが、住宅購入の場合はそうもいきません。
3LDKなど広めにして、子供が独り立ちした後に部屋があまってしまったということもあります。
同性の兄弟姉妹なら1部屋でも大丈夫ですが、異性同士となると2部屋にする必要があります。
同性同士なら独り立ちした時のことも考えて2LDKでも良いかもしれません。
子供達の年齢が6歳以上離れていれば、長男長女が自立して部屋が空くこともあるでしょう。
そうなれば、子供部屋が1つで足りるかもしれません。
子供の年齢差によっては、部屋数を減らすことができます。
子供部屋の間取りぎめは最も悩むポイントですが、子供の成長も考慮しながら決めましょう。
荷物の量や泊まりにくる来客が多いなら、その分のスペースと部屋が必要です。
両親や親戚などが泊まりにくることが多い家庭は、余分に部屋を設けましょう。
しかし、タワーマンションの場合は3LDKで探しましょう。
何故なら、有料のトランクルームやゲストルームなどがあるからです。
タワーマンションならこのようなサービスがある為、余分に部屋や収納スペースを考える必要はありません。
このように4人家族の間取りを考える時は、夫婦間の個室がいるかどうか、子供部屋をどうするか、荷物の量や来客を考えたスペース、の3つのポイントに気をつけましょう。
□4人家族様の戸建てのお勧めの間取りや部屋のタイプ
次に、4人家族にお勧めの戸建ての場合の間取りを紹介します。
リビング、ダイニングキッチン、洋室3つ、和室1つのパターンが1番多いです。
リビング、ダイニングキッチン、洋室3つ、または洋室2つに和室1つのパターンが多いです。
3LDKの場合でお子様がまだ小さい場合は、家族皆で同じ部屋に寝て、残った2部屋を子供部屋やフリースペースなどに使えます。
子供が成長したら、別々の個室が与えられるなどのアレンジも可能です。
4人家族と一括りにしても、子供の年齢や生活スタイルによってかなり間取りが変わってきます。
お子様が中学生や高校生など少し大きいようでしたら、夫婦間で相談するだけでなく、子供の意見を聞くことも大事です。
勉強に集中したいから自分の部屋が欲しい、年が離れているので下の子と同室でも構わないなど色々な予想外の意見が出てくるかもしれません。
□まとめ
家族の人数や子供の成長によって、必要になる間取りや部屋のタイプは大きく異なるでしょう。
自分達のライフスタイルにあった住みやすい環境造りの為にも、間取りや部屋のデザインに拘ることは大切です。
住む環境が快適であればあるほど、毎日もきっと明るくなります。