投稿日:2018年10月12日
あなたのキッチンは使いやすいですか?
これから新築・リフォームをお考えの方、キッチンの位置やレイアウトによって使い勝手は大きく変わります。キッチンが使いやすければお料理も楽しくなるし、家事も面倒じゃなくなります。
ここでキッチン選びに役立つレイアウトと選び方をご紹介します!
代表的なキッチンレイアウトとしては上記の6種類があります。それぞれのレイアウトにメリットとデメリットがありますので、それらを理解した上で、ご自宅にあったキッチンレイアウトの参考にしてみて下さい。
シンクと調理器、冷蔵庫を横一直線に並べたものがI型キッチンレイアウトで、最も一般的なレイアウトです。動線が長くなりがちなため、規模の大きなキッチンには向かず、コンパクトなキッチン向きです。キッチン幅が広い程移動距離が長くなり、作業効率が落ちて使いにくくなってしまうので、最大でも270cm程度にするのが良いでしょう。
最も多いタイプのレイアウトですが、最近のニーズに多い、家族のほうを向いて調理を行うことができない点がデメリットとなります。また、横一列に冷蔵庫が置けない場合は、冷蔵庫のレイアウトによっても使い勝手が変わってくるので注意が必要です。
I型キッチンの次に利用が多いのが、シンク、加熱機器、調理スペースがL字に並んだL型キッチンレイアウトです。L型キッチンは動線が三角になるため、キッチントライアングルを短く出来るという特徴があります。ただし、設置にはI型よりも広いスペースが必要になるため、スペースはLDKでも最低16畳以上にしたほうが良いでしょう。
デメリットとしては壁に向かって調理する場合が多いので、他の人とのコミュニケーションを図るには工夫が必要なのと、I型よりも場所を取る分、食器棚の設置スペースが確保しにくいという点があります。
他のキッチンと比べると独立した空間になりやすく、好みがわかれるキッチンです。動線が短く、作業効率が高いので専門家や料理好きには好まれます。
一方で設置するのにスペースが必要なのと、複数人で一緒に料理をするには不向きな面もあります。
シンクと調理スペースを分けて広く利用出来るキッチンになります。横の移動距離を少なくでき作業スペースを広く使えるうえ、「火まわり」「水回り」を分離することで、収納がしやすいのがメリットです。
一方で振り返って作業することが多くなります。そのためシンクの真後ろにコンロを持ってくると危険なので注意が必要です。
アイランド型キッチンは囲むように作業が出来るのが特徴です。家族や仲間で一緒に調理や片づけが出来るので、ホームパーティーなどがしやすいキッチンです。
一方でキレイなキッチンを保つには収納がカギになります。存在感があるので、すこしでも散らかると目立つため、来客の際は気を付けなければなりません。
ペニンシュラ型キッチンは、料理をしながらリビング・ダイニングにいる家族とコミュケーションできるのが特徴です。ダイニング側に椅子を設置してカウンターを設けることが出来、そこで軽食をとるといった使い方も可能なため人気のキッチンです。
このキッチンのデメリットは、煙や匂いなどの影響がリビング・ダイニングにも行きやすく、水はねや油はねの懸念もあることです。コンロの前に一部壁を造作したり、換気扇を付けることで改善することが必要です。
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