地震に強い家の条件とは?

投稿日:2019年04月17日

どんなに理想とした住まいやデザインであっても、安心して長く住むことができなければ本当に「良い家」とは言えません。

地震が多く、軟弱地盤が日本の都市の多くを占める日本の住宅事情では、地震などの災害に強い家をつくることはとても重要な意味を持ちます。

安心・安全な家に不可欠な基礎知識についてしっかり知っておきましょう。

 

 

土地と地盤

 

地震に強い家づくりにはしっかりとした基礎や構造だけでなく、土地(地盤)も大切な要素です。例えば丈夫な擁壁があっても、もともとの地盤が緩ければ長雨による多量の水などにより土圧が高まり崩落が起きてしまうのです。軟弱地盤の上に立っているお宅が耐震等級3だったとしても建物としての信頼性はないに等しいです。

山林を開拓したり、沼や田んぼなどの農地に手をくわえることで、住宅地として立地可能な土地にすることを造成や整地と言います。

この造成や整地をしたばかりの土地は注意が必要です。新しく造成された土地はもとの地盤に土を盛る盛土(もりど)が混在している場合があります。

そのため、もとの地盤と新たに追加した盛土で地盤の固さに違いが生まれてしまいます。

その結果、土地の一部が沈んでしまう不同沈下が起きたり、地震時の揺れ方が異なるため、建物にひびがはいったり、建物が傾いてしまう恐れがあります。

また水辺に近い土地は泥や多量の水を含んでおり、地盤の強度が弱い軟弱地盤の危険性があります。

軟弱地盤では、振れ幅の大きな地震の揺れで建物が簡単に倒壊してしまいます。

地盤を改良する工事や固い地盤まで杭を打つことで建物を支える方法などで対策をとる必要があります。

残念ながら、土地を購入する前に「軟弱地盤であるかどうか」の地盤調査をすることはできません。

以下の項目に該当する土地は要注意です。

 ・造成してから10年満たない

 ・整地されてから5年満たない

 ・水辺に近い土地

 ・付近の道路に亀裂や陥没が目立つ

 ・付近の建物の外壁や塀に亀裂が入っている

上記のチェック項目を参考にしてみましょう。

該当する項目が複数ある場合は、面積や程度などによって異なってきますが、地盤改良費用を予算に加えておくようにしましょう。

 

 

 

住宅の耐震性

 

耐震等級は1~3の三段階で表示され、数字が大きい程、耐震性能が高いということになります。

 

● 耐震等級1・・・・建築基準法に定めるレベルと同等。

● 耐震等級2・・・・建築基準法に定めるレベル比較して、1.25倍の耐震性がある。

● 耐震等級3・・・・建築基準法に定めるレベル比較して、1.5倍の耐震性がある。

 

地震時に建物に必要な耐力(必要保有水平耐力や壁量)を1.25倍として、それを満たしている住宅が耐震等級2、建物に必要な耐力(必要保有水平耐力や壁量)を1.5倍として、それを満たしている住宅が耐震等級3となります。耐震等級1にするためには、2階建ての住宅の場合は別段、法律で定められた簡易な検討方法で検討すれば良いことになっている。一方で、耐震等級2や3の場合は、例え2階建てでも「構造計算」若しくは、簡易な検討以上の検討が必要になります。ですから耐震等級2以上にすることは、より計画の信頼度が上がると言う事になります。

 

まとめ

地震に強く、安心で安全な家は土地選びからはじまり、基礎や構造に至るまで多岐にわたります。

そのため、「ここだけできていればいい」というわけではなく、また家を建てた後からではなかなか変えることのできない家づくりの基盤となる部分です。

どのような間取りにするかとともに、建物の構造についてもしっかりと考えるようにしましょう。

 

ご不明な点などがございましたら、お気軽にご相談ください。

 

弊社では、自然素材と洗礼されたデザインでお客様の理想の住まいづくりをサポートします。小松市、能美市、加賀市で理想のお住まいを建てられる際は、ぜひ弊社をご利用ください。

 

電話&メール問い合わせ


 

 

2019年4月17日 投稿|     
ページトップへ