団体信用生命保険とは?

投稿日:2019年04月11日

 

私たちは念願のマイホームを購入するとき、ほとんどの場合、住宅ローンを借り入れます。その際に住宅ローンの借り入れの条件として加入することが多いのが団体信用生命保険です。

 

 

団体信用生命保険とは?

団体信用生命保険とは、住宅ローン専用の生命保険のことです。通称「団信(だんしん)」と呼ばれています。住宅ローンの契約者が返済中に亡くなってしまったり、高度障害状態になってしまったりしたときに、ローンの残額を肩代わりしてもらえる住宅ローン専用の保険のこと。ローン契約者に万が一のことが起こっても、残された家族が住宅ローンの返済で経済的に困らないようにするための生命保険の一種だと言えます。

「フラット35」など一部例外はあるとはいえ、団体信用生命保険への加入は住宅ローンの借り入れの条件になっていることが多く、住宅ローンの借り入れと同時に加入していることが一般的です。

 

 

 

 

団体信用生命保険の種類と保障内容

団体信用生命保険で代表的なものは、通常の団体信用生命保険、三大疾病保障付団体信用生命保険、八大疾病保障付団体信用生命保険などが挙げられます。

通常の団体信用生命保険は「ローン契約者が死亡もしくは高度障害状態のときに住宅ローンを肩代わりしてくれる保険」で、ほかの2つの保険は、そこに特約を付加することによって死亡や高度障害状態以外でも住宅ローンが免除になるタイプの保険だと言えます。

 

●通常の団体信用生命保険

通常の団体信用生命保険は、ローン契約者が「死亡・高度障害状態」になったときに残された住宅ローンが完済される仕組みです。基本的に死亡・高度障害状態に備える通常の団信保険は無料で、その場合は保険料として金利が上乗せされるようなことはありません。

 

●三大疾病特約付団体信用生命保険

三大疾病特約付団信信用生命保険は、ローン契約者が死亡・高度障害状態になったときに加えて、「三大疾病(がん、脳卒中、急性心筋梗塞)で所定の状態」になったときにも、残された住宅ローンが完済される仕組みです。なかには一定期間のうちは毎月住宅ローン分を負担し、それ以上症状が続いたときにはローンの残額を完済する、という保障が2段階になっているタイプも見られます。

金融機関によっても違いはありますが、金利の上乗せとしては、年0.25%程度のものが多いようです。注意したいのは、支払い条件の三大疾病それぞれで「所定の状態」が異なる点でしょう。商品によっても違いがあるので、その点はあらかじめしっかり確認しておきましょう。

 

●八大疾病特約付団体信用生命保険

八大疾病特約付団体信用生命保険は、ローン契約者が死亡・高度障害状態になったときに加えて、「八大疾病で所定の状態」になったときにも、残された住宅ローンが完済される仕組みです。「八大疾病」という病気の括りはあまり聞きなれないかもしれませんが、三大疾病(がん、脳卒中、急性心筋梗塞)と五疾患(糖尿病、高血圧性疾患、肝硬変、慢性膵炎、慢性腎臓病)を指しています。

金融機関によって異なるものの、金利の上乗せは年0.3%程度のようです。それぞれの疾病の「所定の状態」に関しては、商品や金融機関によって違いは見られるので、加入の際には保険金支払いの条件をきちんと確認しておきましょう。

 

 

団体信用生命保険の注意点

団体信用生命保険は、少し通常と違うところはあっても生命保険の一種ですから、契約する際には健康告知が必要になります。

健康告知とは、生命保険への加入を希望する方が、保険会社に自分の健康状態をあらかじめ申告することです。生命保険会社は、その健康告知をもとに「このお客様を保険に加入させて良いかどうか?」を判断します。

基本的に団体信用生命保険の健康告知は、通常の生命保険よりも告知項目が少なく、比較的に加入しやすいと言えるでしょう。しかしながら、病気の種類や症状、経過によっては、持病や既往症を持たれている方が団信に加入できないケースも見られます。

また民間の住宅ローンの場合、保険料が住宅ローン金利に含まれていることがほとんどです。

そのため、住宅ローンを利用する方は生命保険に加入していることをあまり意識していない方も多くいらっしゃると思います。すでに生命保険に加入している方で、その保険に住宅資金の保障額も含まれているなら、保障が重複していることになります。ですので、住宅ローンで団信を利用する際には、加入している保険の見直しをすることをお勧めします。

 

 

まとめ

団信に加入するということは、新しく生命保険が増えるということになります。

すでに生命保険に加入しているという人は保障が重複してしまうこともあります。今までの保障額に住宅費分が含まれているなら、保険の見直しをお勧めします。

注意点としては、住宅ローンがなくなっても固定資産税や管理費、修繕積立金、メンテナンス費用はその後も必要になるということです。家族の生涯の生活費も含め、どのくらいの保障が必要か試算してみましょう。

 

 

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2019年4月11日 投稿|     
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