投稿日:2018年10月19日
日本の住宅では、白い壁や白い天井など、ホワイトベースの内装が主流となっています。理由としては、住まいに明るさを求める日本人特有の気質にあるのかもしれません。白い色は光を最もよく反射し、少ない光の量でも部屋を明るく照らします。また、日本の住宅は欧米に比べると専有面積が狭いため、少しでも部屋を広く、開放的に見せたいという狙いから、膨張色である白が好まれる傾向にあります。
しかし、最近は色柄のハッキリした壁紙や塗装を施した物件も登場し、白以外のカラーも注目されています。色柄を空間に使うことで個性が生まれ、部屋のデザインやインテリアをもっと楽しむことができます。
海外インテリアは、壁紙クロスを含めたカラフルな内装が特徴的で、しかも、センスが良いんです!!
日本でも流行の兆しを見せる色のついた壁紙。
「壁に色をつけたいな~。」と思った時の参考に、色別にインテリア事例を紹介します。
壁紙張替えを検討するときに壁紙の種類が多すぎて見れば見るほど選びきれなくなりますよね。 まず壁紙を選ぶときに気をつけるポイントは壁紙の厚さです。 壁紙の張替えを行う際、古い壁紙を剥がすことで元の下地が荒れてしまいます。 もちろん新しい壁紙を張る前に下地調整は行いますが、薄い壁紙を使うと凹凸が目立ってしまいます。張替えをするときは3~5mmの壁紙がお勧めです。
次にポイントとなるのは色ですが、壁紙の色の基本は、床よりも薄い色。 床よりも濃い色の壁は圧迫感があり、疲れる空間になります。 どうしても濃い色の壁紙を使いたい場合は、一面だけ濃い色の壁紙にするとインパクトがありながらも圧迫感のない部屋にすることができます。
また、部屋ごとにバラバラのコンセプトにすると移動するたびに印象が変わり落ち着かなくなります。 一部屋だけ個性的なデザインの部屋を作るのも一つの方法ですが、まずは住まい全体のベースとなるイメージを決めておきましょう。 ナチュラルな感じ、ポップな感じなど方向性を決めてから壁紙を選ぶと失敗する確率がぐんと下がります。
白は最も部屋を広く見せ、黒は最も狭く見せる色。
これ以外の色を使う場合は、暖色系は「進出色」、寒色系は「後退色」と覚えておきましょう。
同じ壁でも、暖色の壁色は手前に迫って見え、寒色の壁色は後ろに下がって見えます。
つまり、狭い空間の場合は、暖色よりも寒色を選んだ方が、広く感じるということです。
これは、誰でも知ってる暖色と寒色ですね。
特に、この2つを選ぶ場合は、日当たりの良さとの関係を考える必要があります。
日当たりの悪い北向きの部屋にブルー系の壁紙を張ると寒々しい雰囲気になりますし、日当たりの良い南向きのリビングにはっきりとしたオレンジの壁紙を張ると、真夏に暑苦しく感じるかもしれません。
どうしても、これらの色を使いたい場合は、ラグやクッションに別の色を使って、暑さ、寒さを緩和するという方法もあります。
暖かさがあり、気力が回復する色です。部屋全体を赤色にすると活性化されすぎて気持ちが落ち着かなくなるため、太陽が当たらない北側の部屋にワンポイントで取り入れるのに適しています。
鎮静効果があり、肩の力を抜いてリラックスすることができます。 ストレスを緩和してくれる色で、寝室に使うことで快適に眠ることができるようになります。家具や床のいろの違いでも印象が変わりますね。
黄色はなんといっても元気になります。ポップでワクワクしてしまいます。黄色の壁紙、反対側は黄緑の壁紙、リビングのソファの背中側にレンガ調の壁紙と3種類の違う壁紙でコーディネートしたワンルーム。
このインテリア、最高にセンス抜群です。
空間を引き締めるグレーの使い方も上品です。
髪や肌を美しく保つ美容効果がある色です。 性格を穏やかにし、攻撃的な感情が減っていきます。 心と体をリラックスさせ、幸福感を感じる部屋になります。
いかがでしたでしょうか。
同じ色でも、面積が大きいほど、明るく鮮やかに、暗い色はより暗く感じられます。ドット、ストライプなどの柄物を小さなサンプルで確認する場合は、面積効果に注意しましょう。
可能であれば、カーテンや壁紙、床材はなるべく大きな見本で確認し、ショールームなどで原寸大を確認するようにしましょう。
ご閲覧ありがとうございます。
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