主婦必見!家事を楽にするための家事動線とは?

投稿日:2021年03月31日

「調理する」「洗濯する」「片づける」「掃除する」といった、家事に関わる家の中の動きを追った経路を「家事動線」といいます。

 

家事は、毎日の生活に欠かせないもの。家事動線を考えた効率の良い間取りにすることで、家事の負担が軽くなり、よりゆとりのある暮らしを実現しやすくなります。

 

「家事動線の良い家」とは、どんな家なのでしょうか。主婦の目線から、家事や育児が楽になる家づくりのポイントをお伝えしましょう。

 

 

主婦目線で見た家づくりの後悔するポイント

 

家事動線を良くするには、普段の家事でどんな動きをしているかを把握することが大切です。「料理をする」「洗濯をする・干す・しまう」「買い物から帰宅してから物をしまう」など一連の動作をシンプルにすることが効率の良い、つまり家事動線の良い間取りを実現するポイントとなります。

 

逆に、効率の悪い家事動線の家は無駄な動きが多くなるため、「家事をするだけで疲れる」「部屋が散乱しやすい」といったケースが起きやすくなります。たとえば、次のようなお悩みがある方は、家事動線の見直しが必要かもしれません。

 

キッチンの後悔ポイント

 

・キッチン内が外から見えないクローズドタイプにしたけど、配膳や後片付けに行ったり来たりして疲れる。

・玄関からキッチンまでが遠い。買い物帰りに、お米や調味料など重たいものを運ぶのが大変。

・洗濯機やバスルームへの動線が悪く、家事を同時進行できない。

 

洗濯に関する後悔ポイント

 

・1階の洗濯機から2階の物干し場まで、毎日階段を昇り降りするのが重労働。

・洗濯したら庭の物干しへすぐ行ける間取りにしたが、取り込んだ後のことを考えておらず、寝室や子ども部屋まで片付けに行くのが大変。

・洗面脱衣室が狭くて作業がしづらい。

 

片付け・掃除に関する後悔ポイント

 

・リビングを広く使おうと収納を設けなかった。すると、子どものおもちゃなどが散乱して片付けが大変。

・靴、ベビーカー、アウトドア用品など、玄関がいつも散乱している。

・掃除機の持ち運びが大変。コンセントの位置が悪く、プラグを何度も抜き差ししている。

 

 

主婦目線で子育てのしやすい家は家事動線のしっかりした家!

 

家事動線の良い家とは、家事の経路から無駄を省き、できるだけ短くした間取りの家のことをいいます。先ほど紹介したキッチン・洗濯・片付け・掃除の後悔ポイントも、家事動線の良い間取りにすることで解決できるでしょう。

 

たとえば料理の場合、「冷蔵庫から食材を取り出し調理する」「食器棚から皿を取り出し料理を盛り付ける」「料理を食卓に運ぶ」「食べ終わったら食器をシンクに運ぶ」という作業をコンパクトにできれば、食事の用意や片付けが楽になります。洗濯も同じく、「洗濯機から物干し場へ」「乾いた洗濯物を取り込んで、たたむ」「クローゼットに片付ける」という一連の経路を短くすることで、洗濯の負担を軽減できます。

 

普段の生活を考えると、料理しながら洗濯をしたり、掃除をしながら子どもの世話をしたりといったように、家事を同時進行している方も多いのではないでしょうか。キッチンと洗濯機を何度も往来し、洗濯物や掃除機を持って階段を昇降し…という行動を毎日繰り返していると、ただ家事をしているだけなのに疲れやストレスが溜まってしまいます。

 

このように、同時進行することが多い家庭であれば、キッチン、洗濯機、洗濯干し場といった家事のスペースを、できるだけ近くに配置することも家事動線を改善するポイント。移動距離を短くすることで効率良く、家事負担の少ない生活を実現できるようになります。

 

 

子育てにも適した家事動線のポイント

 

家事動線を重視した家づくりや間取りを考えるポイントは、普段の生活をイメージするところから始めます。家のなかでの行動を思い浮かべながら、どこに何があると便利になるかといった快適に過ごせる間取りを検討していきましょう。具体的には、次のようなところに着目すると家事が楽になりやすいです。

 

オープンスタイルのキッチンで家事負担を軽減

 

最近の家はLDKが一体で、対面式のオープンキッチンを採用される方が多いようです。子どもが小さいときは、キッチンで料理や洗い物をしながら様子を見られる安心感がありますし、家族が料理の配膳や後片付けを手伝ってくれるといった家事負担が楽になるメリットもあります。

 

家族がキッチンに出入りすることの多い家庭なら、アイランド型キッチンがおすすめ。二方向からキッチンのまわりを回遊できるような家事動線にすれば、スムーズに行き来できるので家事に支障をきたすこともないでしょう。

 

キッチン背後の冷蔵庫や収納の場所もポイントの一つです。料理の手順をイメージしながら、冷蔵庫や電子レンジ、収納などの配置を効率よく並べることで、使い勝手の良いキッチンスペースを実現しやすくなります。

 

水周りスペースは集約させる

 

料理の支度をしながら洗濯やお風呂の準備など、同時進行で家事をこなすライフスタイルの方には、水周り部分を集約させた間取りを検討しましょう。

 

