新居のことを考える際に、リビングとダイニングをどうしようか悩む方もいらっしゃるでしょう。
家族が1番集まる場所だからこそこだわりたいですよね。
今回は、リビングとダイニングのそれぞれの役割と2つの空間を分けたほうがいい理由を説明します。
□リビングの役割とは?
リビングとは、簡単に言うと家族皆でくつろげる場所です。
多くの場合は、ソファや大型のテレビなどを置いて家族の団らんスペースにします。
リビングの役割は、家族とリラックスした時間を提供することと言えるでしょう。
忙しい日々から解放されるためにゆっくりと映画をみたりゲームをしたり、家族と会話できたりするのがリビングです。
子供が小さい場合は、遊び場として使うこともできます。
リビングでは休憩、リラックスすることが優先されます。
そのため、自分達のライフスタイルに合わせたリラックスのできる空間をデザインできると良いでしょう。
リビングで普段の疲れをリフレッシュし、家族と楽しい会話ができるよう、インテリアやその配置にこだわるのもいいですね。
家族皆の意見を聞いてデザインのアイディアを膨らませてみましょう。
□ダイニング(キッチン)の役割とは?
ダイニングの役割は、食事だけでなく家事や仕事などの作業を捗らせることです。
家族皆で楽しく食事を取ったり、家族の空気を感じながら仕事をしたりするなど日々の生活での欠かせない作業スペースがダイニングです。
ここでは、おしゃれなダイニングの活用事例を紹介します。
1つ目は、効率よく作業が進むダイニングルームです。
中古のマンションをリノベーションして、3部屋の区切りがあったものを全て取り外した事例です。
1つの大きな空間をつくることで、家事の効率化や作業ペースを短くすることができます。
デザインによっては、食事や作業スペースとしてだけでなく、空間を繋ぐ役目を果たすこともできます。
こちらの事例では、1つの大きな空間にあるリビングと畳の間に木材のダイニングテーブルを置くことで落ち着きのある区切りを作っています。
キッチンカウターの向きやテーブルの配置などを工夫して見える景色を変えるのもおすすめです。
屋内でもアウトドアな雰囲気を出したい、子供の遊び場が欲しいなどちょっとしたアクセントにテントを貼るのもおすすめです。
そこに、椅子などを並べてインテリアを楽しむのもいいでしょう。
ダイニング全体に統一感をだすことで落ち着いたくつろげる空間になります。
シンプルなデザインにしつつも栗色などであたたかみを演出するのも良いでしょう。
インテリアをシンプルで高級感のあるものにすると良いでしょう。
大人な雰囲気を楽しむことができるので、子供が成長した家族などにおすすめです。
ダイニングには主に食事や作業スペースとしての役割がありますが、デザイン次第で様々なことに使えます。
自分達のライフスタイルに合わせた居心地の良い家を作るためにもまずは色々と調べてみましょう。
□リビングとダイニングを分けるメリットを紹介!
リビングとダイニングの役割を説明したところで、この2つを分けるメリットを4つ紹介します。
調理や食事など家事の中心になりやすいダイニングをリビングとしっかり分けることで家事が捗ります。
家事に集中しやすいのはもちろん、家事をする空間とリラックスする空間を分けるので物が散らかりにくくなります。
また、必然的にダイニングとキッチンが近くなるので調理なども捗ります。
食事後の後片付けも簡単ですし、家族に家事を教える際も楽に指示を出せます。
2つ目は、食べ物の臭いや調理中の音がリビングに届きにくいことです。
キッチンから生じる生ゴミの臭いや食べ物の臭いがリビングに流れるのを防げます。
リビングがリラックスできる空間になるためにも、臭い対策はしたいものです。
ダイニングの奥にキッチンを設けてリビングとの距離を取りましょう。
テレビなどの娯楽と距離を置くことで、食事に集中し家族との会話を楽しめます。
テレビを消して、食事のときぐらい今日の出来事を家族と楽しく話しましょう。
毎日の夕飯を美味しくするためにもリビングと分けることをおすすめします。
4つ目は、リビングが寛げる場所になりやすいことです。
食事や作業する場所がリラックスする空間と同じだと、どうしても騒がしくなります。
映画に集中したい、家族との団らんを大切にしたい場合はリビングとダイニングを分けましょう。
□まとめ
リビングとダイニングは一緒に考えがちですが、その役割は少しずつ違います。
この2つを分けることには沢山のメリットがあります。