お子様のいる家庭では、住む環境が新しくなる時に1番に子どもの快適さを重視する人もいるでしょう。
今回は、そんな子供部屋について広さからデザインまで詳しくお話しします。
□最適な子供部屋の広さは何畳?
4.5~8畳の間の広さが子供部屋としてよく使われます。
6畳だとベッド、机、タンスや棚などの収納スペースもあり、快適に過ごせます。
4.5畳だと子供が幼い時は良いですが、大きくなると少し窮屈に感じるかもしれません。
子供部屋の広さを考える時は、子どもの将来を見据えた設計にしなくてはいけません。
土地が限られている場合は、最初に寝室やリビングの配置を考え、余ったスペースで子供部屋をどうするか決めましょう。
そう考えると、寝室やリビングのスペースを犠牲にしてまで子供部屋を広くする必要もありません。
4.5~6畳前後の最低限のスペースさえ確保できればは大丈夫です。
□子供部屋のお勧めレイアウトを紹介
次に広さ別に、お勧めの子供部屋のレイアウトを紹介します。
この広さがあれば、机、ベッド、小さな棚などの収納を含めて余裕があります。
・机 幅100~120cm × 奥行き50~70cm
・シングルベッド 幅100cm × 長さ200~210cm
・収納家具 幅60~90cm × 奥行き40~60cm
この広さなら、ベッド、机、複数の収納家具を置いても十分なスペースがあります。
教科書や参考書、部活用の道具、趣味の物などをおける収納スペースも確保できます。
子供が高校生や中学生になった時のことを考えるなら最適な広さです。
8畳なら、一般的なワンルームマンションによく見られる広さです。
机、ベッド、収納家具の他にも、テレビ、ミニ冷蔵庫、ミニソファなどを置いて優雅に過ごせます。
既に大学生や社会人で、親のいるリビングなどであまり過ごすことが無いのならこれぐらいの広さがあっても良いでしょう。
しかし、子供が自立したら大きな空き部屋が増えることになります。
子供が独立後も、趣味部屋や、又は夫婦で何か使うことがあるのなら、逆に8畳のスペースがあっても良いでしょう。
□子供部屋のお勧めのクローゼットを紹介
子供がまだ小さいのなら、片付けを覚える練習にもなります。
そこで収納として人気のあるクローゼットについてお話しします。
子供部屋といっても、寝かしつけるだけの部屋だったり、勉強や遊ぶことも含めた部屋であったりとそれぞれ違う目的があるでしょう。
それぞれの用途に合わせた収納スペースを作ることが大事です。
室内の空間を確保することができ、狭い間取りでも場所を取りません。
注意点としては、ベッドや机などの大きな家具を置く場合は、クローゼットの扉の開閉ができるような配置を考えなくてはなりません。
クローゼットのデザインは奥行きが浅めが良いなら、60cm。
奥行きを深くして、2本のパイプを通し、前後2列に服の収納を作ったとします。
大人でしたら、後ろのパイプまで手が届き服を選べますが、小さい子どもではそうはいきません。
収納が困難だと、ベッドの上や床に服を脱ぎっぱなしにすることも出てくるでしょう。
深めのクローゼットで取りやすさや見栄えを重視して、通すパイプを1本にするとスペースが余ってしまいます。
浅めのクローゼットなら、余すことなく面積を使いやすいのです。
奥行きの深いクローゼットなら、下側に衣装ケースを入れることもあるでしょう。
そこを浅めのクローゼットにすると簡単に引き出しを出し入れできます。
最近は、浅め用の収納ケースとして60cmの物も出てきたのでこれらを活用することをお勧めします。
奥行きの深いクローゼットより、浅いクローゼットのほうが比較的安いです。
意外かもしれませんが、奥行きを出す作業の方が大変なのです。
このように、浅めのクローゼットにすることで沢山のメリットが生まれます。
□まとめ
大切な子どもの為に快適な部屋を提供したいですよね。
その為には、広さ、インテリア、収納など色々な面で工夫する必要があります。
この記事で押さえた点を踏まえて、是非素敵な子供部屋を作って下さい。