家事動線とは?

投稿日:2018年07月24日

家事動線という言葉をご存知でしょうか?日常生活を送る上でリビングや浴室、キッチンなどの間を移動する線のことを「生活動線」と呼びますが、その中で特に家事に関わる動線を指す言葉です。例えば調理する、片づける、洗濯する、干す、掃除するといった家事を行うときの、人の動きを追ったものを「家事動線」と呼びます。家事動線を考えて配置することで、日々の家事の効率・体力的な負担が少なくて済むので、よりゆとりのある暮らしが期待できます。

 

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家事動線を良くするには、まずは動線を把握することが大切です。「洗濯をする・干す・しまう」「買い物をし帰宅してから物をしまう」「料理をする」など一連の動作をシンプルにすることが、効率の良い、つまり家事動線の良い間取りを実現する大切なポイントとなります。

キッチン→洗面室→リビング→キッチンとぐるぐる回れるようになっていること。部屋間の行き来をしやすくすることで、動線の距離は短くなります。

このように、家事動線が良い=家事にかける時間が短縮されるということです。

よく使く部屋には曲がらずに移動できるように、例えばスーパーなどで買い物をして帰宅した時にキッチンまでが遠いと、特に調味料のボトルやお米などがあると重くて大変ですよね。そんなお悩みがある方は駐車場からまっすぐパントリーを通ってキッチンに行ける間取りにすれば解決できます。

また洗濯は干して終わりではありません。洗って、干して、たたんで、しまう。中にはアイロンがけがひつようなものもありますね。洗濯室で洗濯して、干して、たたんで、しまえるスペースがあれば家事動線が一気に短縮できます。洗濯機周辺のスペースも狭かったり、ハンガーや洗濯バサミなどの小物を収納したり一時的に置いたりするスペースがないと作業効率が落ちます。

バルコニーで作業をしようとすると、小物一式を持ち出したり戻したりという手間が発生することも。洗濯物を取り出したら、その場で干せる作業場を確保することは、快適さや効率を考える上では大切なことの一つなのです。

理想は、洗う、干す、取り込む、たたんで、しまう、までが直線状に並んでいることですが、実現したくても床面積や予算上の都合というものがあります。その場合は洗う、干す、取り込むまでの3要素、それも難しいなら洗う、干すの2要素がまとまっていると、家事動線の短縮という観点からは望ましいです。

 

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家事動線を主眼に置いて間取りを見直すと、普段は意識しなかった日常生活が少し違って見えてきます。しかし家事動線を優先しすぎて、満足のいく間取りにならないようにご自身のライフプランと照らし合わせることも重要です。

ライフスタイルが人それぞれ違うように、暮らしに寄り添う住まいにおけるベストも人それぞれ違うものです。そのベスト探りながら間取りを選ぶ過程は自分自身を再発見することと似ているかもしれません。そんな風に選んだ間取りなら、納得の住まいになるはずです。







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