二階の部屋の間取り成功ポイント!間取り決定までの道のりを公開

投稿日:2024年09月06日

注文住宅で二階建ての家を建てる際、間取りを考えるのはワクワクする一方で、悩ましいものです。

特に二階は、一階と比べて自由度が高く、様々な可能性を秘めている反面、日当たりや騒音など、考慮すべき要素も多く、失敗すると後悔する可能性も。

この記事では、二階部屋の間取りを成功させるためのポイントを解説していきます。

日当たり、騒音対策、生活動線など、重要な要素を具体的に紹介し、皆様の二階の間取り検討をサポートします。

□二階部屋間取りの成功ポイント!

二階の間取りを考える上で、最も重要なのは、日当たり、騒音対策、生活動線、そして収納スペースの確保です。

これらの要素をバランス良く考慮することで、快適で住み心地の良い空間を実現できます。

1:日当たり

二階は一階に比べて日当たりが良いことが多いですが、部屋の向きや周辺環境によっては、思ったように陽光が差し込まない場合もあります。

特に、北側の部屋は日当たりが悪くなりがちなので、工夫が必要です。

・南向きにリビングや寝室を配置する

南向きは、一日を通して太陽光が当たるため、明るく暖かい空間になります。

リビングや寝室など、人が長時間過ごす部屋を南向きに配置することで、快適な生活を送ることができます。

・窓の大きさや位置を調整する

窓の大きさや位置を調整することで、日当たりの状況を大きく変えられます。

南側に大きな窓を設けることで、より多くの光を取り込むことができます。

また、窓の向きを工夫することで、午前中や午後など、特定の時間帯に光を最大限に浴びることができます。

・吹き抜けやトップライトを採用する

吹き抜けやトップライトは、天井から光を取り込むことができるため、部屋全体を明るくすることができます。

特に、日当たりの悪い部屋に効果的です。

2:騒音対策

二階は一階に比べて、外部からの騒音の影響を受けやすいです。

特に、道路に面している部屋や、隣家との距離が近い場合は、騒音対策が重要になります。

・防音窓を設置する

防音窓は、通常の窓に比べて遮音性能が高く、外部からの騒音を効果的にカットします。

特に、道路に面した部屋や、騒音源に近い部屋には、防音窓の設置をおすすめします。

・壁や天井に断熱材を施工する

壁や天井に断熱材を施工することで、外部からの音の伝達を抑えることができます。

断熱材の種類や厚みによって、遮音性能が異なります。

・床材に防音効果のある素材を選ぶ

床材に防音効果のある素材を選ぶことで、足音や家具の移動音などを軽減することができます。

例えば、フローリングよりもクッション性のあるカーペットやタイルカーペットなどがおすすめです。

3:生活動線

生活動線とは、人が部屋の中を移動する際の経路のことです。

生活動線をスムーズにすることで、家事や生活が効率的に行えます。

・キッチンとダイニングを近くに配置する

キッチンとダイニングを近くに配置することで、食事の準備や片付けがスムーズに行えます。

また、家族団らんの場としても最適です。

・寝室と浴室を近くに配置する

寝室と浴室を近くに配置することで、朝の身支度や夜の入浴がスムーズに行えます。

特に、高齢者や小さなお子様がいる家庭では、生活動線の効率化が重要になります。

・収納スペースを適切な場所に配置する

収納スペースを適切な場所に配置することで、物の整理整頓がしやすいだけでなく、部屋の見た目もスッキリとします。

収納スペースの配置は、生活動線と密接に関係しています。

4:収納スペースの確保

二階は、一階に比べて収納スペースが不足しがちな傾向があります。

特に、子供部屋や寝室など、たくさんの物を収納する必要がある部屋では、収納スペースの確保が重要になります。

・クローゼットや収納棚を設ける

クローゼットや収納棚を設けることで、洋服や小物などを整理して収納することができます。

収納スペースの大きさは、部屋の用途や収納する物の量に合わせて決める必要があります。

・ロフトや小屋裏収納を活用する

ロフトや小屋裏収納は、天井裏の空間を活用した収納スペースです。

季節物やあまり使わない物を収納するのに最適です。

・壁面収納を取り入れる

壁面収納は、壁を利用した収納スペースです。

リビングや書斎など、スッキリと見せたい部屋におすすめです。

□二階部屋間取りの失敗談

1:日当たりを重視しすぎた失敗

二階の間取りを考える際、日当たりを最優先にして、全ての部屋を南向きに配置してしまうことがあります。

結果として、収納スペースが不足し、部屋が狭く感じるようになってしまうことがあります。

2:音の問題

二階に寝室を配置したのですが、リビングや子供部屋からの音が気になることがあります。

特に、子供が走り回ったり、大きな声で話したりすると、寝室まで音が響いてしまい、睡眠に影響が出てしまいかねません。

3:生活動線の不便さ

キッチンとダイニングが離れていると、食事の準備や片付けが大変になってしまいます。

また、寝室と浴室が離れているため、朝の身支度や夜の入浴がスムーズに行えず、ストレスを感じることがあります。

□二階部屋の間取りを考える上での重要ポイント

二階の間取りを考える上で、最も重要なのは、一階との関連性を考慮することです。

一階と二階の柱や壁の位置、家電製品や子供の音などの影響を考慮することで、より快適な住空間を実現できます。

1:柱と壁の位置を合わせる

一階と二階の柱と壁の位置を合わせることで、家の強度を高めることができます。

また、柱や壁の位置を合わせることで、二階の間取りの自由度が制限される場合もありますが、安全性を確保するためには、重要なポイントです。

2:家電製品や子供の音の影響

リビングの上に子供部屋を配置した場合、子供が遊ぶ音や泣き声が寝室に響く可能性があります。

また、キッチンや浴室の上の部屋は、家電製品の音が気になる場合があります。

これらの要素を考慮して、部屋の配置を決める必要があります。

3:一階とのつながりを意識する

二階は一階と独立した空間になりがちですが、家族間のコミュニケーションを円滑にするためには、一階とのつながりを意識することが重要です。

例えば、リビングやダイニングを吹き抜けにすることで、一階と二階を繋げることができます。

□まとめ

二階部屋の間取りは、日当たり、騒音対策、生活動線、収納スペースなど、様々な要素を考慮する必要があります。

また、一階との関連性も重要なポイントです。

これらの要素をバランス良く考慮することで、快適で住み心地の良い二階の間取りを実現できます。

この記事が、皆様の二階間取り検討の参考になれば幸いです。

ご閲覧ありがとうございます。
他にも面白い記事を用意しておりますので、是非御覧ください。

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