キッチンから洗濯機、そこから洗濯物を干す場所へと一体につながった空間にすることで家事動線を短くでき、家事が重なる時間帯でも負担を最小限に抑えられます。

 

洗濯は同一フロアで完了する間取りに

 

「洗う」「干す」「たたむ」という洗濯の行動パターンを意識して、家事動線が最短になる間取りを考えましょう。特に洗濯物を干すときに、洗濯機と物干し場のフロアが違うと階段の上り下りが生じ負担を重くします。1階に洗濯機があるなら、物干し場も1階(庭など)に設けるなど、洗濯機から出したら、すぐに干せるような間取りを検討しましょう。

 

庭が狭いなど1階に干せない場合は、乾燥機付き浴室にして室内で干せる場所を設置するか、水周りを2階や3階に集約させるのも一手です。乾燥機付き浴室なら、洗濯物にほこりや花粉がつかないので、アレルギー持ちの方なら重宝するでしょう。

 

また、乾いた洗濯物をたたむ場所も、洗濯スペースに設置すると便利です。タオルや下着などをしまう収納も同じスペースに設ければ、部屋を行き来する負担も軽減できます。

 

収納は使いたい場所の近くに設置

 

収納は広さや数よりも、「使いたい場所で適切な広さ」を確保することが大切です。使ったら元の場所に戻すという動作のしやすい場所に収納があれば、家族全員が片付けるようになり、部屋が散乱することもなくなりますし、掃除も楽になります。

 

広い収納を設置したい方には、ファミリークロークがおすすめ。ただし、これも設置場所が重要なポイントになります。たとえば、玄関と洗面脱衣所のあいだにファミリークロークを設置すれば、汚れた衣類をすぐに洗濯機に入れられるので室内が汚れることも少なくなりますし、洗濯物が乾いたらその場でたたんで整理整頓できるので、家事負担を大きく減らせます。

 

回遊動線で各部屋の移動をスムーズに

 

回遊動線とは、家のなかを一回りできる動線のことです。どの部屋にいても二方向から目的の部屋に行けるので、通路がふさがっているときでもストレスフリーで移動できるといったメリットがあります。

 

回遊動線の家で便利になるのが、掃除です。行き止まりがなく一回りしながら隅々まで掃除ができますし、通路がふさがっていても別のルートで目的の部屋に行け、無駄な労力を使わずに済みます。

 

回遊動線は、家のなかで遊ぶ子どもにとっても好都合です。ぐるぐる回って遊ぶのが大好きな子どもでも、ぶつかってケガをする心配も少ないですし、のびのびと育つ環境も実現しやすくなります。

 

このほか、回遊動線を採用すると家全体に広がりを感じ圧迫感を抑える効果もありますし、万が一のときに避難ルートを確保しやすいといったメリットもあります。

 

カーポートや玄関からの動線にも工夫を

 

家族で買い物やドライブに出かけた帰りに、子どもが車中で眠ってしまい、カーポートからおんぶして玄関に向かう経験はありませんか?小さな子どもがいる家庭なら、カーポートから玄関へ、そして各部屋へのアプローチも、検討したいポイントです。この動線を短くすることで、子育てのストレス軽減にもつながります。

 

また、勝手口を設けたキッチンがカーポートのそばにあると、重たい買い物袋を持ち運ぶのにも便利。できれば、雨の日でも濡れずに移動できるよう屋根があると重宝するでしょう。

 

玄関は、できるだけ広めにとっておきましょう。玄関を広く設けると、小さな子どもをベビーカーに乗せるのに便利ですし、成長した子どもと一緒に靴を履けるので慌ただしい朝の時間もスムーズに外出できます。さらに親が高齢になれば、バリアフリー化できるスペースを確保できるといったメリットもあります。

 

コミュニケーションが取りやすい子ども部屋への動線

 

子ども部屋を2階に設置する場合、階段を玄関の目の前に設けると、家に帰ったらそのまま部屋に閉じこもってしまうことが考えられます。階段はリビングを通った先に設けるなど、子どもとコミュニケーションを取りやすい間取りを検討することも大切です。

 

なお、子ども部屋は将来を見越して有効活用できるよう考える必要があります。たとえば、子どもが小さいときは広々としたキッズスペースを設け、家族がもう一人増えたら間仕切りしてそれぞれの部屋ができるよう設計段階から検討しておきます。やがて独立したら、夫婦の趣味の部屋や客間として使うなど、デッドスペースとならないよう計画しながら家づくりを進めましょう。

 

 

まとめ

 

家事動線を見直すことで、生活にゆとりが生まれ、子育てにかける時間にも余裕が生まれます。子育ても家事もストレスフリーに過ごせる家をつくるには、「家事動線のよい家」を建てることが重要だといえるでしょう。

 

家事動線の良い家は、家族ごとのライフスタイルによって異なります。自分たちの暮らし方を見つめ直し、ライフスタイルにピッタリな快適な住まいを実現するためにも、完全自由設計の注文住宅でプランニングされることをおすすめします。

ご閲覧ありがとうございます。
他にも面白い記事を用意しておりますので、是非御覧ください。

← ブログTOPへ戻る
2021年3月31日 投稿|     
ページトップへ