新築の外壁は何色にする?色選びのコツや色分けの事例をご紹介します!

投稿日:2023年05月02日

新築を建てることが決まっているのにも関わらず、準備が進んでいない方もいらっしゃることでしょう。

「おしゃれな家にしたいけれど、すぐに見た目が悪くなってしまうのではないか」と心配されている方もいるかもしれません。

しかし、できるかぎり老朽化を抑えながらおしゃれな家にすることは可能です。

今回は、外観がおしゃれになる色選びや色分けのコツをご紹介します。


□外観の色選びのコツ


外観の色選びには10個のコツがあります。


1.面積効果を意識する


面積効果とは色の錯覚のひとつです。

同じ色だったとしても、小さな面積で見たときと大きな面積で見たときで見え方が変わってしまうことがあります。


明るい色は、面積が大きければ大きいほど明るく見えます。

一方で暗い色は、面積が大きければ大きいほど暗く見えます。

外観を主に左右する外壁は、非常に面積が大きいため、サンプルカタログでみた色と実際に塗られたときに見える色が異なってしまうことが多くあるので、注意が必要です。


2.サッシ・ドア・屋根と外壁の相性を大切にする


外壁の色を考える際は、外壁のみに注目してしまう可能性が高いです。

特に屋根は面積が大きいため外観の印象を左右しやすいです。

デザインや質感、雰囲気などが全体的に合うように、外壁だけでなく外観全体を考慮することをおすすめします。


3.色見本やシミュレーションの通りにはいかない


先ほども述べたように、カタログの色と実際に塗られてから見る色は異なることが多いです。

そのため、色見本を太陽に当ててみたり、色見本を実際に外壁に当ててみたりすることが重要です。

色は当たる光によって異なります。

外壁は太陽の光に当たるため、実際に太陽に当ててみると色を把握しやすくなります。

色見本を外壁に当ててみるとサッシやドア、屋根との相性をみることが容易になります。


4.艶の加減を考える


艶の程度によっても外観の印象は大きく変わります。

塗料の艶の有無はメーカーによって決まっているため、事前に確認することができます。

晴れた日に明るい場所で確認すると、実際の施工に近い色を見ることが可能です。


5.写真がある場合は影の具合も確認する


したい外壁の色が決まれば、実際に施工したときの写真がないか確認することをおすすめします。

太陽が当たっている部分の色、影になっている部分の色を見ます。

しかし、天候によって色の見え方は変化するため、雨の日も晴の日もどちらも確認することで、どんな日にも適した色を選ぶことが可能になります。


6.軒天の色は薄くする


基本的に、軒天は外壁の色よりも薄くすることでバランスのとれた家が実現します。

白い色や薄い色を選ぶことで立体感を演出できます。


7.近隣とのバランスも考慮する


周囲の環境を確認し、建てる家を目立たせるのか、あるいは同調させるのかを考えます。

また、立地条件もみることで場所に調和した家にすることが可能になります。


8.景観ガイドラインに気を付ける


家を建てる場所によって、景観ガイドラインがある場合があります。

景観ガイドラインとは、街の景観を守るための建物の色の決まりです。

ガイドラインが存在するのかどうか確認する必要があります。


9.試験塗りをする


カタログで色を決めた後に、実際に少し塗ってみることができる場合があります。

1平方メートルほど塗ってみてから雨の日と晴れの日で確認してみると安心です。


10.汚れの目立たない色を選ぶ


汚れはカビやコケ、砂垢であると考えられるため、汚れの色は中間色のものが多いです。

汚れの色との差があまりない淡い色、落ち着いた色、薄い色を選ぶと綺麗な状態を保つことができます。

具体的には、グレーやアイボリー、ベージュです。


□おしゃれな家に大人気のツートンカラーとは?


おしゃれな家はツートンカラーにしていることが多いです。

ツートンカラーとは、1色塗りではなく、2色塗りをすることをいいます。

おすすめの組み合わせである5つをご紹介します。


1.ベージュ系とグレー系


この組み合わせは最も定番です。

一階をグレー系の色にすることで、落ち着いた建物に見せられます。


2.イエロー系とブラウン系


風水(金運向上)を意識した組み合わせです。

イエロー系ははっきりとした色にすることをおすすめします。


3.ホワイト系とピンク系


可愛い雰囲気の家に仕上がります。

外観から優しい印象を与えます。


4.ブルー系とホワイト系


北欧住宅のような家になり、さわやかな印象を与えます。


5.ピンク系とレッド系


これは同系色の組み合わせになります。

派手な印象を与える可能性があるため、近隣とのバランスを考える必要があります。


□ツートンカラーをご希望の方必見!人気の色分け事例3選


ツートンカラーの外壁は、色だけではなく塗り方によっても雰囲気は変わります。

ここでは塗り方を3つに分けてご紹介します。


1.上下で色を塗り分ける


上に薄い色、下に濃い色で塗ると、バランスのとれた家になります。

反対に、上に濃い色、下に薄い色を塗ると現代的なかっこいい雰囲気になります。


2.縦に色を塗り分ける


濃い色と薄い色を組み合わせるとかっこいい雰囲気になります。

一方で、淡い色同士を組み合わせれば優しい雰囲気になります。


3.凹凸部分で塗り分ける


色で分けることで凹凸がわかりにくくなり、綺麗なすっきりとした見た目に近づきます。

また、立体感が生まれるため広い家に見せられます。


□まとめ


家の外観を考えるとき、おしゃれを追求するのか、綺麗さのもちを優先するのかで悩む人は多いことでしょう。

しかし、色選びのコツに注意したりツートンカラーにしたりと工夫を凝らすことで、おしゃれにしたいという気持ちを叶えられるかもしれません。

外観に悩んでいる方はぜひ様々なことを検討してみてください。

ご閲覧ありがとうございます。
他にも面白い記事を用意しておりますので、是非御覧ください。

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