リビングを快適に彩る!小上がり設置の魅力と実践ポイント

投稿日:2024年02月17日

リビング空間の快適性や機能性を重視するという方は多いのではないでしょうか。

そこで今回は、新しいインテリアアイデアとして小上がりの設置に焦点を当てて

紹介します。

日常のリビングをより機能的かつスタイリッシュに活用したいというニーズに応え、小上がり設置による空間利用のメリットや注意点、設置のポイントを分かりやすく解説します。

 

□リビングに小上がりを設置するメリットとは?

 

リビング空間に小上がりを設置すると、収納スペースが増加し、ソファ代わりの使用や寝室としての利用、掘りごたつの設置など、さまざまな機能性と利便性が得られます。

この記事では、これらの利点を解説します。

 

1:収納スペースの増加

小上がりは段差を利用して、大容量の収納スペースを作れます。

例えば、小上がりの下にシーズンオフの家電品やリビングで使う子どものおもちゃを収納できます。

引き出しや床面を扉にして出し入れを行う方法で、収納をスマートに活用しましょう。

 

2:ソファとしての使用

小上がりをリビングに設置すると、ソファのように座れます。

高さを35~40cmに設定し、座布団を利用すると快適な座り心地が得られます。

特に小さなお子さんやお年寄りは、小上がりを利用して容易に上り下りができるため、家族全員が使いやすい設計にすることが重要です。

 

3:布団を利用した寝室としての活用

畳の小上がりは、布団を敷くことで寝室やベッドのように利用できます。

親が泊りに来た場合や高齢者の寝室として活用する場合、布団の収納スペースを整えることで、日々の生活がより快適になりますよ。

 

4:掘りごたつとしての使用

小上がりの段差を利用することで、掘りごたつの設置も可能です。

掘りごたつは足を降ろして座れるので、長時間のくつろぎに最適です。

また、テーブルを外せばフラットなスペースにも変えられるため、多目的な使用が可能になります。

このように、小上がりを設置することでリビング空間の機能性と快適性が大幅に向上しますよ。

 

□リビング横の小上がり設置の注意点

 

リビングに小上がりを設置する際には、いくつかの注意点があります。

これらの点を理解し、適切に対処することで、快適で安全な空間が実現可能です。

 

1:段差による安全上のリスク

小上がりを設けることで段差が生じ、特に小さなお子さんや高齢者には転倒のリスクがあります。

段差に足をぶつけたり、転倒で怪我をしたりする可能性があるため、安全対策をしっかりと考えることが大切です。

 

2:掃除のしにくさ

小上がりの存在は、部屋の掃除を難しくすることがあります。

特にお掃除ロボットが使えなくなる、掃除のひと手間が増えるなど、バリアフリーに沿った設計とは言えなくなります。

掃除機を使う際には、小上がりに上げる必要があるため、日々の掃除方法を検討しましょう。

 

3:スペースの活用

小上がりの存在はリビング空間の使い勝手を左右します。

設置する場所や大きさによっては、部屋全体の雰囲気や機能性に影響を与えるため、リビングとのバランスを考慮して設計することが重要です。

 

□小上がり設置の実践ポイント

 

小上がりを設置する際の実践的なポイントを以下に記載します。

これらのポイントを押さえることで、機能的でありながらも、空間の美観を損なわない理想的な小上がりを実現できるでしょう。

 

1:小上がりの適切な広さ

一般的には3~6畳の範囲で作られることが多い小上がりですが、特に4.5畳の広さが最も人気があります。

広すぎず狭すぎず、リビング空間とのバランスを考慮しつつ、使用目的に応じた広さを選ぶことが重要です。

例えば、6畳の広めの小上がりは、独立した部屋としても使用できるように、間仕切りや引き戸を設置することが望ましいですよ。

 

2:段差の高さの決定

小上がりの段差の高さは、使用する人の動作や収納のことを考慮して、30~40cmが使いやすいとされています。

適切な高さを設定することで、安全性と利便性を確保できます。

40cm以上の高さを希望する場合は、階段を設置することを検討しましょう。

 

3:目隠しの有無

小上がりの役割によって、目隠しの有無を決定します。

リビングの延長として使用する場合は、目隠しを設けずに開放感を出すことが望ましいです。

対照的に、客間や寝室として使用する場合は、プライバシーを保つために目隠しを設置すると良いでしょう。

 

4:収納タイプの選択

小上がりの収納は、引き出しタイプや天面開口タイプの選択が可能です。

家具を設置する場合は、引き出しタイプが便利です。

反対に、何も置かない空間にする場合は天面開口タイプがおすすめです。

 

5:ユニットタイプの利点

手軽に小上がりを作るなら、置くだけで完成するユニットタイプがおすすめです。

特に賃貸住宅では、引っ越し時に原状回復が容易なため、ユニットタイプが適しています。

 

□まとめ

 

この記事では、リビングに小上がりを設置するメリット、注意点、および実践ポイントについて解説しました。

小上がりを設置することで、リビング空間は機能的かつスタイリッシュに変貌します。

収納スペースの増加や、ソファや寝室としての使用、掘りごたつの設置など、多様な機能性が増す一方で、安全上のリスクや掃除のしにくさといった注意点も存在します。

小上がりの設置にあたっては、適切な広さや高さの選定、目隠しの有無、収納タイプの選択など、具体的な実践ポイントを考慮することが重要です。

これらのポイントを踏まえ、家族全員が快適に過ごせるリビング空間を実現しましょう。

ご閲覧ありがとうございます。
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