家の外観を考える際に、この機会にかっこいい外観にしたいという方は多いのではないでしょうか。
また、家づくりにおいて失敗は避けたいものですよね。
そこで今回は、かっこいい外観の家に共通する特徴と家の外観で失敗しないために押さえておくべきポイントをご紹介します。
最後には、おしゃれな家の外観事例について紹介するのでぜひ最後までご覧下さい。
□かっこいい外観の家に共通する特徴とは?
多くの人が「かっこいい」と感じる特徴があれば、自然に失敗しない家づくりができるでしょう。
ここでは、かっこいい外観の家に共通する特徴を4つ紹介します。
コンセプトを統一することで、洗練されたかっこいい家にできます。
ポイントは一部ではなくて、全ての場所のコンセプトを統一させることです。
それぞれの場所でコンセプトが違うと、おしゃれさが欠ける要因になります。
そのため、外観だけでなく、内観や住宅全体のイメージまでこだわり、コンセプトを統一させましょう。
2つ目は、見た目だけでなく機能性も高めることです。
かっこいい家は見た目だけでなく、暮らしやすい機能性も深く考えられています。
例として、採光や通風が確保された家は湿気を溜め込まずに家自体が長持ちします。
また、最短で設計された家事動線は最低限の労力で快適に過ごせるため、何十年も住みたい家になるでしょう。
そのため、機能性にもこだわることで家が古くなったとしても、かっこよさを維持できます。
素材を活かすことで、よりかっこいい印象の外観になります。
木材の温かみを取り入れることを目的として、部分的に羽目板を使うと柔らかい雰囲気を楽しめます。
また、羽目板をはじめとした自然素材は、経年変化によって味わいが増し、古くなっても違うかっこよさが出ることも大きな魅力です。
4つ目は、適切な位置に造作家具を配置することです。
適切な位置に造作家具があれば、室内の雰囲気を引き締めてかっこいい部屋を作ってくれます。
適切な位置とは、何も気にならず当然かのように収まりがいい位置にあることを指します。
建築家や設計事務所に依頼すれば、雰囲気に合うかっこいい造作家具を製作してくれるためおすすめです。
□家の外観で失敗しないために押さえておくべきポイントとは?
ここまでは、かっこいい外観の家に共通する特徴について紹介しました。
かっこよさを求めるあまり、基本的なことを忘れてしまっては本末転倒です。
そのためここでは、以下の2つの失敗しないために押さえておくべきポイントを紹介します。
*家の形、窓、外壁を組み合わせて考える
家の外観は、「家の形」、「窓」、「外壁」の3つの要素が組み合わされて出来上がります。
この組み合わせ方によって家の第一印象が決まります。
家の形と窓は間取りに左右されるので、外観だけにこだわっていると理想の間取りにならない可能性もあるので注意しましょう。
また、日当たりや風通し、家事動線なども考慮しながら、外観を考えることが大切です。
*外壁の色と素材を考える
外壁は好きな色にすればいい訳ではなく、周辺環境や地域の雰囲気に合わせたり、形を楽しんだりすることもあります。
外壁の色として、白やベージュ系が人気でしたが、最近はスタイリッシュな外観を好む方も多く、黒やグレーを選択する方も増えています。
また、素材には窯業系サイディングやガルバリウム鋼板(金属系サイディング)、モルタル、タイル、コンクリートなどがあります。
それぞれ特徴があるので、目的に合わせて家族のこだわりを表現しましょう。
□ おしゃれな家の外観事例を解説!
形状や素材、色の全てにこだわることで全体を引き締められます。
また、外壁を黒色にすればスタイリッシュな印象になり、より雰囲気が引き締まるでしょう。
フォルムはシンプルにデザインし、玄関を奥まらせれば格調高い雰囲気をプラスできます。
2つ目は、白い外壁と木の味わいが調和した家の外観です。
和モダンスタイルの外観になり、飽きのこないデザインとなるためおすすめです。
また、玄関が丸見えにならない格子のウッドフェンスを設ければ、全体のイメージともマッチするためより良い印象となるでしょう。
3つ目は、ガリバリウム鉄板とサイディングが調和した家の外観です。
ブラックのガリバリウム鉄板と木目調のサイディングであれば、美しく調和されて建築家らしい外観のデザインになります。
また、変形地であっても家の良さが出ますし、片流れの屋根でもかっこよくなるのでおすすめです。
◻まとめ
かっこいい外観の家にするためには共通する特徴を意識して外構づくりを進めることが非常に重要です。
また、共通する特徴だけでなく、基本的なポイントを押さえることで失敗しない家づくりができるでしょう。
当社では、外観のデザイン性のみならず住み心地や使い勝手を考慮し、店舗や住宅の設計を行っています。何かお困りのことがありましたらお気軽にご相談下さい。