投稿日:2022年04月12日
今まで住んできた家の形はそのままで、一部分を改修するリフォームか、家そのものを建て直す建て替えか、どちらも一長一短なので迷いますよね。
そのような方に向けて、今回はリフォームか建て替えかを決める判断基準をご紹介します。
お悩みの方はぜひご活用ください。
メリットは以下の3つです。
・工期が短い
・住み慣れた愛着ある家のまま改修できる
・法の制限を受けない
それぞれを見ていきましょう。
まずは、工期が短いというメリットですが、リフォームだと建て替えと違って解体や地盤改良を必要としないので、かなりの期間を短縮できます。
また、その分費用もかからないでしょう。
しかし、リフォームであっても基礎部分以外の解体は必要です。
この作業が職人の手作業で行われる場合は費用がかかる可能性があるので、一度確認してみると良いでしょう。
工期が短いと、その間の仮住まいの費用を抑えられるのが嬉しいですね。
次に、住み慣れた愛着ある家のまま改修できるというメリットです。
どれだけ老朽化していたとしても、住んでいた家が跡形もなく変わってしまうのは寂しいですよね。
リフォームでは、まだ使えそうな部分は残しておきつつ、より住みやすくなるように改修できます。
面影は残したままで、新たに生まれ変わった我が家に住めるのはなんともロマンチックです。
そして、リフォームには法の制限を受けないというメリットがあります。
実は建て替えだと、昔とは異なる法制度により、今よりも家が小さくなったり、そもそも建て替えができなかったりする場合があります。
リフォームであればその心配がないので、安心して進められますね。
デメリットは以下の3つです。
・間取りの自由度が低い
・地盤改良ができない
・補修や修繕があれば費用がかさむ
順に見ていきましょう。
リフォームでは全体を解体するわけではないので、やはり間取りの自由度は低くなってしまいます。
壁や階段を解体しようと思っても、住宅の強度が足りず、不可能な場合もあります。
さらに、地盤改良ができないのも痛いですね。
地盤が緩んできているか心配だというのであれば、建て替えの方が良いでしょう。
また、耐震基準が現在の法規制に満たされていなかったり、シロアリ被害が出ていたりする場合は建て替えとさほど変わらない費用が必要になってくるかもしれません。
メリットは以下の2つです。
・理想の間取りに変更できる
・新築に住める
やはりピカピカの新築はワクワクしますよね。
建て替えであればご自身のこだわりやトレンドを容易に取り入れられるので、尚更楽しめるでしょう。
家族構成やライフスタイルに新たに合わせられるのも良いですね。
デメリットは以下の2つです。
・新築建築時と同様の手間が必要
・法の制限を受ける
建て替えとなると、打ち合わせや工事に時間がかかるので、計画から完成まで1年はかかるでしょう。
また、先ほども紹介したように、法の制限によってそもそも建て替えができない場合や、できても現在よりも狭くなってしまう可能性があるので注意する必要があります。
リフォームか建て替えかの判断基準は非常に難しいですよね。
その際は以下の4つのポイントを押さえて考えてみましょう。
1つ目は、築年数です。
一般的に20年を超えると、リフォームや建て替えの選択肢が頭に浮かぶようになりますが、実際の家に改修が必要な状況なのかは、家によって変わってきます。
悩む場合は、一度住宅診断士などの専門家に依頼して調べてもらうと良いでしょう。
診断費の相場はおよそ5万円から10万円です。
2つ目は、耐震基準です。
昭和56年よりも前に建てられた家は、そもそも現在の耐震基準を満たしていない場合がほとんどです。
その場合はリフォームだと大掛かりな工事が必要になるので、そもそも建て替えてしまうことをおすすめします。
また、今の家の耐震性に自信がないという場合も迷わず建て替えを検討して良いかもしれません。
3つ目は、費用です。
やはり大きな金額となってくるので、費用はなるべく抑えたいという方がほとんどなのではないでしょうか。
リフォームの方が少なくて済むことがほとんどですが、ランニングコストが高くなる可能性もあり得ます。
まずはリフォームと建て替えで、費用とランニングコストの比較をしてみるのが良いでしょう。
4つ目は、ライフスタイルです。
ライフスタイルが変化して二世帯同居をする場合や、バリアフリーを考える場合は建て替えを選んだほうが早く事を進められます。
最終的には、その家に住む家族全員が気持ちよく暮らせる選択をしましょう。
築50年の家であれば、基本的に建て替えがお得です。
しかし、あと30年も住まないというのであれば、リフォームでも良いかもしれません。
築50年の家は耐震基準が現在の方を満たしていないので、必ず大規模な工事が必要になる事を覚えておきましょう。
築40年の家であれば、建て替えがおすすめです。
あと40年も住まないのであれば、リフォームを検討しましょう。
築40年の家も築50年と同じく大規模な耐震工事が必要になります。
柱や構造体部分の老朽がそこまで進んでいないのであれば、リフォームの方がお得に済む可能性が高いです。
築30年の家であれば、リフォームがおすすめです。
ただし、これから50年以上住む予定であれば、建て替えても良いですね。
今回は、リフォームか建て替えかの判断基準をご紹介しました。
リフォームか建て替えかを考える上で大切なのは、家の老朽具合や築年数、これからどれくらい住みたいかという点です。
家族全員で慎重に決めて、快適な暮らしができるようにしましょう。
ご閲覧ありがとうございます。
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